ロレンス編集部
世界への旅に出たくなる! CRF250RALLYに乗ってきました
CRF250RALLYに試乗してきました。本誌riderにも掲載しますが、次号は3月28日発売と随分先なので、とりあえず速報を。バイクに興味がないって人にもぜひ読んで欲しい、素晴らしい旅のツールと言えるバイクに仕上がっていました。
唯一無二のバイク
CRF250RALLYのPL(開発責任者)であり、オフロード仲間(と勝手に思っている)杉山さんにも言ったんですが、最初の試乗時には悪いところは一切見当たりませんでした。完璧です。
CRF250RALLYは、従来からあるCRF250Lをベースに、ダカールラリーに参戦するCRF450RALLYレプリカのエクステリアを装着し、タンク容量を10ℓと増...
ロレンス編集部
50年続くキャノンボールレース、知ってますか?50周年を記念したイラストTee、予約受付中です!
キャノンボールと言うと、いま40〜50代くらいの人だと映画を思い出すかもしれません。若い人はキャノンボール? それなに? となるかもしれないけれども、チキチキマシン猛レースにも通じる、いわゆる「公道レース」のことです。
HondaのPRが発端となったBAJA1000の始まり
1960年代なかば。カリフォルニアでドイツのNSUというバイクを輸入販売していた、バド・イーキンスという青年がとある日本製のバイクに目をつけます。Honda Dream CL72というスクランブラー(今でいうオフロードバイク)でした。バド・イーキンスは、1963年に公開された「大脱走」で、スティーブ・マックイーンのス...
ロレンス編集部
SOK(Spirit of Kazama)目標達成! 風間晋之介、無事ダカールを完走!
親子ともにダカール完走者に
1982年のパリ・ダカールラリーに日本人として初めて参戦した冒険家、風間深志。その三男である風間晋之介が無事ダカールラリーを97台の完走者中67位で完走した。2009年にアフリカ大陸から南米大陸に舞台を移したダカールラリーにおいて、日本人ライダーとしては2番目の完走者となった。
今回のプロジェクトは、晋之介が少年時代から思っていた「父も走ったダカールに、父とともに挑みたい」という夢を追うものだった。今回、父である風間深志はサポートトラックで同行、ピットからのレポートとサポートを担当した。
このプロジェクト「Spirit of Kazama」は2015年に本格ス...
ロレンス編集部
SOK速報 vol.8 風間晋之介、初出場初完走に向けて王手!
波乱に満ちた展開となった2017ダカールもいよいよ明日1日を残すだけとなった。今年も連覇かと思われたトビー・プライスが骨折により消え、他を圧倒するスピードを見せつけたホアン・バレーダはレギュレーション違反で後退。さらに、ハスクバーナ初の優勝となるかと期待がもたれたクインタニラも最後の最後になってリタイア。そんなハードなダカールを、初出場の風間晋之介は今完走しようとしている。
トップライダーもルートファインディングに苦しんだStage10。SS449km、リエゾン302km、トータル751kmのルートを風間晋之介は過去最高位となる50位でフィニッシュし総合成績を74位までアップ。
極寒だ...
ロレンス編集部
SOK速報 vol.7 波乱のダカール後半戦スタート
2017年のダカールラリーは、悪天候に見舞われルートの変更やキャンセルが相次いでいる。8日のレストデイ前日のステージ7もキャンセルになったが、レストデイ開けに始まったマラソンステージも初日がほぼ半分の距離に短縮され、また2日目も短縮。そして、アルゼンチンに入ったステージ9は道路上で発生した災害によりキャンセル。残る競技区間はわずか3つとなった。
今回のルート短縮、キャンセルは完走が目的の晋之介にとっては朗報。だが状況はイージーではなく4000mを超える標高での雨、深夜までの走行により疲労は溜まってきている。それでも後半戦では順調に順位を上げてきている。1月10日に行われたステージ8では大...
ロレンス編集部
SOK速報 vol.6 ダカールは休息日
豪雨によって、1月7日のStage6はキャンセルになったダカールラリー。選手が一緒にリエゾンでボリビアのラパスに移動した。そして1月8日は休息日。これまで、なかなかメッセージを送ることの出来なかった晋之介のメッセージがフェイスブックに掲載された。
風間晋之介からのメッセージ
「皆さまこんにちは
風間晋之介、決してリタイアしたりサボってた訳ではありませんw
ただ、単純に電波状況が良くなく、僕がレースから帰り着くビバーク(キャンプ地)は特にアンデスの山脈地帯に入ってから劣悪で、何もアップデートする事が出来ませんでした
いやー、さすが世界一過酷と言われるレースだけあって3日目辺りから毎日スペシ...
ロレンス編集部
『2016 JRPAモータースポーツ写真コンテスト』結果発表!
多数のご応募ありがとうございます
日本レース写真家協会(会長:小林稔、略称:JRPA)は、本年度よりアマチュアフォトグラファーを対象としたモータースポーツ写真コンテストを開催させていただきました。
第1回となる2016年の「JRPAモータースポーツ写真コンテスト」は、12月に開催されたJRPA総会にて会員62名による投票を実施、大賞1名を選出いたしました。
大賞:鈴木幸男さま タイトル「夕陽を浴びて」
鈴鹿8時間耐久ロードレースでの1シーン。夕暮れの中、勝利に向けコーナーを駆け抜ける中須賀克行選手を縁石を絡めスローシャッターで効果的に捉えた作品です。難易度の高い技法ながら、優勝マシン、国...
ロレンス編集部
SOK速報 vol.4 風間晋之介、無事に過酷な3日間を走破!
すでにスタートから3日を終えた2017 ダカールラリー。晋之介風間は安定した走行で無事に3日とも完走! これって当然のことと思えるかもしれないけれども、国際的なクロスカントリーラリーを1度しか走ったことのない晋之介にとって、これは適性の高さを早くも示していると言える。
BAJA1000には2回完走している晋之介だが「クロスカントリーラリー」の経験はメルズーガ・ラリーのみ。BAJA1000は基本的にコースマークを見てルートを辿ればいいデザートレースだが、クロスカントリーラリーではコマ図とGPSを頼りにルートを見つけて走っていかなければならない。ナビゲーション能力がないとフィニッシュすら出...
ロレンス編集部
SOK速報 vol.3 いよいよ明日2017ダカールスタート
2017ダカールラリーのスタート地であるパラグアイの首都アスンシオン。風間親子は到着後はマシンも届かず、とりあえず出来ることはなく待機の状態だったが、ようやくマシンを受け取ることができ、ダカールラリーの厳しい車検、人検をクリア(したようだ)。
今回ショーン風間が乗るバイクは、2014年モデルのヤマハファクトリーマシン(と同等レベルのマシン)。ダカールではライダーの保険やパスポートなど書類面をチェックする人検と車検が課されており、これが結構大変。初参戦のショーンは緊張の面持ちで会場に向かう。
壮大な旅は、1月2日に始まる。日本とアスンシオンの時差は12時間なので、昼くらいのスタートだとする...