ロレンス編集部
結婚至上主義に陥る男と女。恋愛至上主義者でありつづけたい私を責めるなかれ。
恋愛するよりも先に結婚を口にする男
結婚願望が強い友人の話だ。
私にしては実に珍しいのだが、その友人は男性である。
仮にW辺としておく。
W辺は、30代後半なのだが、見た目は若い。美男とは言い難いが、女性受けは悪くない。
彼は常に「箸でくるくる回さなくても味噌が均等に混ざっている味噌汁を毎朝飲みたい」という。だから結婚したいのだそうだ。
どういうことかというと、彼は基本朝は和食党なのだが、インスタントの味噌汁はほっておくとすぐに味噌とお湯が分離して、味噌が下に沈む。それが嫌だ、というのである。
お前な、と私は諭す思いでW辺に言った。女を最初から妻としてみてもいいことないぞ、と。「女性はお...
ロレンス編集部
【Singlesな車たち】ハコスカの愛称で親しまれる、あのクルマとは。
40代以上のクルマファンであれば、間違いなく日本を代表する名車の一つ、に挙げるだろう。
それが、初代GTーRこと、C10型、もしくはエンジンの型式からS20エンジン系と呼ばれるこのクルマだ。発売された1969年当時では最高レベルのパフォーマンスカーでありながら、クーペではなく、セダンのスタイリングを持っていた。四角いボディから、ハコスカ、という愛称で親しまれた。
スカイライン、それもGT-Rといえば、1970年代から現在にいたるまで、日産のフラッグシップであり、世界に通じるハイパフォーマンスカーの一つだと言える。
現在のGT-R
日産GT-R(NISSAN GT-R)の公式サイト。NIS...
ロレンス編集部
【いつか撮られてみたい】プロフォトグラファー マイク・ブラバク(Mike Blabac)。
マイク・ブラバクは1973年生まれのフォトグラファー。
米国ミシガン州の出身だ。
彼はスケートボードやモータースポーツのような激しいアクションの写真を撮らせたら天下一品。レッドブル主催のXゲームの大会にもよく出没する。
彼の目となり、猛スピードで動き回り飛びまくる選手たちの姿を正確に捉え、もっとも美しく神々しい瞬間を切り取るのは、やはりライカMだ。
ライカMはいわゆるレンジファインダー(光学式距離計)方式。オートフォーカスではなく、光学式距離計手動でレンズを回して距離を測り、ピントを合わせる。現代の日本メーカー製のプロ用一眼レフはハイテクの塊で、ほぼ自動的に焦点を合わせることが可能で、連...
ロレンス編集部
バイクとのつき合い方を考えるライフスタイルブランド「DUCATI SCRAMBLER」
一般にバイクライフが誕生して半世紀
いろいろな見方があると思うが、日本でバイクが広く一般大衆の趣味として定着しはじめたのは、1960年代からではないかと思う。
1959年に日本初といってもいい、本格スポーツバイクのHonda CB92が発売され、1969年にはあの名車Honda DREAM CB750FOURが、世界に向けてリリースされてから、一気に現代的なバイクライフが、花開いたといえるのではないだろうか。それからおよそ半世紀。私たちが楽しんでいるバイクライフは、それこそ多種多様に分化し進化してきたのである。
世界で大きな潮流となるカスタムカルチャーへのドゥカティの回答
ロレンスでは今...
ロレンス編集部
【レポート】ニューヨーク発のラグジュアリーサンダル“Sand by Saya NEW YORK”が日本に上陸!
ニューヨーク発のSand by Saya NEW YORKが日本に登場!
ニューヨーク発、ALLハンドメイドのサンダル&アクセサリーブランド「Sand by Saya NEW YORK」。ELLEやVOGUEなど数々のファッション雑誌にも取り上げられている、幅広い年代の女性から注目のブランドです。スマートでスタイリッシュだけど、可愛さのあるクラシックボヘミアンなデザインが人気を集めています。
そして今回、Sand by Saya NEW YORKが日本の各地でポップアップキャラバンを行うにあたり、デザイナーのSayaさんがNYから来日。関係者を集めてのパーティが行われました。そこでロレン...
