ロレンス編集部
新色がでたね【YAMAHA YZF-R1】 オートバイ 2016年5月号 別冊付録(第82巻第9号) 2016国産車総図鑑より
2015年に鮮烈デビューし、驚くほどのグレートセールスを記録したYAMAHAのYZF-R1に、新色が出てますね。
昨年フルモデルチェンジしたYZF-R 1 はレースでの戦闘力向上やサーキット走行を重視し、「High tech armed pure Sport」をコンセプトに全てを一新した。クロスプレーンクランクを採用する 998 cc 水冷直4エンジンは、従来モデルのものより大幅に軽量・コンパクトにしながら、ショートストローク化、 バルブのロッカーアーム駆動方式や オフセットシリンダー採用などで大幅にパワーアップ、優れたパワー特性も備えている。(オートバ...
ロレンス編集部
憂鬱な朝 気だるい夜・・女はアフリカツインの夢を見る。- 東本昌平・RIDE「Encounter the wild」より
退屈していた女に不意に訪れた アフリカツインとの出会い
午前6時。
アキコはいつものとおり目覚める。ベッドの傍らにはパートナーのヒロミがまだ熟睡している。
昨夜の深酒を後悔しつつ、ヒロミを残して仕事前のジョギングに出かけるアキコだったが、信号待ちをしているときに、目の前を通り過ぎて行った一台のオートバイになぜかふと、関心を持つのである。
それは大型のモーターサイクル。HONDAのアフリカツインだった。
朝起きて、走って、働いて、酒を飲んで、深夜に帰宅して、また朝起きる・・
アキコは退屈していたのだ。
仕事が面白くないわけでもないし、パートナーのヒロミとの暮らしに倦んでいるわけでもない。た...
ロレンス編集部
大雪の降った夜。戻らぬ友を探しにバイクででかけたゲンさんの話 via RIDE@モーターマガジン社 / オートバイ 2016年 4月号
ゲンさんはバイク屋。
職業だから、というのではなく、とにかく走るのも大好き。今日は雪模様だというのに、愛車のCB400FOURでの”パトロール”は欠かさないのです。
©東本昌平先生/モーターマガジン社
雪の日に大谷さんに訪れた災厄とは
タイヤ交換にやってきた知人の大谷さんのスクーターをお預かりしたゲンさんは、代わりに自分の軽トラを貸します。よもや、大谷さんの身に大事件が怒ることなど、そのときのゲンさんには想像もできませんでした。
大谷さんの身を案じて、雪の中バイクで出かけるゲンさん(気をつけて!)
遅い・・・遅すぎる。
大谷さんの身に何かあったのでは?と心配するゲンさん。雪は強くなる一方...
ロレンス編集部
【オートバイ (月刊) PREMIUM IMPRESSION】 第6回 MV AGUSTA :STRADALE 800
モタードイメージながら個性的な造形のスポーツモデル (オートバイ@モーターマガジン社)
MVアグスタから新たにデビューしたストラダーレ800は、ワインディングから街乗り、そしてツーリングまで、時に快適に、そしてMVならではのスポーティな走りを楽しめように造られた万能スタンダードスポーツ。低回転域から力強いトルクを生み出す798㏄直列3気筒エンジンに加え、ストロークが長くス ムーズに動作する前後サスペンションや、エンジンマップやトラクショ ンコントロール、ABSなどを統合してライダーを支援する電子制御システム・MVICSによって、扱いやすさとスポーティさを両立。軽快感を感じさせるモタード的...
ロレンス編集部
【オートバイ (月刊) PREMIUM IMPRESSION】 第5回 MV AGUSTA :TURISMO VELOCE 800
華麗でダイナミックな 新しいアグスタ (オートバイ@モーターマガジン社)
レース史に数々の栄光を刻んでき た長い伝統に、最新のテクノロジー &イタリアンデザインをミックスし たスポーツモデルをラインアップす るプレミアムブランド・MVアグス タ。ツーリズモベローチェ800は、そんなMVが新たに送り出したアド ベンチャーツアラー。トラスフレー ムをベースにした軽量な車体と、MVの同系エンジン搭載モデルたちより中低速トルク重視のパワー特性を与えられた798㏄直列3気筒エンジン、最新の電子制御システムにより、しなかやでスポーティな乗り味を実現。さらに快適性、積載性、スムーズさといった要素を、M...
ロレンス編集部
【オートバイ (月刊) PREMIUM IMPRESSION】 第4回 BMW R1200RS
伝統のRSの名に恥じない 高い完成度で登場 (オートバイ@モーターマガジン社)
BMWの多彩なラインアップの中、長い歴史と高度なテクノロジーを象徴するのが、フラットツインエンジンを搭載したRシリーズ。中でも1976年デビューのR100RSに端を発するRS系モデルは、高い信頼性と実用性、そして優れたスポーツ性までも兼ね備えるスポーツツアラーとして人 気を集めていたが、2001年に登場したR1150RSを最後にカタログからその姿を消していた。
BMWの伝統あるモデルであるRSの復活で注目を集め、ネイキッドのR1200Rをベースにしたハーフカウル装着のスポーツツアラーとして帰ってきたR1200...
ロレンス編集部
【オートバイ (月刊) PREMIUM IMPRESSION】 第3回 SUZUKI GSX-S1000F ABS
ツーリングから街乗りまで 快適スポーツツアラー (オートバイ@モーターマガジン社)
GSX-R1000用をベースにストリート向けなパワー特性にリファインしたエンジンを、専用に開発されたアルミフレームに搭載。獰猛なイメージのストリートファイタースタイルにまとめたスーパーネイキッドとして新たに誕生したのがGSX-S1000。そしてその強力なエンジン、扱いやすくも軽快なハンドリングを実現した車体をベー スに、フルカウルを装着したバリエーションモデルがGSX-S1000Fだ。
ストリートファイターにするか、フルカウルにするか。同じ性能だからこその大きな悩み。
最も爽快だったのはアクセルワークのみ...
ロレンス編集部
【外車の歴史を知ろう!】第9回 Aprilia - Italy -
数々の栄光を獲得してきたレーシングブランド (オートバイ@モーターマガジン社)
総合オートバイメーカーとして、50㏄のスクー ターから大排気量のスポーツモデルまでを幅広くラインアップし、今やイタリアどころかヨーロッパを代表するオートバイメーカーとして知られているアプリリア。そんなアプリリアだが、そのスタートは意外なほど最近のことだ。そのルーツとなったのは、第二次大戦直後にC・A・ バッジオがイタリアのベネチアで始めた自転車工場で、かなりの成功をおさめていたという。しかし1968年に息子のI・バッジオが経営を引き継ぐと、50ccのモペッド「コリブリ」「ダニエラ」「パッキ」などを発売し、オー...
ロレンス編集部
【外車の歴史を知ろう!】第8回 HUSQVRNA - Austria -
オフロード界のトップブランド (オートバイ@モーターマガジン社)
ハスクバーナの歴史を遡ると、 起源は17世紀にスウェーデン王によって作られたライフル工場で、1757年からハスクバーナを名乗っている。その後さまざまな工業製品を手がけるが、オートバイを最初に生産したのは1903年。エンジンまで一貫生産するようになったのは1918年で、この頃にはスウェーデン陸軍へ軍用車を納入し、さらにエンデューロ などのレースへの参戦もスタート、1930年代にはスウェーデン最大のオートバイメーカーとなる。
ライフル工場からバイクメーカーへ。一見一貫性が無いようにも見えるこの流れだが、軍用の製品という流れで軍...