ロレンス編集部
2ストロークでのマン島TTチャレンジ、起用ライダーはイアン・ロッカーでした!!
先日お伝えした、2ストロークV4マシン、スッターMMX500(580cc、195ps)による今年のマン島TTセニアクラスへの挑戦ですが、起用するライダーの名前が明かされました。マン島のマウンテンコースを知り尽くした男、イアン・ロッカーです!
2ストロークマシン、今年のマン島TTにチャレンジ!? - LAWRENCE(ロレンス) - Motorcycle x Cars + α = Your Life.
マン島TTの オフィシャルサイト によると、今年のマン島TTに2ストロークマシンが、セニアクラスに参戦するらしいです。
マシンは、スッターの2ストローク4気筒576cc!
参戦するマシンは、...
ロレンス編集部
公道で〜恐怖!恐怖!200マイルの世界ィ〜♪
井上陽水さん、ゴメンなさい・・・と、まずは謝っておきましょう? 過去ロレンスでは、何度もマン島TTレースのオンボード映像をご紹介しましたが、このオンボード映像もなかなか"ゾゾゾ〜"とする迫力ですよ!
時速200マイル(約321.8688km/h)の光景。
こちらの映像は、英国の名門映像ソフト販売業者であるDUKE VIDEOのYouTubeチャンネルにアップされた宣伝ムービーで、コナー・カミンズ(ホンダCBR1000RR)のプラクティスの走りをおさめたものです。
ビビりつつ、動画をお楽しみ?ください。
マン島TTレースの参加者というと、とにかく蛮勇な命知らずのレーサー・・・みたいなイメー...
ロレンス編集部
2ストロークマシン、今年のマン島TTにチャレンジ!?
マン島TTのオフィシャルサイトによると、今年のマン島TTに2ストロークマシンが、セニアクラスに参戦するらしいです。
マシンは、スッターの2ストローク4気筒576cc!
参戦するマシンは、スイスのスッター・レーシングのスッターMMX500。水冷2ストロークV4で576ccのMMX500は昨年の秋に登場したレーシングモデルで、99台限定で120,000スイスフラン (英ポンドで£85,000、米ドルで$125,000, ユーロで€109,000、円で約¥13,930,018)というプライスタグが設定されています。
スッター・レーシング代表のエスキル・スッターのコメントによると、彼の作品である...
ロレンス編集部
1989年TT・・・マン島TT今昔物語 #6
みなさんはTTの「ハットトリッククラブ」という言葉を聞いたことがありますか? フットボールやホッケーでは1試合で3つのゴールを決めるとハットトリックと言いますが、TTの場合は1回の大会で3つのクラスで優勝することを、ハットトリックと表現します。ハットトリッククラブという団体があるわけではありません。1つ勝つだけでも大変なTTを、TTウィークの内で3勝してしまうグレートなライダーを讃え、「◯◯選手はTTエリート、ハットトリッククラブの一員となった!」と記述したりするわけです。"ビートルズ"の名曲「Eight days a week」をもじって、「Three wins a week」という表...
ロレンス編集部
1911年TT・・・マン島TT今昔物語 #5
昔のバイクには、ギアボックスもクラッチもなかった!?
1907年に始まったマン島TTですが、当初から今日使われているマウンテンコースが使用されていたわけではありません。20世紀初頭のモーターサイクルはギアボックス(変速機)もなければクラッチもナシ。後輪の駆動は革ベルトが当たり前でした。下の白黒写真は第1回TTの単気筒クラスに優勝したマチレスに乗るチャーリー・コリアーです。
出典:
黎明期のTTマシン
そしてこちらの白黒写真は、同じく第1回TTの2気筒クラス勝者のレム・ファウラーのノートン(仏プジョーエンジン)です。今のモーターサイクルを見慣れた人には、自転車にエンジンを載せただけの乗り物...
ロレンス編集部
1939年TT・・・マン島TT今昔物語 #4
2014年のマン島TTは、マイケル・ダンロップがドイツのBMW久々のセニアクラス勝利・・・しかもスーパーストック、スーパーバイク、そしてセニアの合計3勝をBMWにプレゼントしたことが大いに話題となりました(車両はBMW S1000RR)。ではその前のセニアクラスのBMWの勝利はいつだったのかというと、なんと3/4世紀前・・・第二次世界大戦前の1939年のことでした。
プロパガンダとしてのモータースポーツ参戦
出典:
1939年9月のナチスドイツによるポーランド侵攻で、欧州は第二次世界大戦の泥沼にはまり込むことになるわけですが、その直前に開催されたマン島TTはそんな時代背景もあって非常に政...