ロレンス編集部
【外車の歴史を知ろう!】第7回 KTM - Austria -
世界中のオン/オフのレースで活躍するスポーツメーカー (オートバイ@モーターマガジン社)
KTMという社名は、自動車修理工場やオートバイ販売店を営んだ後、1953年に自らオートバイ製造に乗り出したH・トゥルンケンポルツと、彼の事業に出資したE・クローノライフという創業者2人の苗字と、創業の地であるオーストリアの町・マッティングホーフェン、それぞれの頭文字を組み合わせたものだ。
オレンジ色がイメージカラーで独特なポップなデザインとオンロード・オフロードそれぞれに特化したモータースポーツを前提とした遊び心いっぱいのバイクを作り続けるKTM。社名の由来は創業者2人と創業地域の頭文字3文字だった...
ロレンス編集部
【外車の歴史を知ろう!】 第6回 Triumph - United Kingdom -
19世紀に創業し、あまたの栄光を勝ち得たイギリスの雄 (オートバイ@モーターマガジン社)
1885年にドイツからイギリスのロンドンに渡り、貿易業を始めたS・ベットマンがトラ イアンフの創業者だ。ベットマンの会社は商品として自転車を取り扱うようになったのだが、トライアンフというのはもともとはその自転車に彼が付けた商標名だった。そして販売だけでなく、自転車の製造に乗り出すことにしたベットマンが、1887年にコヴェントリーに移転して設立した新会社がトライアンフ・サイクルで、この会社が現在のトライアンフの前身となり、1889年には自社製の自転車の生産を開始している。
貿易業の中で取り扱っていた商...
ロレンス編集部
【外車の歴史を知ろう!】第5回 BMW - Germany -
堅実さだけでなく、最新技術を結集する総合ブランド (オートバイ@モーターマガジン社)
BMWのルーツは、1916年にドイツにあった2つの企業が合併して、バイエルン州に設立されたバイエリッシェ・フルークツォイク・ヴェ ルケ(バイエルン航空機工業)=BFWで、このBFWが翌1917年にバイエリッシェ・モトー レン・ヴェルケ(バイエルン発動機工業)に改称。 略してBMWという社名となったわけだ。このBMW、当初航空機用エンジンを開発・生産していた。BMWのエンブレムが回転するプロペ ラをモチーフにしているのはその名残りだが、1918年に第一次世界大戦がドイツの敗北したことで大きく路線転換を迫ら...
ロレンス編集部
【外車の歴史を知ろう!】第4回 DUCATI - Italy -
イタリアが誇るスポーツバイク・メーカー (オートバイ@モーターマガジン社)
ドゥカティは1925年、イタリア北部の工業都市・ボローニャでドゥカティ兄弟によって創業された。ただしこの時のドゥカティは無線機やラジオに使われる電気部品の生産を手始めに、自社製のラジオの生産からさまざまな電気製品、そしてカメラなどの光学製品にまで手を 広げ、1930年代末にはイタリア国内有数の電器メーカーに発展。
現在ではバイクメーカーのイメージしかないDUCATI。始まりは電機メーカーだったのです。しかも、最初に作ったのはコンデンサー。兄弟の1人が物理学者だった為、短波装置を用いてイタリアとアメリカ間の無線を受...
ロレンス編集部
SUZUKI「K5」が傑作と呼ばれる理由とは?- 2015年12月号オートバイ別冊付録RIDEより
「サーキットで勝つ」ことを絶対的使命として進化を重ねてきたGSX-R1000は、リッターマシンとなって3代目となる2005年モデルでキャッチフレーズを「RETURN TO CIRCUT」として「K5」へフルモデルチェンジ。20周年の節目に、あえてコンセプトの原点である「サーキットで生まれた最強マシン」というテーマに回帰すべく、各部が徹底的にブラッシュアップされました。
また、キャッチフレーズが示す通り、レースシーンでもその実力を発揮、世界的なレースでタイトルを獲得しています。
スーパーバイク選手権
トロイ・コーサー選手による対ディングで全12戦・24レース中、優勝8回/2位5回という圧倒...
ロレンス編集部
【外車の歴史を知ろう!】 第3回 VICTORY - United States of America -
個性溢れる新世代のクルーザー群 (オートバイ@モーターマガジン社)
伝統的なクルーザースタイルをベースにしなが ら、洗練されたイメージを取り入れた個性的で重 厚なデザインが魅力の大排気量クルーザーを取り揃えているアメリカのオートバイブランド、ビ クトリー。アメリカのアイオワ州スピリットレイクに本社を置き、1998年から市販モデルの生産を開始したという新興ブランドだ。近年は日本国内でも注目を集めるようになったビクトリーだ が、その親会社となったのは、1954年に創業され、今やアメリカでATVやスノーモービルのトップメーカーとなったポラリスだ。
設立してまだ20年弱の新しいメーカーだけど、A...
ロレンス編集部
【外車の歴史を知ろう!】第2回 INDIAN - United States of America -
日本ではあまり知られていないが、アメリカでは最も古いバイクメーカー。
アメリカでもっとも古い伝統を持つ (オートバイ@モーターマガジン社)
1901年、アメリカのマサチューセッツ州スプリングフィールドで、G・M・ヘンディーとC・O・ヘッドストロームによってインディアンは設立され、第1号車「1901シングル」を制作。翌1902年に最初の市販モデルを発売。1908年には初のVツインエンジン搭載モデルを開発、ニューヨーク市警によって最初の警察用オートバイとして採用。その後もアメリカ横断走行記録への挑戦や、マン島TTレースなどでの好成績によって存在が強く印象づけられて行く。1920年の600cc...
ロレンス編集部
【オートバイ (月刊) PREMIUM IMPRESSION】 第2回 DUCATI PanigaleR
スーパーバイクレース対応モデルとして開発された新型パニガーレR
(オートバイ@モーターマガジン社)
「ダイレクト感満点! 挙動が乱れにくいので 思う存分サーキットを楽しめるよ」
レースを制することを目的として開発されたパニガーレR。 1285ccに排気量アップされた1299パニガーレに対し、このパニガーレRは従来の1198ccのままで高回転化。足まわりもオーソドックスな構成ながら、ダイレクト感に優れ、サーキットでの扱いやすさをも手に入れている。そんなパニガーレRの圧倒的パフォーマンスを八代俊二がテストした!
最近のワールドスーパーバイク選手権 (SBK) では年々、ベースの市販車からの改...