ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] AFT'16王者ブライアン・スミスがインディアンファクトリー離脱! 栄光の"ニンジャ650"で来期王座奪還を誓う!
2016年のAMAプロダートトラック選手権でカワサキ・ニンジャ650を駆り全米チャンピオンとなったブライアン・スミスは、シーズン終了直後に電撃的にインディアン・ファクトリーチームへ加入。FTR750にフル参戦初年度から1番プレートを纏わせ、2017年はシーズン4勝ランキング2位。2018年は怪我とその治療のため欠場があったにもかかわらず最終戦を含むシーズン3勝でランキング5位。ところがほんの数日前、来期2019年はインディアンファクトリーを離れ、全米王者を共に勝ち取ったクロスリー/ハワートンモータースポーツ + カワサキ650の体制で参戦することを発表しました! "マイルマスター" の異...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!]レースフォーマットをシミュレーションしながら考える"負けないためのダートトラック・レーシングTIPS"!
「レースの朝は、早い」と情熱的で大陸系な感じで書き始めようかと試みましたが、ダートトラックレースの一日のスタートは実はあまり早くありません。少なくとも競技者や観客にとっては。本日は"日本で最も刺激的なダートトラックレースシリーズ"を目指しての設立からはや6年、筆者ハヤシの主宰する競技団体・FEVHOTSの"レース形式"の解説を縦軸に、この種目ならではのレースDAYの過ごし方、併せて皆さんにお伝えしたい"負けないための"レーシングTIPSをご紹介しましょう!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!]純ダートトラッカー的視点で語る ! "イケてるストリートトラッカー"って実は最高難度のカスタムテーマかも?
幅広ハンドルバーに剥き出しのエアクリーナー、ダウンタイプのスーパートラップマフラーにゴツめのタイヤさえ履かせれば、猫も杓子も "ストリートトラッカー" と称され、ヤンヤともてはやされた時代は今を去ることはや10数年前。"トラッカー = 勝つためのトラック(コース=サーキット)用レーシングマシン" と "ファッショナブルなストリートスタイル" の間で巧みにバランスの取れたカスタムマシンも時折目にしますが、大メーカーのデザインを持ってしてもその折り合いを付けるのは至難の業。本日は筆者ハヤシが、ダートトラックレーサーならではの目線で、"ストリートでも美しく映える (ように思う) ダートっぽい雰...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] "追い抜きは クロスが基本 最初はね !" トラック上で失敗しないためのオーバーテイクテクニック [必修初級編] !
ダートトラックレーシング、とくに "ショートトラック" と呼ばれる短距離コースでのコーナーリングは、大雑把に言うならば "マシンの横滑り率" をコントロールして車速と進行方向を定め、より速く走ることのみを目指すシンプルなもの。その実践にはトラック上の各地点でどのような走行ラインと車体姿勢を選ぶかが最も重要なポイントです。走法の理解を深め、ある程度の練習を積めば、転ばず一応周回を重ねることなど誰でもできますが、"究極的な目標" は、レースにおいて他の誰よりも先にフィニッシュラインを超えるべく、前走車を抜き・後続車に抜かれないこと。というわけで本日は、無用の怪我なくアグレッシブなライディング...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 残念なお知らせです。"ダートトラックをグルグル走り回るだけ"では大して他のことの役には立たないのかも!?
