ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 天下一武道会は"地方予選"が盛り上がってきてから開催すれば吉! ローカルダートトラック建造のすゝめ?
古来より、全ての道はローマに通じると言われますが、そのローマは一日にして成るわけではありません。モーターサイクル誕生とほぼ同じ、100年以上の歴史をもつアメリカンダートトトラックの世界は、近所のおっちゃんちのバックヤードトラック → 各地のローカルレーストラック → 全米を股にかける統括団体によるプロレースまで、裾野の広いピラミッド各層が緩やかに、しかし確実に連携した仕組みで成り立っています。本日はこのスポーツコミュニティの一翼を担う、ローカルダートトラックにまつわるお話です。とりあえずあなたも裏庭にレース場、作りませんか?
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] ダートトラックレースはスプリント = "The Last Man Standing Show"。本日は転ばぬ先の転倒解説講座!
本場のプロ・マイルレース決勝でも1周のラップタイムが数十秒、最大25周で決着がつくダートトラックレースは極端な "スプリント種目" 。プロに限らずアマチュアレースでも、集中力をギリギリまで高め、知恵と勇気と技術のすべてを駆使して完走と勝利を目指して臨むことになるはずですが、まずその前に、転倒のメカニズムと怪我から身を守る方法を知っておくのはとても重要なことです。本日はダートトラック的 "よくある転倒とその対応・必要な安全装備"についてお届けしましょう!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 名作 "栄光のライダー/On Any Sunday" の陰に隠れた、幻のダートトラックドキュメンタリー2編。
アメリカのモーターサイクルカルチャーを、レースを縦軸として紹介したブルース・ブラウン監督の名作ドキュメンタリー映画 "栄光のライダー/On Any Sunday" は皆さんご覧になりましたか? 同作ではマート・ローウィルを中心に据え、彼が走る全米選手権の模様がふんだんにフィーチャーされています。本日は、アカデミー賞ドキュメンタリー部門にもノミネートされた同作の二の線を狙い、ほぼ日の目を見なかった佳作2点(どちらもダートトラック成分多め)をご紹介したいと思います。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] みんなあなたが大好きだった。G.O.A.T. = Greatest Of All Time: ニコラス・パトリック・ヘイデン一周忌。
「やあみんな、これからちょっと自転車に乗ってくるよ」 笑顔でそう呟いたあなたが、そのまま我々の前から姿を消して、5月22日でちょうど1年になります。2006年のロードレース世界選手権・MotoGPワールドチャンピオンとして広く世に知られる以前、彼は最も才能豊かなプロダートトラック選手のひとりとして、アメリカ各地のオーバルトラックでライバルたちと共に土埃にまみれていました。本日は、全米モーターサイクルレーシング史上、たった4人のみが成し得た "グランドスラム = マイル・ハーフマイル・ショートトラック・TTのダート4種目 + ロードレースでの勝利" にあと一歩まで迫った、故ニコラス・パトリ...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] デカけりゃいいってもんじゃない!?変わり種あり?ショートトラックあれこれをご紹介しましょう!
アメリカンダートトラックのイメージといえば、競馬場を舞台に大排気量ツインのマシンが200km/h超で抜きつ抜かれつの攻防を繰り広げる "マイルレース" が花形でしょうか? それとも四輪レース用の金網とコンクリートウォールに囲まれた "ハーフマイルレース" ? いやいやちょっと待ってください。平均速度こそ遅いですが、ハンドルバー to ハンドルバーの超接近戦が魅力の "ショートトラック" を忘れてはいけません! ダートトラックは "数ある二輪スピード競技の中で最も狭いスペースで競えるカテゴリー" でもあるんです。本日は特徴的ないくつかのショートトラックを動画でご紹介!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 正しい道具でヨチヨチと!これから始めるダートトラック・お手頃入手で楽しめるお勧めエントリーマシン!
3月スタートの当コラム、先週まで9回の連載で、今までノーマークだったダートトラックレーシングへのご興味を、フツフツと芽生えさせかけている方もあるいはいらっしゃるかと思います。オーバル走法の基本概念・本場アメリカPROレース開幕戦・このスポーツに携わる上で重要な心構えや必須装備などをこれまで順番に紹介してきましたので、今回はいよいよ!新たにこの種目に挑戦する方にお勧めするエントリー向けマシンについて、経験者のアドバイスとともにご提案しましょう!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] つぶせ・ふくらめ・そらもとべ?孫子の代までヨコ滑る、奥深き哉ダートトラックレーシングタイヤ!?
