ロレンス編集部
2002年に開幕したMotoGP!歴代マシンGPマシン遍歴を辿ってみよう!HONDA編。vol.2【2004-2006】
2004 HONDA RC211V エンブレ制御とトラクション性能を向上
(Racing オートバイ MotoGP GRAPHICS 2016@モーターマガジン社)
2年連続チャンピオンを獲得したV・ロッシがヤマハへと移籍し、RC211Vの真価が問われる年となった2004年。アッパーリンク式ユニットプロリンクを導入し、エンジンブレーキの制御やトラクション性能をハード面でカバーしている。シーズン後期には4本出しマフラー仕様も投入。
HONDAにとって、MotoGP始まって以来初の、ロッシではないライダーの起用。2年連続チャンピオンはマシン性能か、それともライダーの力量か。その答えは15戦7...
ロレンス編集部
おさらいしよう!【来週末は第4戦スペインGP開催の MotoGP2016】 復帰を果たした2015年。SUZUKI GSX-RRってどんなマシン?
復帰初年度ながら 予選ワンツーも獲得したGSX-RR
言うまでもなく、スズキにとっての2015年は、3シーズンのブランク明けの復帰イヤー。その間ライバルメー カーは常に実戦で磨かれて進化し、モトGPというレースを超ハイレベルな戦いへと昇華させていた。「復帰した初年度はもちろん、そうそう上手くはいかない、甘くないとは覚悟していました。けれど休止期間にも、我々も開発を続けていましたから、その成果を実戦で試せるという期待感もありましたね」とは、テクニカルマネージャーを務める河内健さん。
2012年からMotoGPへの参戦を休止したSUZUKI。休止を決定したからといって、GPマシンの開発を休止...
ロレンス編集部
おさらいしよう!【第3戦アメリカGPも盛り上がった MotoGP2016】 惜しくも3連覇を逃した2015年。HONDA RC213Vってどんなマシン?
天才マルケスを擁して3連覇を狙ったものの序盤のミスが響いて王座陥落のRC213V (Racing オートバイ MotoGP GRAPHICS 2016@モーターマガジン社)
開幕戦から予想外のつまづきで チャンピオンシップ争いに出遅れてしまったRC213V。 2014年チャンピオンマシンから正常進化を果たしたそのパフォーマンスは、マルケスをして「アグレッシブすぎる」と言わしめるほど。限界ぎりぎりをコントロールできるマルケスをもってしてもそのギリギリをキープできる安定性がなかったことが3連覇を逃した大きな要因となった。
マルク・マルケスをもってしてもギリギリの安定性をキープできない。そんな...
ロレンス編集部
MotoGP第2戦アルゼンチン、フロントローはマルケス!! ロッシ!! そしてロレンソ!! が獲得!
今週末はMotoGPとSBK(世界スーパーバイク選手権)と、ロードレースファンはTVザッピングが忙しいのではないでしょうか?(笑)。 南米アルゼンチンで開催されるモトGPは、このコースと相性がいいマルク・マルケス(ホンダ)が予選でポールポジションを獲得しました。
ホンダとヤマハの両ファクトリーが予選上位独占。
路面とミシュランタイヤのマッチングに、各チームが苦労していましたが、予選を終えてみればフロントローは1分39秒台をマークしたマルケス、そしてヤマハのV.ロッシとJ.ロレンソが獲得。いずれも最高峰チャンピオン経験者で、結局は"強いライダー"が前に来た、ということですね。
月曜日は早起...
ロレンス編集部
おさらいしよう!【第2戦アルゼンチンGP目前の MotoGP2016】 2015年チャンピオンマシンってどんなマシン?
YAMAHAが作り上げた強さと速さを両立した 2015年チャンピオンマシン
:YZR-M1
2年続けてRC213Vに敗れたYZR-M1。もう負けられないヤマハは、敗因を徹底分析しロレンソが最多勝、ロッシが全戦ポイントを獲得。爆発力も安定性も高い最強マシンを作り上げたのだ!
2014年シーズンにホンダに18戦中14勝を許してしまい、完敗という結果に終わったヤマハは、ホンダのRC213Vのマルク・マルケス打倒を目標にマシンの改良を重ね、2015年シリーズを戦った。
「まずは敗因の分析、ホンダ勢にどこでしてやられたのかを考え、そこを重点的に進化させたのが 15年モデルです。 ライダーは常に精い...
