ロレンス編集部
これぞ究極のライトウエイト・スポーツ!? 「ゼノス E10」
今回も、レアなスポーツカーを紹介しよう。
かつてロータスやケータハムといったスポーツカーメーカーに在籍していた人を中心に、2013年に創設されたイギリスの新興スポーツカーメーカーが「ゼノス」。
そんなゼノスが初めて世に送り出したモデルが、この「E10」だ。
一見いわゆるオープン2シーター風のスタイルだが、そのディテールはかなり斬新だ。
まず、ドアがない! 乗り込みやすいようにボディサイドは低められているけれど。
低いノーズに空力を重視したフロントマスク、ディフューザー形状のリアエンドなど、21世紀のライトウエイト・スポーツらしいデザインにまとめられている。
シャシはアルミニウム製のフレー...
ロレンス編集部
公道を走れるル・マン プロト!? 「ラディカル RXCターボ」
久々にユニークなスポーツカーをご紹介しよう。
以前、「ラディカル SR3」というオープン2シーターのレーシングカーを公道走行可能にしたモデルを紹介したが、今回紹介するのは同じラディカルのトップモデル、「RXCターボ」だ。
昨年の東京モーターショーにも出展されていたので、覚えている人もいるかもしれない。
その展示車が日本の保安基準を満たしてナンバーを取得したので、試乗する機会を得た。
ラディカルは、イギリスの少量生産スポーツカー・メーカー。
RXCの「ル・マン24時間レースで総合優勝するマシンにインスパイアされた」というスタイリングは、まさにレーシングカーそのもの。
空力を重視したフロント...
ロレンス編集部
異次元感覚のスリーホイーラー、「スリングショット」
久しぶりに、レアなスポーツカーのお話を。
小型オフロード4WDなどを世に送り出しているアメリカのポラリス社が、ユニークなオンロードモデルを発表した。
その名は「スリングショット(パチンコ式ゴム銃)」。フロントが2輪、リアが1輪のスリーホイーラーだ。
ご覧のとおり、スタイルは実にユニーク。全長は3.8mしかないが、全幅は2m近くある。
コクピットはクルマそのもので、5速MTは普通のクルマと同じ、シートの間にシフトノブを備えたフロアシフトだ。
エンジンはGM製のエコテック2.4L 直4DOHCをフロントに搭載する。
駆動力はデフで回転方向を変換してから、オートバイ風にカーボンベルトで後輪に伝...
ロレンス編集部
KEN OKUYAMA が次世代のハイパフォーマンスカー、kode 57 を世界初公開!
フェラーリ・エンツォやマセラティ・クワトロポルテなどをデザインした、世界に誇る日本人デザイナー、KEN OKUYAMA こと奥山清行氏。
その奥山氏が代表を務める、日本唯一のカロッツェリアである KEN OKUYAMA CARS が、8月19日にカリフォルニアで次世代のハイパフォーマンスカー、「kode 57」を世界初公開した。
その車名は、世界的にレース活動が大きな盛り上がりを見せ、歴史的な名車たちが誕生したアイコニック・イヤーである「1957年」に対するオマージュとして名付けられたという。
アルミニウム製スペースフレームにカーボンファイバーのアウターパネルをまとったボディは、ロングノ...
ロレンス編集部
地を這う超高速インセクト、「KTM クロスボウGT」!
モータースポーツでも活躍するオーストリアのモーターサイクルメーカー、KTM。
そのKTMが、レーシングカー・コンストラクターとして有名なダラーラとコラボして送り出した初の4輪車が、ここで紹介する「クロスボウ」だ。
クロスボウとは銃のカタチをした洋弓のことだが、まさに放たれた矢のごとく疾走する。
ほかの何にも似ていないクロスボウのスタイルは、簡単に言ってしまえばレーシングカートを大きくして2シーター化したようなもの。
顔つきは、ちょっとインセクト(昆虫)的だ。試乗したGTグレードはウインドシールドを備え、サイドウインドーを開くと昆虫の羽のよう。
285psと420Nmを発生するアウディ製の...
ロレンス編集部
これこそ「公道を走れるフォーミュラカー」、BAC MONO !
8月7日まで幕張メッセで開催されている、オートモビル・カウンシル 2016。
「クラシック・ミーツ・モダン」をテーマに、ヴィンテージカーが中心に(メーカーやインポーターでは最新モデルも)展示されていたが、その中で、こんなクルマを発見した。
車名は「MONO」。その名が示すとおり?、どう見たって1人しか乗れない。
というよりは、フォーミュラカーのシャシに保安部品を付けたカウルを被せただけじゃないの!?
作ったのは、BAC(ブリッグス・オートモーティブ・カンパニー)というイギリスの会社。
やっぱり、こういうレアなスポーツカーを作るのは、イギリスのバックヤードビルダー(裏庭のガレージでクルマを...
ロレンス編集部
まさに「過激」な、ラディカル SR3 SL
英語で「過激な」という意味の社名を持つラディカルは、イギリスの少量生産スポーツカーメーカーだ。日本での知名度はまだ低いが、ヨーロッパではけっこうメジャーで、盛んにワンメイクレースが行われたりもしている。
日本ではSTOが輸入販売を手がけており、今回紹介する「SR3 SL」は、ナンバーを取得して公道走行が可能なモデルだ。
とはいえ、そのスタイルはオープン2シーターのレーシングカーそのもの。巨大なリアウイングも備えたこのクルマで公道を走っていると、道行く人の誰もがギョッとした顔で見つめてくる。
コクピットの後ろに搭載されるのは、フォード製の2L 直4DOHC ターボエンジンと6速ドグミッショ...
ロレンス編集部
トミーカイラZZは、21世紀のピュアEVスポーツだ!
20世紀末に少量生産されたオープン2シーターのピュアスポーツ、トミーカイラZZ。
20年近くの時を経て、その名前とフィロソフィを受け継いだ2代目は、軽量・ハイパフォーマンスなEVスポーツカーとして登場した。
ちょっとクラシカルなオープン2シーターのスタイルはなかなかカッコ良く、初代の雰囲気を踏襲している。だが、共通パーツはほとんどない。
コクピットの直後にバッテリーが搭載され、その後ろにろに305ps/415Nmを発生する電気モーターと制御ユニットをミッドシップマウントする。
0-100km/h加速の公表値は3.9秒!
タイトなコクピットに座り、電源を入れて走り出す。
ミッションはなく、...