ロレンス編集部
[衝撃!?] 2022年度はトライアルEが消滅!? つまり・・・来年度からは電動トライアルマシンが、2&4ストロークマシンと各クラスで"ガチ"勝負することになったのです!!
2017年からスタートしている電動車によるトライアル選手権・・・「トライアルE ワールドカップ」ですが、2021年度はエレクトリックモーションを駆るガエル・シャタヌが初戴冠しました。そして11月2日、2022年度のトライアル世界選手権の暫定カレンダーが公開されましたが、そこにはトライアルEの予定が記されていませんでした・・・。要するにトライアルEのクラスは廃止され、来年度から電動トライアル車は、2&4ストロークのICE(内燃機関)車と一緒に、戦うことが決まったのです!
ロレンス編集部
未来のカワサキH2シリーズは、H2(水素)で走る!? 「水素社会」の"夢"と"現実" !?
998ccのICE(内燃機関)4気筒に、過給器(スーパーチャージャー)を組み合わせたカワサキのH2シリーズは、そのパワフルさが人気のモデルです。先日、カワサキモータースの事業方針説明会では、今後バッテリーEVとハイブリッド方式の2輪モデルを市場に投入することと、水素エンジンの研究を行なっていることなどを公表しました。従来のICEの技術が活かせる水素エンジン搭載モデルをカワサキが研究してくれることは、多くのエンジン好きにとっては嬉しい話題です。しかしその製品化には、越えなければいけないハードルがたくさんあるでしょう・・・!?
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 遡ること半世紀!数多の若者たちをレースの世界へ導いた、ミニバイク・フレームキットが存在しました。
クロスカントリー・ロードレース・デザートレース・ヒルクライム・フラットトラック・TTレース・・・1960年代アメリカのローカルシーンには、手持ちの1台のマシンで挑戦できる様々なレースカテゴリーが存在しましたが、とある小さなファクトリーから市販モーターサイクルより軽量 = より戦闘力の高い "ミニバイク向けフレームキット" なるものが発売されるや、瞬く間に大ヒット。レーシングマシンの中枢はエンジンで、車体骨格はそれぞれの創意工夫の範疇、という今日にまで至るダートトラックコンペティションの基本原則は、この頃すでに形づくられていたのでした。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 土埃の中の空気吸い込み口といえば?"コットンガーゼのキノコ型" が永遠の定番品ってことになってます。
本来レーシングマシンの (総合的な) 戦闘力を高めることを狙って取り組むモディファイのひとつに "吸排気チューニング" がありますが、見目麗しい排気管 = マフラーに比べ、燃料とともにエンジンへと送り込まれる目に見えない空気の流れのデザインは、ダートトラックカテゴリーにおいては "よくあるキノコ型のフィルターさえ付けとけば見た目も良いしひとまずOK?" くらいのイメージでしょうか。本日はそんな、いつもちょっと蔑ろにされがちなカスタム・エアフィルターのお話です。