ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] ネットで中古でレア物ゲット?まるで自転車みたいなダートトラック専用フロントホイールハブ、雰囲気良品!
ダートトラックレーシングの本場アメリカでも、競技の専用パーツやその補修部品を実店舗に並べて日々営業するショップなんてほぼ皆無です。なにか欲しければ大きなレース会場での出店か、メールオーダー (カタログ販売) 、現代ならSNSも絡めてレースコミュニティを頼って人づてに探してみるとか・・・?あちらのeBay、日本ならネットオークションとかフリマアプリなんかじゃそうそうヒットする機会も少ない、家内制手工業っぽさバリバリのレーシングアイテムたちですが、時にはなんでこんな珍しいものがこんな値段 (安) で?みたいなケースに遭遇することもあります。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] ひっそりと?こっそりと?全米プロ選手権のトップカテゴリーで、シーズン途中なのにXXXな車両規定変更!?
2021シーズン全17ラウンドを予定するうち、ここまで7戦を終えたAFT: アメリカンフラットトラックシリーズ。トップカテゴリーのミッション・スーパーツインズ・クラスはインディアンFTR750が6勝、ヤマハMT-07改が辛くもTT戦で1勝。元祖ライバル・ハーレーファクトリーチームの昨年限りでの活動停止の遠因?ともなったインディアンの勢いはまだまだ留まるところを知りませんが、シーズン真っ最中のこの夏、主催団体はやや唐突に、FTR750を狙い撃ちする3つの (だいぶ) 大きなルール改訂を発表しました。他メイカー車への追い風になることは間違いありませんが・・・?
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 生涯一度はハマりたくてさ!と大喜びで走ってた"アメリカっぽい看板屋の親父"が静かに舞台を降りました。
50歳をゆうに過ぎてから突如ダートトラック・フィーバーに取り付かれ、あれよあれよとのめり込んだオールド・ノービス (自称) 鈴木貞好という名前に馴染みがなくとも、彼の屋号 "Petty Painter's Paradise" あるいは "ペティのスーさん" という呼び名はどこかで耳にしたことがあるかもしれません。アメリカンハンドライティングを探求する我が国の第一人者のひとりで、サインペインター (本人いわく手書き看板屋) として数多く拘りの手仕事を残した彼は、先日61歳でこの世を去りました。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] インフレ猛加速!?20年落ちオンボロ中古のエントリー向けモデルが当時の定価+ってそれどんな希少価値?
我が国では古くから、新たにダートトラックに取り組もうとする人たちがまず気軽に楽しむのなら、100〜230、あるいは250ccくらいの国産・空冷・単気筒モデルのうち特定の数機種が最適!と広く伝承されてきましたが、メイカーが現行モデルとしてはほぼ注力していないこのクラス、実を言うとそれら使える中古車の流通価格が目ン玉飛び出るくらい高騰しています。20世紀に新車販売されたマシンがいま、定価じゃ買えないことすらあるそうで?これじゃあ間口狭まっちゃいますよねー。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 我が家にはガレージないし?青空整備は限界あるし?でも本場の猛者は駐車場でエンジン降ろしちゃいますよ!
モーターサイクルで遊ぶヒトにとって肝心な "走る場所" も然ることながら、我が国の狭小な住空間事情では、整備や保管のためのスペースの確保はなかなかに頭の痛い問題です。アメリカのモーターサイクルカルチャーといったら、広々としたガレージやワークショップのイメージですが、彼らとてシチュエーションによっては露天で重ための整備メニューをこなす (しかない?) 場面もあります。本日はそんな、本場のプロのレースメカニックたちによる青空整備のお手本?をご紹介しましょう!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] エレキのエラまであと少し?電動バイクが主流になる(らしい)将来、ダートトラックレーシングは何処へ行く?
内燃機関から電動モーターへ、パワーソースの大転換・・・自動車業界はいま、CO2排出量の削減を題目として、100年に一度の変革期まっただ中にあると言われていますが、主にクローズドサーキットで親しまれる各種レクリエーショナルバイクの分野にも、(実用カテゴリーからはまだ何周も遅れているようですが) その波はヒタヒタと迫っています。10年後?15年後?にすべての新車モーターサイクルが文字通りのモーター駆動車に置き換わるとしたら、ダートトラックレーシングの世界はどんな変容が待ち受けているでしょう?
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] テッカテカでパッチパチ?のブルーグルーヴトラックは週イチ・月4くらいのご利用だと多分実現しませーん!
横滑りする前後タイヤが鳴き、擦れたホットシューからは火花が散って、まるで鏡のように青黒く表層が磨き上げられた硬質路面 "ブルーグルーヴ" は、ザックザクのクッショントラックと好対照をなす、ダートオーバル・スポーツならではの風情ですが、"数人でなんとなく走っていればだんだん仕上がってくる" といった簡単な現象ではありません。何日も前からの、あるいは恒常的なトラックプレップ = 路面作りの労なくしてはおそらく実現しない、いわば情熱のバロメーターなのです??