ロレンス編集部
大阪に行ったらマン島気分に浸りませんか。
大阪の千里中央駅からすぐのところに、マンクス・カフェ・ポートダグラスがあります。今回はこのお店の誕生の裏側に触れつつ、ご紹介を。ちなみにマンクスとは"マン島の"という意味。ポートダグラスはマン島の首都、ダグラスにある港のこと。イギリス本土からフェリーが着く港のことです。
マン島が大好き
この店を開いた谷川さんは、もともとマン島TTが大好きなドゥカティ・ポールスマート乗り。マン島TTが好きっていうか、マニアって言えるほどのファンだったんですね。で、その彼が出会った日本人ライダーが松下ヨシナリ。松下は2009年にマン島TTに初参戦、大きなケガを負って帰国しましたが、その彼がまたマン島TTに出...
ロレンス編集部
今年のマン島TTを、カワサキH2Rが走る!?
英国が誇る一流紙MCNの報道によると、ナント今年のマン島TTコースにて、カワサキの超弩級スポーツモデル「H2R」が走るそうです。
起用されるライダーは、世界スーパーバイク選手権やBSBで長年活躍する英国の大ベテラン、クリス・ウォーカー。気になる参戦クラスは・・・残念?ながら、今回の走行はパレードラップとのことです。しかし、騒音規制が英国本土より緩いTTコースですから、H2Rのモノスゴいエキゾーストノートを大音量で鑑賞できる、とっておきの機会に違いはありません。
過給器のアシストにより、329馬力もの大出力を発揮するH2Rが、公道のTTコースでどのような走りをするのか・・・楽しみですね。
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ロレンス編集部
女性初のTT完走者! ベリル・スゥエイン
今では多くの女性がモータースポーツの分野でご活躍してますが、昔・・・1960年代は完全に「男だけの世界」というカンジでした。言うまでもなく、モータースポーツには危険が伴います。そんなワイルドな世界に女の人が挑むのは・・・。女性の社会進出がまだ発展途上だった時代に、そんな「空気」が一般的だったのは容易に想像がつきます。
1962年のマン島TTは、新たに50ccクラスがスタートしました。戦後、小型車の高性能化、そしてモペッドの世界市場での人気のたかまりにより、この最小のロードレースクラスが創設されたわけです。
初年度の世界ロードレースGP50ccクラスを制したのは日本のスズキでしたが、今も昔...
ロレンス編集部
1950年TT・・・マン島TT今昔物語 #8(最終回)
だいぶ間があいてしまいましたが、シリーズ・マン島TT今昔物語の最終回をお送りします。
1世紀以上の歴史を持つマン島TTですが、1950年のTTは数あるマン島TTのトピックのなかでも、ひときわ大きなセンセーションを生み出した大会だと思います。第2次大戦前の1930年代、無敵艦隊という異名を授かるほどマン島TTで強さを発揮したノートン単気筒が、再びその速さを世界に誇示したのが1950年のTTでした。
第2次世界大戦が勃発する前の時代・・・1930年代末のロードレースGPは、1939年TTで優勝したBMWコンプレッサーのように、過給機(スーパーチャージャー)付きのマルチシリンダーが強さを発揮し...
ロレンス編集部
マン島最速の女、ジェニー!
例年6月に開催されるマン島TTではさまざまな記録が取り沙汰されますが、そのなかには女性のラップレコード記録というものもあります。そして現在のレコードホルダーなのが、ジェニー・ティンマウスです。2011年からBSB(英国スーパーバイク選手権)初の女性ライダーとして参戦していることも、熱心なロードレースファンならご存知かもしれませんね。
彼女がマン島TTに参加したのは2009年と2010年の2回だけですが、いずれの参戦でも女性のラップレコードを更新しています。2年目の2010年にホンダCBR1000RRに乗って記録した119.945mph(約193km/h)が、今も最高記録として残っています...
ロレンス編集部
古いトライアルバイクが、今新しい!?
マン島というと、みなさんが真っ先にイメージするのは島内の公道を周回するTT(ツーリストトロフィー)だと思います。しかし、マン島TTやマンクスGPの期間中は、メインイベントのロードレース以外にも面白いイベントがいろいろ開催されています。
こちらの動画は、「2デイズトライアル」の模様を映したものです。トライアルといっても、2m越えのステアケースも、土管越えも、前後タイヤ30cmの踏場というシチュエーションはありません。自然の地形をトコトコと走る・・・そんな感じのコース設定です。
「これならトライアル未経験者の自分でも楽しめそう・・・」という雰囲気が魅力的です。競技自体も興味がわきますが、個...
ロレンス編集部
1989年TT・・・マン島TT今昔物語 #6
みなさんはTTの「ハットトリッククラブ」という言葉を聞いたことがありますか? フットボールやホッケーでは1試合で3つのゴールを決めるとハットトリックと言いますが、TTの場合は1回の大会で3つのクラスで優勝することを、ハットトリックと表現します。ハットトリッククラブという団体があるわけではありません。1つ勝つだけでも大変なTTを、TTウィークの内で3勝してしまうグレートなライダーを讃え、「◯◯選手はTTエリート、ハットトリッククラブの一員となった!」と記述したりするわけです。"ビートルズ"の名曲「Eight days a week」をもじって、「Three wins a week」という表...
ロレンス編集部
マン島今昔物語(番外編) 記録王ジミー・シンプソン
"オーバー・ザ・トン"=平均時速100マイル超えに関連したマン島TTコースレコードのあゆみについては、マン島今昔物語 #3でご説明しましたが、第二次世界大戦前の時代の速度記録更新に関して、最も貢献したひとりの英国人ライダーがいました。男の名はジミー・シンプソン。彼は1922年から1934年までのキャリアの間、5度もTTのコース記録を更新。平均時速60マイル、70マイル、そして80マイルの壁は、すべてシンプソンが初めて打ち破ったのです。
ザ・レコード・ブレーカー
出典:
1922年は英スコットに乗りプライベーターとして初めてTTに参戦。翌1923年から1928年までの間は英AJSのワークス...
ロレンス編集部
THE - ROAD - WARRIORS -最近のマン島(勝手に)シリーズ
こっちの動画もやばいです。
よく見てるとところどころでクラッシュしているような・・・・(怖)
でも、誰も物怖じせずにぶっ飛ばしています。
10台以上のバイクが密集するシーンなんて、のけぞりそうなくらいおっかないです。
くれぐれも真似をしないよう気をつけましょうね。超人たちの超絶技を堪能するにとどめましょう!
(追記)
「こちらはマン島でもTTではなくて、「Southern 100」ですね。キャッスルタウンを起点に周回するレースです。TTのように1~2台毎スタートするタイムトライアルではなく、同時スタートという恐ろしい(笑)競技方式です。
「ROAD」に出てくる北アイルランドの「ノースウェ...