ロレンス編集部
かつてのストリートバイカーの聖地・原宿を再びバイクカルチャーの中心とする「Ducati Scrambler 原宿」
今年の5月にいわゆる裏原宿といわれるエリアにオープンした「Ducati Scrambler 原宿」。2014年9月のIntermot(ドイツ・ケルン)で発表されて以来、注目をあびてきたDucati Scramblerのコンセプトである、Self-Expression(「らしさ」の表現)という世界観を表現する、ドゥカティ スクランブラーのコンセプトストアだ。
店内はDucati Scramblerを中心にして、様々なファッションアイテムが陳列され、原宿という立地もあいまり、ここがバイクメーカーが運営しているお店であるとは、一見してもわからないだろう。これまでもドゥカティは独自にアパレルライ...
ロレンス編集部
りーん♪ りーん♪ とつぶやきながら、ヤマハ・トリシティで浅草を散策してみた[後編]
※ 前編からの続きです。
日本最古の遊園地とも言われている浅草花やしきから、伝法院通りに向かう筋は「ホッピー通り」とか「煮込み通り」などと呼ばれていて、通りの両側にはずらりとコンサバティブな雰囲気の居酒屋が軒を連ねている。車の往来はほぼないので、道路にもテーブルをだして飲み食いができるようになっていて、真っ昼間から生ビールやホッピーを片手に酔客でにぎわっている。
浅草ホッピー通りはミラノのドゥオーモ界隈によく似てる?
酒好きの私はもちろんホッピー通りが大好きで、ミラノの中心部でオープンテラスのバールが軒を連ねている、巨大寺院ドゥオーモの横にある通りとそっくりだなぁ、などと以前から思ってい...
ロレンス編集部
りーん♪ りーん♪ とつぶやきながら、ヤマハ・トリシティで浅草を散策してみた[前編]
フロント2輪のコミューター「ヤマハ・トリシティ」。この3輪バイクに興味津々のロレンス編集部でお借りしている、広報車に試乗してみた。いわゆるインプレッションは、すでに様々なバイク専門雑誌でご紹介されていると思うので、このシティコミューターで、東京観光の名所のひとつである、浅草を散策してみようと、広尾にあるロレンス編集部を出発した。
軽快なトリシティでスイスイと都心を抜けて
東京の西側から皇居を通り過ぎて日本橋を渡ると、浅草はもうすぐそこ。渋谷区からはちょうど東京の反対側にある浅草は、ちょっと遠いイメージがあったんだけど、軽快なトリシティで走るとなんだか思ったより近く感じるね。初めて乗るトリ...
ロレンス編集部
世界でもすでにレアバイクとなっている? YAMAHA MT-01のゴツいストリートカスタム
先日のロレンス編集部ツーリングに、友人として同行してくれた元レーサーのヒロシの愛車ヤマハ MT-01は、1700ccという巨大なVツインエンジンを、スポーツネイキッドのフレームに搭載した、とてもユニークなマシンだった。ところが、一般的にはあまり人気が得られなかったのか、2005年から2009年までの5年間しか販売されなかったため、なかなかのマニアックなマシンとなっているようだ。
ヒロシも「MT-01はカスタムパーツがほとんど出ていなんっすよぉ」と嘆いていたが、ドイツで製作されたらしい、こんな強者のストリートカスタムを発見したので紹介したい。
超極太の360ファットタイヤを、ゴツいロングス...
ロレンス編集部
【普遍的なバイクファッション】クラシックなジェットヘルメットの開放感と小顔効果
開放的なジェットヘルメットが好きだ
バイクに乗るときに何はなくとも必須アイテムとなるヘルメット。大きく分けるとフルフェイスとジェットとなるんだけど、私は断然にジェットヘルメット派です。安全性や快適性を考えると、いまのハイテク・フルフェイスには及ばないのだけど、私はジェットヘルメットの開放感が好きなのです。そして、Kawasaki Z1000Jのようなローテクで乗り手の技量も求めてくる、クラシックなネイキッドバイクには、やはりジェットヘルメットが似合うと思うのです。
昔懐かしいシンプルなジェットヘルメット
そんなジェットヘルメット好きの私も、以前はベンチレーションなどの快適機能を装備した、...
ロレンス編集部
映像エンターテインメントの世界は想像を超えてダイナミックに進化してゆく
ちょっと気になってプロジェクションマッピングのことを調べていたら、2012年9月に公開された「TOKYO STATION VISION」の映像に見入ってしまった。これは東京駅丸の内駅舎保存・復原 完成を記念したイベントで、東京駅全面をスクリーンとして使った壮大な作品だった。
おそらくプロジェクションマッピングという映像手法が、一般に話題となったのはこれが最初の作品なのではないかな。この作品は私の友人が制作に関わっていて、制作費もさることながら、実物の東京駅全面に投影するための、プロジェクター設備を用意するだけでも、驚くほどの費用がかかっている(ここでその金額はちょっと書けない w)とのこ...
