ロレンス編集部
迫力満点! サイドカークロス!
日本ではまったく馴染みがないですが、欧州を中心に根強い人気を誇るモータースポーツが、サイドカークロス=サイドカーのモトクロスです。ライダーとパッセンジャーが協力し合い、サイドカーでオフロードを飛んだり跳ねたり・・・。当然サイドカーはソロに比べて大きいので、その様は迫力があります。
1930年代から欧州でスタート
正確な歴史は申し訳ありませんがわかりません・・・ただ1930年代からサイドカーのモトクロスは行われていたみたいです。世界選手権がスタートしたのは1980年からですが、1971年には欧州選手権がはじまっていました。
排気量は2ストロークが350〜750cc、4ストロークが1000c...
ロレンス編集部
女性初のTT完走者! ベリル・スゥエイン
今では多くの女性がモータースポーツの分野でご活躍してますが、昔・・・1960年代は完全に「男だけの世界」というカンジでした。言うまでもなく、モータースポーツには危険が伴います。そんなワイルドな世界に女の人が挑むのは・・・。女性の社会進出がまだ発展途上だった時代に、そんな「空気」が一般的だったのは容易に想像がつきます。
1962年のマン島TTは、新たに50ccクラスがスタートしました。戦後、小型車の高性能化、そしてモペッドの世界市場での人気のたかまりにより、この最小のロードレースクラスが創設されたわけです。
初年度の世界ロードレースGP50ccクラスを制したのは日本のスズキでしたが、今も昔...
ロレンス編集部
新時代を迎えるデイトナ200
アメリカが誇る一流専門誌、CYCLE WORLDに掲載されたエッセイが、非常に面白いです(英語に自信ある方はぜひご一読を)。内容を要約すると、伝統の「デイトナ200」が、選手権シリーズから外れた単独イベントになることについての業界の反応、将来の展望がつづられています。
注目される伝統の一戦の行く末
1937年からフロリダ・デイトナの地で開催されてきたデイトナ200ですが、1961年にそれまでのビーチコースから2マイルのスピードウェイにその舞台を移し、1964年からは現在のレイアウトの原型となった3.8マイルレイアウトを採用しています。舗装路のスピードウェイで繰り広げられる、外周のバンクを...
ロレンス編集部
1950年TT・・・マン島TT今昔物語 #8(最終回)
だいぶ間があいてしまいましたが、シリーズ・マン島TT今昔物語の最終回をお送りします。
1世紀以上の歴史を持つマン島TTですが、1950年のTTは数あるマン島TTのトピックのなかでも、ひときわ大きなセンセーションを生み出した大会だと思います。第2次大戦前の1930年代、無敵艦隊という異名を授かるほどマン島TTで強さを発揮したノートン単気筒が、再びその速さを世界に誇示したのが1950年のTTでした。
第2次世界大戦が勃発する前の時代・・・1930年代末のロードレースGPは、1939年TTで優勝したBMWコンプレッサーのように、過給機(スーパーチャージャー)付きのマルチシリンダーが強さを発揮し...
ロレンス編集部
世界の変な?モータースポーツ紹介
世の中にはいろんなモータースポーツがあります。変なモータースポーツも・・・いろいろあります。先日モーターサイクルフットボール(モトボール)をご紹介しましたが、今回はもうじき本格的な春のおとずれにもかかわらず、冬ネタでいきたいと思います(苦笑)。
British Pathé
これはモータースポーツとよんでいいのか? 悩みましたけど、結構古くからモーターサイクルでスキーヤーを牽引する「モーターサイクル・スキーレース」という競技は行われているみたいです。アブナイこと大好き?な欧州人がいかにも好きそうなレースですね。
Red Bull
アブナイ系?といえばレッドブル、レッドブルといえばアブナ...
ロレンス編集部
英国の耐久レース、スラクストン500マイル
量産車ベースの耐久レースは、欧州を中心に人気があるイベントです。2015年度の世界耐久選手権は、フランスのルマンとボルドール、日本の鈴鹿、そしてドイツのオッシャースレーベンの4戦ですが鈴鹿の8時間耐久を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
スラクストン耐久は1955年からスタート
世界耐久選手権の前身は、欧州FIMエンデュランスカップですが、初成立した1960年のコースはフランスのボルドール、スペインのモンジュイ、ベルギーのヴァルサージュ、そして英国のスラクストンでした。
アンドーバーのスラクストン飛行場を利用した2.76マイル(4.44km)のコースで行われたスラクストン50...