ロレンス編集部
2002年に開幕したMotoGP! 歴代マシンGPマシン遍歴を辿ってみよう! YAMAHA編。vol.6【2013-2014】
2013 YAMAHA YZR-M1 わずか4ポイントでV逸 立ちはだかったのはマルケス!
(Racing オートバイ MotoGP GRAPHICS 2016@モーターマガジン社)
12年シーズンの後半戦、ペドロサの猛追を受け、定評あるコーナースピードの高さをそのままに、加速の向上をテーマとしたのが13年モデル。シーズン中盤までは順調にマルケス、ペドロサを渡り合っていたが、ロレンソがアッセンで負傷し、シーズン中盤に本調子で走れなくなってしまう。このスキに乗じたマルケスがポイントを伸ばし、4ポイント差で連覇達成ならず。
ロッシのYAMAHA復帰で前年の王者でもあるロレンソとのW表彰台、そ...
ロレンス編集部
大胆予想!【開幕したばかりの MotoGP2016】 ロレンソを止められるのは、いったい誰だ!!?
タイヤとECUソフトという、いわばモトGPマシン走行のカナメが ふたつ同時に変更されるというのは、現場に相当な混乱を起こすものと考えられていた。
たとえばテストでのラップタイムが、前年のテストデータと比較して悪かったとき、従来ならばマシン本体やタイヤとのマッチングに原因を絞り込むことができた。
しかし2016年は、タイムが上がらない原因を、マシン(=これはエンジン/車体/電子制御が3大要 素だろう)なのかタイヤなのか、それとも新しい統一制御ソフトなのか特定できにくくなってしまうのだ。たとえば、タイヤが滑るのは、タイヤのグリップ特性なのか、トラクションコントロールの効きなのか、それともエン...