ロレンス編集部
すべての関係者に喝采を! 新生アフリカツイン
新生アフリカツイン、CRF1000Lアフリカツインが2月22日に発売になります。それに先立ち、福島県のモトスポーツランドしどきで試乗会がありました。で、合計で2、3時間ほど乗らせてもらいました。試乗したのはモトクロスコース、林道、高速道路、ワインディングです。
事前発表で見たときは、固定式のスクリーンなどを見て「あちこちコストダウンしてるんだろうなあ」と思っていたんですが、まったくの誤解でした。ライバル車にあって、アフリカツインにはない装備もありますが、それは走りのために「削った」からです。あれこれ付けて魅力を高める手法もありますが、この新アフリカツインはまさに削り込んでいって完成させた...
ロレンス編集部
トリックスター、トラビス・パストラナって知ってますか? 彼と、FMXについての基礎知識。
まず、トラビス・パストラナというライダーをご存じでしょうか。1983年生まれのアメリカン・ライダーです。僕が彼を初めて見たのは、1999年のサンフランシスコ。まだ15歳だった彼が、X Games会場の向かいの道路ばたにとめたキャンピングカーの横で、バイクを洗車しているのを見たのが初めてです。
1999年は、1995年に始まったX Gamesの種目にFMX(フリースタイルモトクロス)が初めて採用された年でした。この年に撮影した写真はフィルムによるもののため探し出すのが大変なのですが、2006年に彼が世界で初めて公式な大会で成功させた「ダブルバックフリップ」の写真は出てきたので、ここで掲載し...
ロレンス編集部
バイクでエベレスト上った風間さん、知ってますか?
今40歳以上のライダーなら知っている人が多いと思うんですが、バイクで北極点、南極点の両方に到達した日本人ライダーがいることを知ってますか。
知ってるよって人が多いとは思いますが
若い人で、オフロードバイクに興味ない人は知らないかもしれませんね。知らない人はぜひ知ってください。それが、風間深志さんです。風間深志さんを知らなくても、風魔プラス1って店や、FUMA+1などのブランドを知っているって人はいるかもしれませんね。それらのブランドとショップを立ち上げたのがこの風間さんです。
その風間さん、キリマンジャロ(タンザニア-5,895m)にバイクで上ったり、ヨーロッパのピレネー山脈をバイクでト...
ロレンス編集部
バイク乗りじゃない彼女、友人をぜひつれてって! モーターサイクル・フィルム・デイ
バイクに乗る楽しみってなんでしょうか。風を切る快感? ほかの乗り物では得られない加速感? どんな場所でも、どこまでも走って行ける走破性?
僕は、バイクの魅力は軽くパワフルで、どんなことでも出来そうなバイクならではの特性が生む「自由」こそ魅力の本質だと思っています。原付からオーバー1リッターのスーパースポーツまで、その本質は変わらないと。
そんな「自由」さを映像として表現した映画の傑作が、1971年に公開されたドキュメンタリー・フィルム「オン・エニー・サンデイ」。日本では「栄光のライダー」というタイトルで公開された、ブルース・ブラウンによる名ドキュメンタリーです。
ブルース・ブラウンはサー...
ロレンス編集部
先川知香的インプレッション【YAMAHA TT-R125】に乗ってみた。
スリムな鋼管製ダイヤモンドフレームにシンプルな空冷OHCエンジンを搭載し、セルスターターやアルミスイングアーム、前後サスペンションの調整機能などを備えて、オフロード走行を気軽に楽しめるように設計されたブラジルヤマハ製のファンライディングモデル。
YAMAHAの競技用オフロードモデルTT-R125。車高が高いモトクロッサーの中では足つきがよく、オフロード初心者には最適なモデルだと思う。
今回は、そんなTT-R125に乗ってみた。オフロードは初心者の私。
ゴツゴツした路面にゴツゴツしたタイヤ。ワイルドなビジュアルにワクワクしながらもちょっぴりビクビク。オンロードバイクで舗装されていない砂利道...
ロレンス編集部
コンペ中心だったハスクバーナから登場するデュアルパーパスマシン「Husqvarna 701 ENDURO」
ハスクバーナから2016年モデルとして「Husqvarna 701 ENDURO」が発表されている。2013年よりKTM傘下となったハスクバーナだが、701はKTM690SMCのフレームとエンジンをほぼ共用する兄弟のようなマシンだ。
701 ENDUROは“エンデューロ”とうたっているが、KTM690譲りのフレームやオンロード走行寄りのタイヤを装着していることからもわかるように、いわゆるデュアルパーパスのトレールバイクなのだろう。
バイクメーカーとして100年以上の歴史があるハスクバーナは、これまでオフロードのコンペマシンを中心に製造してきた会社だ。オフロード好きの私もハスクバーナファン...
