ロレンス編集部
トランポにバイクを積む時の必需品「ラダーレール」では世界最強かも
ロードレースやモトクロスを楽しんでいる方には、バイクを運ぶトランスポーターは必需品ですが、そのトランポにバイクを積むためのラダーレールも欠かすことができないツールです。様々なタイプがありますが、この「SHARK KAGE」のラダーレールは世界最強かもしれません。アメリカンサイズのピックアップトラックと較べてもこの大きさ。一般的なラダーレールの3倍ほどの横幅がありますね。
トラックのあおりに固定すると豪快なベッド・エキスパンダーになります。
こちらはトラックのベッドに置いてカーゴスペースとして利用する例です。
トラックのベッドを覆う強靭なトノカバーとしても便利です。
サーキットやモトクロス...
ロレンス編集部
青木ノブアツ選手の繊細なアクセル&ブレーキングテクを盗め!
元MotoGPライダー・青木ノブアツ選手がGSX-R1000に乗って筑波サーキットでのアクセルワークとブレーキングをご自身のTouTubeで公開されています。これはサーキット走行をされる方のみならず、スポーツライディングがお好きな全ての方にとっても参考になりますね。
● 青木ノブアツ 筑波サーキット GSX-R1000 ブレーキング&アクセル操作
全ての操作は丁寧に確実に。裏ストレートの終わりはカメラに掛かる風圧をいたわって早めのアクセルオフ。本来は全開からのブレーキングです。次回の筑波サーキット走行会までイメトレして下さい!
東京の桜も開花宣言がされて、これから本格的なバイクシー...
ロレンス編集部
1987年型ヤマハTZ250をサクサク組み立てる
みなさんはモーターサイクルのエンジンを分解整備したことがあるでしょうか? ある人にも、ない人にも、分解整備を疑似体験して楽しめるムービーを紹介します。早回しなど編集しているので、サクサク組み立てられているように見えて、気分が良いです(笑)。
linus
題材は1987年型のヤマハTZ250。水冷2ストローク並列2気筒エンジンを搭載する、市販ロードレーサーの傑作シリーズです。この年式が前方排気型の最終で、この翌年のモデルから後方排気型にモデルチェンジされました。
続きもあるでよ?
この動画、じつはシリーズ物になっておりまして、この後「エンジン搭載・試運転編」、「ダイノテスト編」、そして「...
ロレンス編集部
英国の耐久レース、スラクストン500マイル
量産車ベースの耐久レースは、欧州を中心に人気があるイベントです。2015年度の世界耐久選手権は、フランスのルマンとボルドール、日本の鈴鹿、そしてドイツのオッシャースレーベンの4戦ですが鈴鹿の8時間耐久を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
スラクストン耐久は1955年からスタート
世界耐久選手権の前身は、欧州FIMエンデュランスカップですが、初成立した1960年のコースはフランスのボルドール、スペインのモンジュイ、ベルギーのヴァルサージュ、そして英国のスラクストンでした。
アンドーバーのスラクストン飛行場を利用した2.76マイル(4.44km)のコースで行われたスラクストン50...
ロレンス編集部
デイトナB.O.T.T.でドゥカティとの激戦を制するハーレー「ルシファーズ・ハンマー」
レーシングイメージがあまりないハーレーダビッドソンですが、かつては世界のレーシングシーンで活躍していた時代もあったのです。そんなハーレーは日本車の高性能化にともないしだいにレースシーンから遠ざかって行くことになりますが、1980年代は2気筒のエンジンのみで競うアメリカの「バトル・オブ・ザ・ツイン(B.O.T.T)」というレースで人気を誇ることになります。
● Battle of the Twins - Daytona 1985 - Harley Davidson vs Ducati
1985年のデイトナでのマルコ・ルッキネリとの激闘
1985年にデイトナ・インターナショナル・レースウェ...
ロレンス編集部
1989年TT・・・マン島TT今昔物語 #6
みなさんはTTの「ハットトリッククラブ」という言葉を聞いたことがありますか? フットボールやホッケーでは1試合で3つのゴールを決めるとハットトリックと言いますが、TTの場合は1回の大会で3つのクラスで優勝することを、ハットトリックと表現します。ハットトリッククラブという団体があるわけではありません。1つ勝つだけでも大変なTTを、TTウィークの内で3勝してしまうグレートなライダーを讃え、「◯◯選手はTTエリート、ハットトリッククラブの一員となった!」と記述したりするわけです。"ビートルズ"の名曲「Eight days a week」をもじって、「Three wins a week」という表...
ロレンス編集部
1911年TT・・・マン島TT今昔物語 #5
昔のバイクには、ギアボックスもクラッチもなかった!?
1907年に始まったマン島TTですが、当初から今日使われているマウンテンコースが使用されていたわけではありません。20世紀初頭のモーターサイクルはギアボックス(変速機)もなければクラッチもナシ。後輪の駆動は革ベルトが当たり前でした。下の白黒写真は第1回TTの単気筒クラスに優勝したマチレスに乗るチャーリー・コリアーです。
出典:
黎明期のTTマシン
そしてこちらの白黒写真は、同じく第1回TTの2気筒クラス勝者のレム・ファウラーのノートン(仏プジョーエンジン)です。今のモーターサイクルを見慣れた人には、自転車にエンジンを載せただけの乗り物...
ロレンス編集部
1939年TT・・・マン島TT今昔物語 #4
2014年のマン島TTは、マイケル・ダンロップがドイツのBMW久々のセニアクラス勝利・・・しかもスーパーストック、スーパーバイク、そしてセニアの合計3勝をBMWにプレゼントしたことが大いに話題となりました(車両はBMW S1000RR)。ではその前のセニアクラスのBMWの勝利はいつだったのかというと、なんと3/4世紀前・・・第二次世界大戦前の1939年のことでした。
プロパガンダとしてのモータースポーツ参戦
出典:
1939年9月のナチスドイツによるポーランド侵攻で、欧州は第二次世界大戦の泥沼にはまり込むことになるわけですが、その直前に開催されたマン島TTはそんな時代背景もあって非常に政...