ロレンス編集部
摩訶不思議なモーターサイクル、メゴラ
ふたつのタイヤの間に動力・・・それがモーターサイクルの一般的な構造として周知されておりますが、世の中にはそうでないモデルも色々あったりします。1921年から1925年に製造されたドイツのメゴラは、そんなユニークなモーターサイクルの最右翼と呼べる存在でしょう。
52x60mmのディメンションのサイドバルブ星型5気筒エンジンを、フロントホイールに組み込むという大胆な設計が、メゴラの最大の特徴です。1気筒128ccなので、総排気量は640ccとそこそこありますが、出力は14馬力という程度でした。大したことないね、と思われるでしょうが、ポイントは「直結」なところです。
一般的なモーターサイクルは...
ロレンス編集部
マン島最速の女、ジェニー!
例年6月に開催されるマン島TTではさまざまな記録が取り沙汰されますが、そのなかには女性のラップレコード記録というものもあります。そして現在のレコードホルダーなのが、ジェニー・ティンマウスです。2011年からBSB(英国スーパーバイク選手権)初の女性ライダーとして参戦していることも、熱心なロードレースファンならご存知かもしれませんね。
彼女がマン島TTに参加したのは2009年と2010年の2回だけですが、いずれの参戦でも女性のラップレコードを更新しています。2年目の2010年にホンダCBR1000RRに乗って記録した119.945mph(約193km/h)が、今も最高記録として残っています...
ロレンス編集部
【念願の初優勝!】古澤恵がドラッグレースでトップを狙う(インタビュー付き)
元レースクーン古澤恵がレーサーとなる
バイク乗りたちから絶大な人気を集めるモデルの古澤恵。レースクイーンからキャリアをスタートさせバイク雑誌を中心にモデルとして活躍、現在はBS11で放映中のTV番組「大人のバイク時間 MOTORISE」のパーソナリティも務める彼女は、自らもハーレーダビッドソンFXR-Sを駆るバイク乗りだ。レースクイーンからモデル、TVタレントとキャリアを積み重ねてゆく古澤恵は、さらにモータースポーツの世界でレーサーとしてのキャリアも刻もうとしている。
モータースポーツの中で最も「男前」なレース
彼女がいまチャレンジしているのはドラッグレースだ。アメリカが発祥とされるドラ...
ロレンス編集部
【バイク女子必見】おしゃれに I♡MOTERCYCLEをアピールしまくろう!
バイク女子のみなさま、ご自身のバイク好きを全開アピールしたいとき、ありませんか?そんな方は、こんなんどうでしょう?
SONIA RYKIEL
ピンクコットンスウェット
SONIA RYKIEL - MOTORCYCLE MOTIF COTTON SWEATER - PINK
SONIA RYKIEL
2015/春夏コレクション
レッドコットン・ビスコース(レイオン)リュアレックススウェット
SONIA RYKIEL - MOTORCYCLE COTTON & VISCOSE SWEATER - RED
ほら!見て!バイクどーーーーーん!!!!!!
6-70年代くらいのバイクをモチーフにし...
ロレンス編集部
なんじゃこりゃ〜! 脅威の48気筒!!!!
世界ロードレースグランプリの歴史上、最もシリンダー数が多いモデルはモトグッチV型8気筒であることは、こちらの記事でお伝えしました。モータースポーツで気筒数を制限するのは、大雑把にご説明すると多気筒化したほうが高回転化に有利だからです。ゆえにレギュレーションで性能を制限したり、開発費を抑制するために気筒数制限をするわけです。
もうほとんどビョーキ by 山本カントク
レースに使わなければ、気筒数の制限はないわけですから、何気筒のモーターサイクルを作ってもそれは自由です。でも現実的な問題として、車体サイズ・運動性・販売価格などの要素を考えると6気筒が丁度いい最大数って感じですね。ボスホスみた...
ロレンス編集部
89歳のおばあちゃんバイカーがスゴイ!
アメリカ・ニュージャージー州の情報を伝える最大のサイト、「nj.com」が、同州に住むスゴイおばあちゃんのことを報じています。89歳のお誕生日を迎えたグロリア・トラモンティン・ストラックさん、なんと彼女は現役のバイカーなのです。
卒寿を間近にしてまだバイクに乗っている・・・といっても、小さい原付バイクとかではありません。グロリアさんのメインバイクはハーレー・ダビッドソンのヘリテイジ・ソフテール・クラシック! そして今でも北米大陸横断ツーリングをするほどの元気ぶり。女性ライダー団体「モーター・メイズ」に1946年から在籍する古参メンバーでもあります。
16歳でインディアン・スカウト・ポニー...
ロレンス編集部
ボールを使ったモータースポーツ?
みなさんは2輪モータースポーツといえば、スピードを競うロードレースや、運転技術を競うトライアルなんかを真っ先にイメージするでしょう。しかし、世の中には「なんでモーターサイクルを使うの?」という不思議なモータースポーツもあったりします。モーターサイクル・フットボールはそんな不思議系?モータースポーツの最右翼でしょう。
リサーチ不足で正確なその起こりは定かでないのですが(スンマセン)、モーターサイクルに乗ってフットボールをしよう! というスポーツが始まったのは、1920年代みたいです。1929年にフランスのディジョンで行われたのが最初のゲーム、とかも? ともあれ、1920年代末には英国ウルバ...
ロレンス編集部
ヤマハEUが発売したメーカー発のカフェスタイル「XJR1300C」が問うものとは
世界的に高まるカフェレーサースタイルの人気は、これまでハードウエアであるバイクそのものに関心を持っていたであろう多くのライダーたちに、ファッションを含めたライダーを取り巻くライフスタイルというソフトの部分を見直すムーブメントとなっているのではないだろうか。
ヤマハ・ヨーロッパが発売したXJR1300は、単なるモデルチェンジではなくそうした世界的なバイクシーンの潮流に応える意欲的なデザインスタイルを提案している。1994年に発売されたXJR1200から熟成を重ね続けてきたXJR1300は、競合となるHonda CB1300などと較べてヤマハらしいオーセンティックなデザインを貫いてきたが、こ...
ロレンス編集部
デイトナB.O.T.T.でドゥカティとの激戦を制するハーレー「ルシファーズ・ハンマー」
レーシングイメージがあまりないハーレーダビッドソンですが、かつては世界のレーシングシーンで活躍していた時代もあったのです。そんなハーレーは日本車の高性能化にともないしだいにレースシーンから遠ざかって行くことになりますが、1980年代は2気筒のエンジンのみで競うアメリカの「バトル・オブ・ザ・ツイン(B.O.T.T)」というレースで人気を誇ることになります。
● Battle of the Twins - Daytona 1985 - Harley Davidson vs Ducati
1985年のデイトナでのマルコ・ルッキネリとの激闘
1985年にデイトナ・インターナショナル・レースウェ...