ロレンス編集部
トミーカイラZZは、21世紀のピュアEVスポーツだ!
20世紀末に少量生産されたオープン2シーターのピュアスポーツ、トミーカイラZZ。
20年近くの時を経て、その名前とフィロソフィを受け継いだ2代目は、軽量・ハイパフォーマンスなEVスポーツカーとして登場した。
ちょっとクラシカルなオープン2シーターのスタイルはなかなかカッコ良く、初代の雰囲気を踏襲している。だが、共通パーツはほとんどない。
コクピットの直後にバッテリーが搭載され、その後ろにろに305ps/415Nmを発生する電気モーターと制御ユニットをミッドシップマウントする。
0-100km/h加速の公表値は3.9秒!
タイトなコクピットに座り、電源を入れて走り出す。
ミッションはなく、...
ロレンス編集部
続・君は多摩川スピードウェイを知っているか?
以前にも当サイトで紹介した、日本初・アジア初の常設サーキットだった多摩川スピードウェイ。
君は、多摩川スピードウェイを知っているか? - LAWRENCE - Motorcycle x Cars + α = Your Life.
東急 東横線(または目黒線)で横浜方面に向かい、新丸子駅に向かって多摩川を渡っていくと、川崎側の多摩川土手にコンクリートのスタンドがズラリと並んでいるのが見える。
「花火大会用のスタンド?」と思われている人が多いかもしれないが、これは多摩川スピードウェイの観客席跡なのだ。
いまから80年前の1936年、日本初・アジア初の常設サーキットとして多摩川スピードウェイが...
ロレンス編集部
「Roadster 展」、今年も開催中!
マツダ・ロードスターのファンで構成されているRCOJ(ロードスター・クラブ・オブ・ジャパン)では、毎年の夏休みに恒例となった「Roadster 展」を、今年もマツダ横浜R&Dセンター(横浜市神奈川区守屋町2-5)で開催している。
開催日は7月16〜18日、23〜24日、30〜31日の3週末。開場時間は12時〜17時で、入場は無料だ。
二人しか乗れない、屋根を開けると夏は暑い、冬は寒い、雨漏りする、荷物も積めない、シートは倒れない、乗り降り大変…そんなクルマが100万台も作られたのは、すごいこと。
しかも昨年デビューしたND型は日本カー・オブ・ザ・イヤーだけでなく、ワールド・カー・オブ・ザ...
ロレンス編集部
「車中泊」を考える。
「車中泊」というと、先日の熊本地震で余儀なくクルマの中で生活されている人もまだいらっしゃるようだが、謹んでお見舞い申し上げます。1日も早く、普通の生活ができるようになりますように。
さて、夏休みにドライブしながら宿泊はクルマの中で、という「車中泊」を考えている人もいるだろう。そんなときは、少しでも快適に過ごしたいもの。
クルマの中で泊まる=寝る=身体を伸ばして横になれる、と考えると、2シーターはもちろんセダンでも無理。
キャンピングカーが理想だが、最低でもリアシートがたためてある程度フラットな空間が得られる2ボックス車が欲しい。それでも、大人ふたりが限界だろう。
車中泊専用のマットとかシ...
ロレンス編集部
燃料電池は、最新テクノロジーではない!?
トヨタ MIRAI とホンダ・クラリティ フューエルセルの登場で、本格的に実用化が始まった水素燃料電池車(FCV)。水素で発電してモーターを回して走るから、乗り味は電気自動車(EV)と基本的には変わらない。
モーターは発進時から最大トルクを得られるから、エンジン車より出足は力強い。市街地でも高速でも、静粛性は高い。フル加速時に燃料電池が必要とする空気を圧縮するコンプレッサーの音が聞こえるのが特徴的だ。
MIRAI とクラリティのスペックは大きく変わらないが、加速は MIRAI が少し良いとか、乗り味はクラリティが少し良いとか、乗り比べると微妙な違いが面白い。
さて、燃料電池というと最新の...
ロレンス編集部
君は、多摩川スピードウェイを知っているか?
東急 東横線(または目黒線)で横浜方面に向かい、新丸子駅に向かって多摩川を渡っていくと、川崎側の多摩川土手にコンクリートのスタンドがズラリと並んでいるのが見える。
「花火大会用のスタンド?」と思われている人が多いかもしれないが、これは多摩川スピードウェイの観客席跡なのだ。
いまから80年前の1936年、日本初・アジア初の常設サーキットとして多摩川スピードウェイが川崎市の多摩川河川敷に開場した。1周約1200mのダート楕円コース。1938年まで、本格的な自動車レースの「全日本自動車競走大会」も開催され、3万人もの観衆が集まったという。
このレースには若き日の本田宗一郎氏も出走し、大クラッシ...
ロレンス編集部
トヨタの天才タマゴ、11年目のビッグマイチェン。
「天才タマゴ」というキャッチフレーズで、ユニークなスタイリングのミニバン、エスティマの初代モデルがデビューしたのは 1990年。2代目は2000年にフルモデルチェンジ。そして現行型の3代目は 2006年にフルモデルチェンジされている。
日本でも海外でも、たいていのモデルは 5年くらいのスパンでフルモデルチェンジされるが、11年目を迎えた現行エスティマ、フルモデルチェンジではなく内外装のデザインを一新するビッグマイナーチェンジが行われた。ということは、少なくともあと 2年くらいは販売されるのだろうか。
フロントマスクは、新型プリウスやシエンタなどと似た最新のトヨタ顔が与えられた。
写真で見...
ロレンス編集部
隠れたる名車、トヨタ・プレミオとアリオン
トヨタのミドルサイズ・セダン、プレミオとアリオン。プレミオはコロナの、アリオンはカリーナの後継モデルとして2007年に登場し、この6月にフロントマスクを中心にマイナーチェンジを受けた。このプレミオとアリオン、実は究極のファミリーカーとも呼ばれている。
オーナーの平均年齢は、なんと68歳オーバーという! 自宅駐車場や世間体などの成約により、5ナンバー枠に収まるサイズでなければならない。だから全幅は1695mmを死守している。メーターやスイッチの文字も大きめで見やすく、操作もわかりやすい。ブルートゥースやCarPlayなどとは、まったく無縁の世界だ。
でもクルマの見切りがいいから狭い道でも運...