ロレンス編集部
2002年に開幕したMotoGP! 歴代マシンGPマシン遍歴を辿ってみよう!DUCATI編。 vol.6【2013-2015】
2013 DUCATI Desmosedici GP13:新加入ドヴィツィオーゾの4位が最高位
(Racing オートバイ MotoGP GRAPHICS 2016@モーターマガジン社)
ロッシに代わりドヴィツィオーゾが乗ることになった2013年シーズン。第4戦フランスGPのドヴィツィオーゾが4位に入ったのを最高位に、未勝利どころか表彰台も獲得できないシーズンとなってしまった。シーズン後半には開発陣にテコ入れが行われ、2014年シーズンからの復活躍進へとつながっていくのである。
ロッシをチームに迎えてからも、不調が続いていたDUCATI。それは、ライダーをドヴィツィオーゾに変えても解消す...
ロレンス編集部
2002年に開幕したMotoGP! 歴代マシンGPマシン遍歴を辿ってみよう!DUCATI編。 vol.4【2009-2010】
2009 DUCATI Desmosedici GP9 :カーボンファイバー製の フレームを新採用
(Racing オートバイ MotoGP GRAPHICS 2016@モーターマガジン社)
大幅にモデルチェンジされた2009年型では、従来のクロームモリブデン鋼のパイプフレームから、より強度が高く軽量なカーボンファイバー製フレームに変更。さらにまったく新しいエンジンマネージメントシステムの導入で、パワー特性をフラットなものとし、扱いやすさを追求している。
今まで採用してきたトレリスフレームをカーボンファイバーフレームに変えるなど、大きなコンセプト変更をし、ケーシーストーナーがシーズン途中...
ロレンス編集部
2002年に開幕したMotoGP! 歴代マシンGPマシン遍歴を辿ってみよう! DUCATI編。vol.3【2007-2008】
2007 DUCATI Desmosedici GP7:
ドゥカティとブリヂストンついにつかんだモトGPチャンピオン!
(Racing オートバイ MotoGP GRAPHICS 2016@モーターマガジン社)
800cc初年度となった07年、ドゥカティが新しい武器を手に入れる。それが、モトGPクラス2年目を迎えるヤングボーイ、ケーシー・ストーナーだ。ストーナーはホンダサテライトチームから06年にモトGPクラスにデビューするものの、まだまだ「一発の速さはあるものの、転倒の多いライダー」扱いしかされないライダーだった。06年にも決勝レース中に何度も転倒してみせ、ノーポイントレースを7回も演...
ロレンス編集部
2002年に開幕したMotoGP! 歴代マシンGPマシン遍歴を辿ってみよう! DUCATI編。vol.2【2005-2006】
2005 DUCATI Desmosedici GP5:
ブリヂストンタイヤを武器に日本、マレーシアと2連勝
(Racing オートバイ MotoGP GRAPHICS 2016@モーターマガジン社)
2005年型でワークスチームではタイヤをブリヂストンにスイッチしてマシントータルでの戦闘力を向上。第12戦の日本グランプリで2年ぶりの勝利をポールtoウインで飾ると、続く第13戦のマレーシアでも連続ポールtoウイン。第14戦カタールGPでもポールポジションを獲得するなど、後半になるに連れてさらなるパフォーマンスアップを果たしている。
タイヤをミシュランからブリヂストンにスイッチし、ロリス・...
ロレンス編集部
2002年に開幕したMotoGP! 歴代マシンGPマシン遍歴を辿ってみよう! DUCATI編。vol.1【2003-2004】
2003 DUCATI Desmosedici GP3:
ついにGP参戦を開始した最後の大物、ドゥカティ
(Racing オートバイ MotoGP GRAPHICS 2016@モーターマガジン社)
ワールドグランプリに4ストロークマシンが出場OKとなった理由のひとつは、ドゥカティの参戦を実現させるためだった。スーパーバイクで常勝を誇るマニュファクチャーをGPにも参戦させ、より多くのコンペティターを揃えたい、というレース主催者側の思惑とファンの期待である。
そしてドゥカティもそれに応じ、モトGP元年の2002年にプロトタイプを発表。ドゥカティの代名詞であるスチールトレリスフレームに、スーパ...