ロレンス編集部
世界への旅に出たくなる! CRF250RALLYに乗ってきました
CRF250RALLYに試乗してきました。本誌riderにも掲載しますが、次号は3月28日発売と随分先なので、とりあえず速報を。バイクに興味がないって人にもぜひ読んで欲しい、素晴らしい旅のツールと言えるバイクに仕上がっていました。
唯一無二のバイク
CRF250RALLYのPL(開発責任者)であり、オフロード仲間(と勝手に思っている)杉山さんにも言ったんですが、最初の試乗時には悪いところは一切見当たりませんでした。完璧です。
CRF250RALLYは、従来からあるCRF250Lをベースに、ダカールラリーに参戦するCRF450RALLYレプリカのエクステリアを装着し、タンク容量を10ℓと増...
ロレンス編集部
SOK速報(SPIRITS OF KAZAMA) DAKAR 1 : 伝説の冒険家親子、いよいよ2017ダカールへ
風間深志を知っていますか
日本を代表する冒険家の1人である風間深志。もともと雑誌オートバイの編集部員だった彼は、モーターマガジン社を退社した後の1980年にバイクでキリマンジャロに登攀。1982年には日本人として初めて、第4回パリダカールラリーに参戦、クラス6位、2輪総合18位で完走。
以降、やはり日本人として初めてBAJA1000に参戦。また1984、5年にはエベレストにバイクで登攀するチャレンジを行いバイクでの高度6005mという記録を樹立。
さらに、1987年にはバイクでの北極点到達を果たし、1992年にはバイクでの南極点への到達も果たしています。
以下の番組の8:00くらいから彼...
ロレンス編集部
ワインディングでのスポーツライディングも楽しい[ムルティストラーダ1200 インプレッションその2]
バイクの理想的なカタチとはどのようなものだろう。
もちろん乗る人の用途や好みによって、様々な理想があるのだと思う。私はムルティストラーダのようなアドベンチャーモデルは、ある用途を追求して進化しているという意味で、理想型のひとつに入れてもいいと思っている。
アドベンチャーモデルはそもそも、1978年に始まったアフリカの広大なサハラ砂漠を縦断する、壮大な冒険レースである、パリダカールラリーに出場するために開発された、レーシングマシンをルーツにもつ。オフロードバイクのようなライディングポジションに、ライダーの身体を守るウインドプロテクション、大容量のガソリンタンクといった特徴は、過酷なサハラ砂...
ロレンス編集部
現代のアドベンチャーに地球がちょっと小さくなった気がした[ムルティストラーダ1200 インプレッションその1]
もう、今どきのアドベンチャーのスゴさにはタマげましたよ。
これまで私はロレンスで、アドベンチャーモデルをたびたび取り上げてきたが、中でもオンロード寄りに設計された車種は、スーパーアドベンチャーとよんで特に注目してきた。そしてようやくその代表モデルといえる「ドゥカティ ムルティストラーダ1200」に乗る機会をえた。
過去にアドベンチャーは、古いBMW R100GS パリダカールに乗っていたし、ドゥカティは2000年頃のSS900に乗っていたことがある。乱暴に考えると、この2台を足したり掛けたりしたようなものかな、とも思えるのだが、当然のことながらそんな次元の話ではないのだ。
まるで地上に舞...