ロレンス編集部
トライアルバイクでカッコよくプレイライドを楽しもう!【トライアルギャングのすすめ】
トライアルの記事はアクセスがのびないんだよなぁ〜 (^_^;)
とっても個人的にロレンスでしばしばトライアルを取り上げてきた。正直言ってあまり人気がない分野なのはわかっている。編集部でトライアルをやるのはほぼ私だけだし、一般的にみてもトライアルはバイク乗りにとってマイナーなのはいなめない。トライアルの記事を書いてもアクセス延びないしなぁ〜 (^_^;)
私自身、若い頃にバイクに魅了されて、みなさんと同じようにバイク乗りになった。いまはこんな風にいっぱしのメディアで記事を書いたりしてるけど、バイクジャーナリストではないし専門家でもない。ただ、これまでに様々なバイクに乗ってきたことがバイクラ...
ロレンス編集部
富士山を望む絶景のカフェとオフロードトレッキングが楽しめる「イーハトーブの森」
関東のライダーにとって富士山の周辺は絶好のツーリングスポットだ。富士山の南側は御殿場から箱根へ通じ、山中湖周辺は観光地としても開けている。一方、北側は富士五湖の中でも神秘的な西湖や本栖湖がひっそりと溜まっていて、いまでも富士の深い自然を感じることができ、南側とは全く違った風景を楽しませてくれる。
中央道の河口湖ICを出て国道139号から富士山の北側へ。鳴沢村の消防署を左に入る県道71号は、青木ヶ原で有名な富士の原生林をつらぬいて、富士宮方面へぬける気持ちのいいツーリングルートだ。このあたりは朝霧高原とよばれ、本栖湖や西湖を見下ろすこともできる。その県道71号のちょうど真ん中あたりに「ライ...
ロレンス編集部
【出光イーハトーブトライアル大会】そうだ!トライアルをやってみよう[後編]
【出光イーハトーブトライアル大会】そうだ!トライアルをやってみよう[前編]はこちら
出光イーハトーブトライアル大会の歴史は1977年にさかのぼる。1909年にスコットランドで初開催された、トライアル競技の創始ともいえる、SSDT(スコティッシュ6日間トライアル)の精神をとりいれた伝統的なトライアル大会だ。その起こりは、大会会長の万澤康夫氏と副会長の成田省造氏が1973年にSSDTに出場し、その魅力に触発され、環境のよく似た岩手で開催したのがはじまりだという。
私の世代ではイーハトーブトライアル大会といえば、よくバイク雑誌などで目にした有名な大会で、オフロードバイクに乗り始めた高校生の頃は...
ロレンス編集部
眺めはいいけど、こんな崖っぷちは走るのはちょっと勘弁ですね
日本とは圧倒的にスケールが違う、海外のオフロードライド。まるで火星を有人探査しているかのような、赤い岩山の崖っぷちを走るオフロードバイク。ちょっとでもバランスを崩すと、何百メートルも落下することになり、奇跡が起きても助かることはないだろう。
さすがのダートライダーマガジンのスタッフたちも、崖っぷちでウィリーをきめるといった、エクストリームなチャレンジは挑まずに、そろりそろりと慎重にマシンを走らせてゆく。
私のオフロード仲間には、一般的な林道ツーリングにあきたらず、地図にはない山林の獣道をバイクで走破する「ケモラー」というジャンルのオフロードライダーがいる。彼らはハードエンデューロでもこん...
ロレンス編集部
自衛隊の偵察部隊等によるオートバイの競技会はなかなかのハードエンデューロ
2013年7月3日~4日にかけて、陸上自衛隊名寄駐屯地において、初のオートバイによる戦技競技会を紹介する映像です。日頃から訓練を重ねてきた精鋭隊員たちが、全国から集結してその練度を競う競技会ではないかと思われます。危険な戦闘の最前線で、バイクに乗り偵察をする隊員の方たちに求められる技術は、まるでハードエンデューロのようなセクションから、ボートによる渡河も含まれ興味深い。
自衛隊のトランポはやはりハイエースではなくヘリコプターのようです。
トライアルのような技術も訓練しているようですね。ちなみに公道も走ることからか、タイヤは一般的なトレールタイヤを使用しているようです。
映像中ではエンデュ...
ロレンス編集部
休日に大人が楽しむのにちょうどいいミドルなサイズのモトクロッサー
大人顔負けにカッコよくジャンプをきめるキッズライダー。私は若い頃からモトクロスをするのが大好きですが、“たしなむレベル”をついに超えることはなさそうです。たまの休日をモトクロスをして過ごそうとコースにゆくと、こんなキッズライダーがびゅんびゅん走っていて、“たしなむレベル”の私は抜かれっぱなしってこともしばしばですから。
2016年モデルより国内発売される「Kawasaki KX100」
先日、カワサキから2016年モデルのモトクロッサーが発表されましたが、これまで海外向けのみだった、KX100が国内向けにもラインナップされました。このクラスにはKX85とKX85-IIというキッズモトクロ...