ロレンス編集部
ロレンス編集部で初めてツーリングにいってみた[3]「三崎のマグロに舌鼓をうって」
梅雨入り前の晴天に恵まれた、ロレンス編集部ツーリング。小川社長も合流して、タンデムのアキコ記者とサオリ記者の女子ふたりもご機嫌です。高速道路がタンデムで走れるようになってから、バイクの免許がない人とも、一緒にツーリングを楽しめるようになった。バイクで走る気持ちよさを、こうして共に感じられるっていいものです。
ランチにしようと入ったのは、三崎港に面して建つ「まぐろずし 咲乃家」。午後もだいぶ過ぎた時間帯。ランチタイムを過ぎるとのれんを下ろすお店も多いですが、咲乃家さんは11時から21時まで営業しているので、時間を気にすることなく食事ができる。三浦方面ののんびりツーリングにはピッタリのランチ...
ロレンス編集部
ロレンス編集部で初めてツーリングにいってみた[2]「ライダーはなぜか先端を目指すもの」
横浜横須賀道路を快調に南に向かって走り、横須賀PAでひと休み。このあたりまで来ると、都心より気温が何度か高くなったように感じる。朝まで昨日の大雨が残っていたせいか、あるいは気象庁の梅雨入り宣言がツーリングをためらわせたのか、三浦半島はあまりバイクが走っていない。
今回のツーリングルートで最大の観光地のひとつ、三浦半島の突端にある城ヶ島公園に到着。ここで合流する予定の、ロレンス代表の小川を待ちます。爽快な6月の空の下を、渋滞に巻き込まれることもなく快走してきたので、初ツーリングのアキちゃんもご機嫌です。一方の、長年バイクに乗り続けてきた、コアなバイク乗りといえる男子(オッさんですけどね)は...
ロレンス編集部
ロレンス編集部で初めてツーリングにいってみた[1]「マニアックなバイクばかり集まったもんだなぁ w」
ロレンスはバイク好きが集まってできあがっている。そんなバイク好きのロレンス編集部で、ツーリングに行こうとなるのは当然のこと。梅雨に入ったと西から知らせが届いた週末の土曜日。昨夜の大雨もすっかり上がって、以前から予定していた初めての編集部ツーリングへ出発しようと、広尾にある事務所の前に集まった、ロレンスの記者たち。左からクラシックバイクのエキスパート・宮崎記者。中央は私の古い友人で元レーサーのヒロシ。紅一点は「編集長、教えてシリーズ」の連載が好評のアキコ記者。そして写真を撮る編集長の私の4人で出発します。
ロレンス編集部はなかなか個性的なメンバーが集まっている。なのでツーリングに出かけるバ...
ロレンス編集部
時代は2ストマシンを再び評価しはじめたのか!?「YAMAHA YZ250Z 登場」
ヤマハからオフロードでの競技専用モデル「YZシリーズ」の、2016年国内仕様を2015年8月20日より発売すると発表された。そのラインナップには、ヤマハ発動機創業60周年の記念モデルとなる、インターカラーのイエローにストロボラインが描かれたYZ250Fに目を奪われるが、エンデューロ専用マシンとして、「YZ250X」が新たにラインナップされたことに、個人的にはとても驚いた。
レーシングマシンといえば2ストロークマシンが全盛だったのが、2002年にMotoGPが始まりロードレースが4ストロークマシンへと様変わりしたのと同様に、2000年代に入るとモトクロス界も4ストロークマシンが主流となって...
ロレンス編集部
【疾走するミュージック】反抗するレベルミュージックとしてのレゲエ「ハーダー・ゼイ・カム」
体制に反抗する過激なレゲエ・ミュージック
レゲエ・ミュージックというと、みなさんはどんなイメージをお持ちだろうか。夏が似合うカリブ海のリゾート・ジャマイカのビーチミュージックか。はたまた、まったりとしたリズムのクラブ・サウンド。あるいは、ボブ・マーリーの「ワン・ラヴ/ピープル・ゲット・レディ」で歌われる人類愛にあふれたピースフルな音楽。どれも間違っていないが、レゲエ・ミュージックはレベル・ミュージック(社会権力に抵抗する音楽)とも言われ、社会に反抗する過激なパンク・ミュージックという側面もあわせ持っているのだ。
パンクロックのルーツからレゲエと出会う
駆け出しのグラフィックデザイナーだっ...
ロレンス編集部
BELLヘルメットのレジェンド500-TXを現代に蘇らせる「アクティブ」の挑戦[後編]
前編はこちらからどうぞ。
SG認証で公道を走ることができるBELL 500-TXJ
「オールドBELLはこの前頭部のふくらみが特徴的だと思うんです」と小山さん。素人目にはほとんどわからない程のラインが美しいと、まっさきに指摘するところに、小山さんのこだわりを感じることとなった。500-TXはビンテージバイクファンの間では、もちろん有名なヘルメットなのだが、当時のオリジナルは10〜20万円という高値で取引されており、しかもいまの安全基準を満たしていないため、“観賞用”という名目で販売されており、実際には公道で被ってバイクに乗ることはできない。アクティブが開発した「BELL 500-TXJ」...