ロレンス編集部
ヤマハのMotoGP用V4搭載車が話題ですが、最初のGP最高峰クラス用V4は、どのように生まれたのか振り返ってみましょう
2025年9月に初公開された、V4エンジンを搭載した「YZR-M1」の開発ぶりがロードレースファンの間では話題になっています。このV4エンジン版「YZR-M1」は、ヤマハの最高峰クラス(500ccおよびMotoGP)用V4搭載車としては、1982〜2002年の「YZR500」以来のモデルとなります。1980年代のYZR500は並列4気筒からV4へのスイッチの成功例といえる好成績をおさめることになりましたが、当時ヤマハはどのような理由から、並列4気筒→V4へのきりかえを選択したのでしょうか?