ロレンス編集部
知ってる!?【開幕したばかりの MotoGP2016】 各メーカーが公開したニューマシン!!!
2016年シーズン開幕前に、各メーカーから次々と公開されたニューマシン。 シーズンを戦っていく上で、変更はあるものの、今年1年間を戦うベースとなるマシンを改めてご紹介。
マシンの前後重量配分を大きく変更か!?
YAMAHA 2016YZR-M1 (Racing オートバイ MotoGP GRAPHICS 2016@モーターマガジン社)
ここ数シーズン、外観からはモデルチェンジの跡が見えにくいYZR-M1。15年モデルからの特徴であるメインフレームの剛性抜きは引き続き行われるが、15年シーズン中にトライされていた、シートカウルに給油口がある仕様はひとまずお蔵入りか。ただし、使用タイヤの変更...
ロレンス編集部
大胆予想!【開幕したばかりの MotoGP2016】 ロレンソを止められるのは、いったい誰だ!!?
タイヤとECUソフトという、いわばモトGPマシン走行のカナメが ふたつ同時に変更されるというのは、現場に相当な混乱を起こすものと考えられていた。
たとえばテストでのラップタイムが、前年のテストデータと比較して悪かったとき、従来ならばマシン本体やタイヤとのマッチングに原因を絞り込むことができた。
しかし2016年は、タイムが上がらない原因を、マシン(=これはエンジン/車体/電子制御が3大要 素だろう)なのかタイヤなのか、それとも新しい統一制御ソフトなのか特定できにくくなってしまうのだ。たとえば、タイヤが滑るのは、タイヤのグリップ特性なのか、トラクションコントロールの効きなのか、それともエン...
ロレンス編集部
おさらいしよう!【開幕したばかりの MotoGP2016】 今年の注目ポイント!!
人間が闘う地球最速のスポーツ!それがmotoGP
むきだしの体でオートバイに乗り、300km /hを越えるスピードのまま1本のラインを奪い合う—— 。モトGPとは、そんなモータースポーツ。
2015年、4輪レースの最高峰であるF1のトップスピードが約340km /hだと言われる中、モトGPマシンは15年開幕戦カタールGPで、ホンダRC213Vを駆るマルク・マルケスが、350km /hをマークした。これこそ、モトGPが「地球最速のスポー ツ」と呼ばれるゆえんだ。
トップスピードはF1を上回るGPマシンに剥き出し状態で乗り、マシンをコントロールして最速を競うmotoGP。マシンの戦闘力や仕上...
ロレンス編集部
MotoGP 今年もYAMAHA の年になる?(七五七) Movistar YAMAHAのプロモ動画がカッコいい。
ロッシが2018年のシーズンまではYAMAHAとの契約を続行すると発表した反面、ロレンソはドゥカティに移籍かも??というニュースも出て。
この二人の、同じマシン、同じ環境でのライバル意識むき出しのレース、もしかしたら今年が見納めなのかもですね・・。
【ニュース!】V・ロッシ、「YAMAHAとの契約を更新してさらに2年間、ともにMotoGPで戦う」と宣言! - LAWRENCE(ロレンス) - Motorcycle x Cars + α = Your Life.
MotoGP 2016年シリーズが始まったばかりですが、なんとヴァレンティーノ・ロッシとYAMAHAがさらに2017-2018年...
ロレンス編集部
【ニュース!】V・ロッシ、「YAMAHAとの契約を更新してさらに2年間、ともにMotoGPで戦う」と宣言!
MotoGP 2016年シリーズが始まったばかりですが、なんとヴァレンティーノ・ロッシとYAMAHAがさらに2017-2018年の2シーズンの契約を更新した、というニュースが入ってきました!
ロッシは、Movistar Yamaha MotoGPの一員として、2017年と2018年もMotoGP世界選手権に参戦するそうです。(つまり、少なくともあと3年はロッシの引退はない?)
「YZR-M1」との特別な結びつきは2004年にスタート。ヤマハでの初レースとなった南アフリカGP、ウェルコム・サーキットで鮮やかな優勝を飾り、以来、“ザ・ドクター”と「YZR-M1」のコンビは圧倒的な強さを維持し...