ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 1年と少し前、片田舎でグルグル場のオーナーになるぞと宣言した某ダートトラッカー氏のその後の進捗は?
世界を揺さぶる忌々しい感染禍が未だ巻き起こる前の昨年1月、今から68週間前。毎週金曜の定期更新をチビチビと刻んだひとつの節目である100回目の当コラムにて、筆者ハヤシは "今から10年のうちに、自前のプライベート・ダートトラックを1から作って所有したい!" とキッパリ?宣言しました。以来残念ながらあちこち出歩きづらい状況は続いていますが、筆者が今現在どんな物件を理想形として捉えているか、今日はこれからの具体的なビジョンを交えつつ?お話ししたいと思います。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 路面善し悪しガー?好みor嫌いダー?半世紀前の本場のプロのツインズTT戦ったら猛々しきこと鬼神の如し!
"路面の状態が酷くて・・・" とか "タイヤが全然食わなくて・・・" とか、今日はちょっと巧く乗れない理由づけなどいくらでもできますが、それにもかかわらずあなたよりも速く走るライダーが同じトラックにいるならば、そんなモンは負け犬の遠吠え、単なるエクスキューズです。本日は今から半世紀近く前、映画 "オン・エニー・サンデー" の少し後、そして80年代黄金時代のちょっぴり前、今よりマシンが素朴で男たちがもっと漢だったころ?の貴重な2気筒TT戦の模様をご紹介しましょう!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 3度目の正直なるか!?超一流エクストリームライダーが激戦必至の450ccクラスでAFTスーパーTTに挑む!
大人気リアリティ番組 "ナイトロサーカス" 主演でも有名なトラビス・パストラーナはモトクロス出身のマルチアスリート。2000年AMAアウトドアモトクロス125ccチャンピオン、2001年AMAスーパークロス125ccイーストチャンピオンを皮切りに、FMXでのダブルバックフリップをはじめとする様々な2輪エクストリームスポーツ、はたまた4輪ラリー競技でも活躍するなど、多彩で華やかなプロフィールの持ち主です。そんな彼が4月末の週末に行われるAFT: アメリカンフラットトラック第3戦 "アトランタ・スーパーTT" に、レッドブルKTMファクトリーチームの450ccマシンを駆って出場することがアナ...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] ちょっと特殊な"ニッポンの事情"にマッチした、いまからでも5台+で競える"標準的レース用車両"を考える!
春はあけぼの!筆者ハヤシは件の蔓延防止の観点から?所用があれば数ヶ月に一度くらいレーストラックにチラっと出向くかなーどうかなー?の禁欲気味な生活スタイルを続けていますが (ウソです。実際は育児でやたら忙しいだけです) 、例年シーズン初めのこの時期になると俄然問い合わせが多くなるのは新たなダートトラック挑戦者の買い求めるべきマシンについて。日本で古くからこのスポーツに親しむための名車とされてきたアレとかアレは、そろそろタマ数もぐーんと減って、めっきり見つけにくくなっているようですね。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] AFTもお手本にする?"NASCARマーケティング"、50年ぶりの最高峰ダートトラック戦にその真骨頂を見た!
我が国では2輪= モーターサイクルで土の上のオーバルコースを走るスポーツそのものを "ダートトラック" と呼ぶのが一般的ですが、本場アメリカでのその正式な呼び名は "フラットトラック" です。走るのが馬でも2輪でも3輪でも4輪でも、使用する周回コース = トラックが平坦な土系舗装 = ダートであれば、その競技場が "ダートトラック" 。先週末開催された全米最大の4輪トラックレース競技 "NASCAR" 第10戦ブリストル・ショートトラックは、実に半世紀ぶり?と言われる "ダートトラック" を復活させた歴史的一戦となりました!※本日は "4輪オーバルレーシング" のお話です。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] あれから早10年〜想ひ出の400m = 常設1/4マイルトラックの"致命的弱点"をもういっぺん曝け出してみる〜。
東日本大震災から10年の時を刻んだ今年3月。思い返せば、日本で長年ダートトラックに親しむ人々にとって、あの春は "もうひとつの大きな転換点" でした。この年に至るまでの10数年間、我が国ダートトラックレースシーンの、おそらくは中心地であった、栃木県・ツインリンクもてぎ内、まさに "TWINのRING" として常設された、400m + 200mのふたつの美しいオーバルトラックが、2011シーズン終了をもって閉鎖・廃止となることが、決定事項としてライダーたちに伝えられたのです。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 写真や動画じゃ響いてこない?不世出の超一流選手が残した "伝説の一戦" の数字は我々になにかを語るのか?
"圧倒的に不利な条件をはねのけ、完膚なきまでに相手を打ち負かし勝利をモノにする" ・・・スポーツに限らず誰しもきっと一度は夢想する、劇的なシーン。こんなイメージを地で行って、20年近く経った今も語り継がれる "伝説の一戦" での活躍を、アメリカン・プロダートトラック史に残した選手がいます。2002年夏のイリノイ州ピオリア。全米選手権伝統の地での54回目のTT戦決勝、最後列最後尾18番手からスタートした21歳のニコラス・パトリック・ヘイデンは、25周の間に17人全員を抜き去るという、観衆のド肝を抜くパフォーマンスでトップチェッカーを受けて優勝したのです。