ロレンス編集部
太陽に祝福された鈴鹿サーキット SUZUKA Sound of ENGINE 2015 こぼれ話 その4(最終回)
日本初の本格舗装サーキットとして1962年に誕生した鈴鹿サーキット。この場所では今日まで数々の名ドラマが繰り広げられてきました。
写真を中心にお届けいたします。
日曜日は雨予報が出ていたので、デモ走行を見ることができるのは土曜日だけになるかも・・・と多くの人が心配していましたが、良い方向で天気予報は大ハズレ。日曜日は太陽に祝福された1日になりました。
実は私宮﨑、ものすごい晴れ男なのです。今回、場内放送のコメンタリー(解説)として呼ばれた私ですが、私の晴れ男ぶりを聞きつけた関係者がその「特殊能力」を見込んで召喚したのかもしれません? コメンタリーの仕事ぶりが合格点だったかはともかく? 「...
ロレンス編集部
【Singlesな女たち】株式会社SONOKO 代表取締役社長 権藤嘉江子
金融からファッション・美容業界へ
スラリとした長身に、ショートに整えた髪。
そして常に自信に満ちた笑顔。
SONOKOの代表取締役社長を務める権藤嘉江子さんは、米国Facebookの副社長シェリル・サンドバーグや、米国Yahoo!のCEO マリッサ・メイヤーなどにも通じるポジティブさとアグレッシブさを持つ、典型的な女性経営者のように見える。また、元プロ野球選手であり名監督で知られる権藤博さんの実の娘という背景が、彼女のオーラを増している。
金融畑からラグジュアリー・ファッションビジネスに転じたのが1999年。ブルガリジャパンでは営業企画マネージャーとして実績を残したが、もともとファッショ...
ロレンス編集部
世界に広げようクラシックの輪っ! SUZUKA Sound of ENGINE 2015 こぼれ話 その3
練習走行のある22日(金)、コメンタリー用の取材として走行準備に勤しむピットの人たちにインタビューをしました。すると、イギリスからカワサキKR500とカジバC589を持ってきたクリスさんのピットに、「むむむっ?」と思う人物がいました。
鈴鹿入りした金曜日のその時点で、私はまだライダーのエントリーリストの完全版を手にしていなかったのですが、彼のヘルメットに記された名前「CHAS」を見てピンときました。この方は1960〜1970年代に世界ロードレースGPで活躍された人物、チャス・モーティマーさんです。
チャスさんのプロフィール。
ここ鈴鹿に集った2輪ファンのお目当はケビンやエディやケニーなの...
ロレンス編集部
ケビン、フル回転 SUZUKA Sound of ENGINE 2015 こぼれ話 その2
「SUZUKA Sound of ENGINE 2015」の2輪部門で一番活躍したのは誰か?といえば、それはケビン・シュワンツだと思います。ペプシ・スズキ、ラッキーストライク・スズキの2台のRGVΓ500に乗って、練習走行の金曜日を含め週末の3日間、何度も走行を披露してくれました。
こちらのXR75は欠品のある状態でしたが、わずか1ヶ月でそれら不足のパーツを製作し、なんとか本番に間に合わせたそうです。英国人オーナーのスティーブさんの地元にはこの手のパーツ製作に長けたF1関連企業が多いので、そのような迅速な対応が可能だったようです。ただ、「クランクシャフトのベアリングが特殊なので、クランク...
ロレンス編集部
SUZUKA Sound of ENGINE 2015 こぼれ話 その1
去る5月23、24日に、三重県・鈴鹿サーキットで開催された「SUZUKA Sound of ENGINE 2015」に行ってきました。通常、雑誌編集者としての私の場合、鈴鹿に行くのは雑誌記事の取材・・・というのが常ですが、今回は場内放送のコメンタリー(解説)という初体験のお仕事・・・でした。
「SUZUKA Sound of ENGINE 2015」は、2輪・4輪のモータースポーツを彩った名機と名選手をメインにフィーチャーする、日本版"グッドウッド"を目指して企画されたイベントです。"グッドウッド"については、こちらのWikipediaをご参照ください。大雑把に言えば、「葵祭」や「流鏑馬...