ダートトラックライディングは楽しい。メチャクチャに愉しい。もうこれだけでいいかもしれない?横滑って走れるようになり始めた途端、そう感じる人も多いはずです。が、"少し走れるレベル"の先は、軽量な小排気量車をそれなりの速度で、淡々とあるいは嬉々として走らせ続けていれば、いつの日か他カテゴリーに活かせるほど運転技術や身体能力は高まるのでしょうか?となると毎週のように各地のトラックへ通う"ダートトラックプロパー"は、他でもかなり活躍できるってこと?本日は一流ロードレーサーとダートトラックの関係から、その相互作用を少しだけご紹介しましょう。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 単気筒ハーレーダビッドソン!カスタム魂をくすぐる異色の?ダートトラックレーシングマシン特集![前編]
この夏、ハーレーダビッドソンは未来に向けた新たなマスタープランとして、市販予定の電動バイク、アドベンチャーモデル、そしてストリートファイタースタイルのコンセプトモデルを次々と公開し、世の人々に新鮮な驚きを与えています。さらにはアジアのメイカーと戦略的提携を結び、250〜 500cc モデルを新興マーケットに投入する計画もあるとか。ハーレーと言えば V型2気筒のクルージングイメージでしょうよ・・・いやちょっとお待ちを。毎週金曜、当コラムが様々な切り口から皆さんにご紹介しているアメリカンダートトラックの世界には、実はおよそ50年前から "戦う単気筒ハーレー" が存在するんです。というわけで本...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 彼を知り己を知れば100戦あやうからず!爆発的上達の鍵はガチで笑って殴り合えるスパーリング相手の存在。
ダートトラックライディングの仕組みを物理現象として理解し、基本的なマシンのセットアップを知って、練習にも足しげく通うことで、あなたは好条件の単独走行でならひとまずマシンを振り回せるようになった・・・さてその次は?走者同士が接触寸前の距離感で丁々発止の攻防を繰り広げるこのカテゴリーで、安全に上達し、しかも勝てる・強いライダーへと成長するためには、いったいなにが必要なのでしょうか?答えはひとつ。それは、手の内をほとんどすべてさらけ出し、お互いがしのぎを削る、信頼のおける練習相手、いわば "スパーリングパートナー" をみつけることです。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 小さなマシンで小さなトラックをぶっ飛ばせ!"タイニー・ダートトラック" は究極のバイク遊びのひとつ?
余計なものを削ぎ落し、限られた要素でより豊かに、より自由に過ごす "ミニマルライフ" や "断捨離" といった考え方が広く社会に紹介されたりする昨今ですが、モーターサイクルでのスピードレース系カテゴリーにおいても、1周150m 程度の極小オーバルで、ほんの10馬力しかない軽量マシンを全開で振り回す、いわば "タイニー (ちっちゃな)・ダートトラック" には、道具を使うスポーツの楽しさや魅力のほとんどすべてが揃っているといっても過言ではありません。というわけで本日は、"これからあなたがちっちゃなダートトラックに注目するべき4つの理由" についてお送りしましょう!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 本場アメリカ的ダートトラック仕様マフラーと言えば!低回転域軽視の"バーボー・タイプ"こそが本格派です!
スロットル全開で、高いエンジン回転数を維持したままターンに飛び込み、一気にフルバンク・前後輪横滑り状態でのブレーキング = コーナリングを指向するダートトラック。レーシングマシンをより扱いやすく、高いパフォーマンスを発揮するべく選ばれるマフラー = 排気装置は、他のスピード系モーターサイクルスポーツとは全く異なるアプローチで、そのピーク性能に到達するようデザインされています。本日はそんな、一風変わったダートトラックマフラーの歴史と秘密に迫ります!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] "ギヤリングぴったし"を目指せ!歯車の噛み合ったスムーズで鋭いダートトラックライディングへの招待状!
左フットペグの付け根が接地するくらい、カミソリのように鋭く深いバンク角での進入モーション!それはダートトラックライディングに取り組むライダーなら誰しも会得したい"激アツテクニック"です。その達成までに必要なのは、いったい何でしょう。転倒を恐れずターンに飛び込む勇気?あるいは転びまくって身体にその感覚を染み込ませる?・・・いえ、どちらもさして必要ありません。本日ご紹介するリスクを抑えて実践する方法、ギヤリング = スプロケットと走行ギアの適切な選択からスタートすれば、比較的安全に一歩ずつ挑戦することができます。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] ありよりのなし?なしよりのあり?ダートトラックレーシングにフロントフェンダー いる or いらん論争!
ダートオーバルを周回するレーシングマシンが持ち合わせていないもの・・・まずはルールで "完全な取り外しが義務づけ" られるフロントブレーキを挙げることができますが、さらに見てみると前輪を覆うフロントフェンダー (泥よけ) を装備していないマシンが大多数。土の上でのレースなのに?レース車両の元になる市販車にはついていますが?というわけで本日は、歴史的に前輪を "オープンホイール" とするダートトラックマシンのアレコレにまつわるお話です。