ロレンス編集部
[電動2輪車の歴史 その5] 世界初の燃料電池/ニッカド電池ハイブリッド2輪車の生みの親は、"ペーパークリップ作戦"でアメリカに来た博士でした!?
1950〜1960年代の米国と旧ソ連の「宇宙開発競争」において、NASAのアポロ計画などにヴェルナー・フォン・ブラウン博士らドイツの優秀な科学者が多大な貢献をしたことは有名なエピソードです。彼らは戦後、ドイツの優秀な科学者をアメリカに連れてくる・・・"ペーパークリップ作戦"の下で獲得された"頭脳"でした。1967年、世界初のヒドラジン燃料電池/NiCad電池ハイブリッド2輪車を作ったカール・コルデッシュ博士は、ペーパークリップ作戦によってアメリカに来た人物のひとりです。