ロレンス編集部
[電動2輪車の歴史 その6] あの著名"バイク用シートメーカー"は、電動世界最速にこだわり続けます!?
先日、2012年に電動バイクの速度記録を更新したライトニング・モーターサイクルズが、量産2EV最速となる時速250マイル≒402km/h超えを目指す・・・と公表したことがちょっとした話題となりました。そんなライトニング・モーターサイクルズの挑戦をアシストするのは・・・2012年に記録が破られるまで、38年間の長きにわたり電動最速車の地位をキープし続けてきた、あの有名な2輪用シートおよびアクセサリーメーカーの「コービン」です。なんでシート屋さんが? と不思議に思う人も多いでしょうが、実はコービンには長きにわたる、電動モビリティ開発の伝統があるのです。
ロレンス編集部
[電動2輪車の歴史 その5] 世界初の燃料電池/ニッカド電池ハイブリッド2輪車の生みの親は、"ペーパークリップ作戦"でアメリカに来た博士でした!?
1950〜1960年代の米国と旧ソ連の「宇宙開発競争」において、NASAのアポロ計画などにヴェルナー・フォン・ブラウン博士らドイツの優秀な科学者が多大な貢献をしたことは有名なエピソードです。彼らは戦後、ドイツの優秀な科学者をアメリカに連れてくる・・・"ペーパークリップ作戦"の下で獲得された"頭脳"でした。1967年、世界初のヒドラジン燃料電池/NiCad電池ハイブリッド2輪車を作ったカール・コルデッシュ博士は、ペーパークリップ作戦によってアメリカに来た人物のひとりです。