ロレンス編集部
[電動2輪車の歴史 その5] 世界初の燃料電池/ニッカド電池ハイブリッド2輪車の生みの親は、"ペーパークリップ作戦"でアメリカに来た博士でした!?
1950〜1960年代の米国と旧ソ連の「宇宙開発競争」において、NASAのアポロ計画などにヴェルナー・フォン・ブラウン博士らドイツの優秀な科学者が多大な貢献をしたことは有名なエピソードです。彼らは戦後、ドイツの優秀な科学者をアメリカに連れてくる・・・"ペーパークリップ作戦"の下で獲得された"頭脳"でした。1967年、世界初のヒドラジン燃料電池/NiCad電池ハイブリッド2輪車を作ったカール・コルデッシュ博士は、ペーパークリップ作戦によってアメリカに来た人物のひとりです。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] あのキングofクール氏が近所を彷徨く用に軽量級ストリートトラッカーをお持ちだったこと、ご存知でした?
モーターサイクルと四輪 (特にレースカーのような速いやつ) をこよなく愛した映画スター、スティーブ・マックイーンの膨大なコレクションの中に、近所にコーヒー飲みに行ったりちょっとブラつく用として2ストローク100ccのちっちゃなストリートトラッカーがあったことは、一部のマニアを除けばおそらくあまり知られていません。メイカーがプロモーションのため彼に贈った "ベイビーグリーンストリーク = 緑の稲妻 (小) " は、アマチュアダートトラック・スクランブルレース界でビギナークラスのゲームチェンジャーとして、1970年ごろの表彰台を大いに賑わせた存在だったのです。