片足だけに鉄下駄を履き、前ブレーキ非装着のマシンを真横に走らせてフルブレーキング。雨に弱い土の競技場を左折左折のグルグル回りでひた走る。でも時折ジャンプあり右ターンありのトラックもあり。掘り下げて書けば書くほど、ダートトラックレーシングは "ヘンなモータースポーツ" です。この種目に特化した専用レーシングコンペティションタイヤは、やはり他のカテゴリーでは全く考えられない、風変わりな特色を持っています。また本場アメリカのダートトラックコミュニティでのレースタイヤの取り扱いも、他に類を見ない独特のスタイル。本日はテクノロジーとカルチャーの両面から、その真実に鋭く迫っていきましょう!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] ダートトラック村入村希望者に悲報!鉄スリッパーなしのダートトラックはスケート靴なしのアイススケートと同じ。履かずにリンクへ立つあなたを人はスケーターとは呼びません!
これまで過去7回の本連載をきっかけに、魅惑のダートトラックライディングの世界に興味をもっていただいた方、体験してみたいと考え始めたあなたに "残念なお知らせ" です。この種目は、走り出す前の道具の準備の段階で、オンロード=革ツナギ / オフロード=MXウェアの標準的な装備に加え、左足のライディングブーツに重ねて金属製スリッパーを履くのが絶対必須。ちょっと乗ってみるだけだから要らない?いや・・・多分巧く乗れないし、下手すると履かなかったばっかりに長引きそうな怪我しますね。いきなり自分で揃えなくても試しにお貸しすることはできますし、まあまあ話だけでも聞いていってくださいよ。というわけで本日は...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] あなたが転ぶと轢かれて●●かも。そして、あなたがこのスポーツを★★かも。"絶対に転んではいけない" グルグルコンペティション24時!!
前回の予告では、今週の当コラム、ダートトラックレーシングに必要不可欠なアイテム、ホットシュー (鉄スリッパ) についてディープにお話することになっていましたが、日曜日にジョージア州で開催された全米選手権Rd.2で、我が国の現役ダートトラックライダー・関係者と、これからレースやこのスポーツに参加する可能性のある方々、そしてうっすらと興味を持ちはじめてくださっている全国1万人の皆さんに今こそ見ていただきたい、要注目のレースアクシデントがありましたので、本日は急遽予定を変更してそちらをお伝えします。嗚呼なんてジャーナリズム!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 金さえ払えば誰でも乗れる!気分次第でいつでも乗れる!どんどん走って巧くなろう!いざ各地のレーストラックへ! [大嘘]
タイトルは、釣りです。皆さんの注目を引くためのキャッチーなフィッシングフレーズ。魚釣りは針に餌をつけて水に垂らせば試合開始ですし、遊園地は夢の国の領土に足を踏み入れた瞬間からお客様。ところがダートトラックは (本来トラック=コースの意味ですので "ダートトラックコース" という和製英語は不適当です) 走行料金を払って着替えを済ませたからといって、いつでもただちに気持ちよく、最高のコンディションで走り出せるとは限りません。このあたりもロードレースやモトクロスとまったく違うこの種目ならでは特徴、一度足を踏み入れたならズッポリとハマってしまう、魔性の魅力のひとつなのかもしれませんが。今日はそん...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] いまこそダートトラックレーシングを "THE GREATEST SHOW" に!目指すは日本で最も刺激的なローカル・レースシリーズ、その名はFEVHOTS!!
WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/レースプロモーターのハヤシです。3月1週目から始まった当連載、毎週金曜更新の "Flat Track Friday!!"、5回目の本日は、私が主宰するレースシリーズ "FEVHOTS" の紹介と、我々のさまざまな取り組み、さらに我が国のダートトラックレースシーンを取り巻く環境についてお送りしようと思います。くどく長くならないよう精一杯ペンをふるいますので、どうぞ最後までお付き合いください!