ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] もっと知りたい!安く軽く力強く作れた黄金時代の庶民の味方?空冷2ストローク・ショートトラッカーの話。
1970年代から80年代初頭まで、本場アメリカのプロ・ショートトラック戦、あるいはアマチュアレーサー向けのダートトラックマシンといえば、軽量ハイパワーで構造がシンプル・比較的安価でチューニングの方向性も定めやすい "空冷2ストローク250cc" が最良の選択肢でした。完成車ブルタコ・アストロや、ヤマハYZ250エンジンはその筆頭ですが、調べを進めると、数年後に名車RS500D / 600D をこの舞台へ送り込むホンダも、他社と同様にメイカー主導でのエンジンチューニングや、2ストローク・ショートトラッカーのコンプリート車両販売を模索していたことがわかってきました。