ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 新シーズンの始まる前に!本場ローカルダートトラックレースシーンでの "クラス分け" ってどうなってるの?
本場最高峰のAFT=全米プロダートトラック選手権は、750cc超の2気筒マシンでのトップカテゴリーと、450cc水冷単気筒マシンをベース車両とするサポートカテゴリー、洗練された2つのクラスで構成されますが、この車両規則はあくまでプロスポーツとしてのもの。様々な条件からここ日本でより親和性の高い、短距離オーバル = ショートトラックレーシングの現場がどのような構成なのかを知るには、普段目にする機会の少ない、全米各地のローカルイベントに注目する必要があります。というわけで本日は、本場アメリカンレースシーンでの "クラス分け" の妙についてご紹介しましょう!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] も〜い〜くつ寝るとぉ〜、そろそろ春の声?AFT開幕戦デイトナTTのトラックレイアウトが発表されました!
4週間後の3月14日、フロリダ州での第一戦"デイトナTT"を皮切りに、今年は全18戦を予定するAFT: アメリカンフラットトラック = 全米プロダートトラック選手権。今期2019シーズンも昨年同様、各地の四輪用オーバルを積極的に活用したショート〜ハーフマイルレース+バラエティに富んだトラックレイアウトが魅力のTTレースから、新たなファン層の獲得を狙う目論みのようです。というわけで本日は、先日発表されたばかりの、開幕戦デイトナTTのトラックレイアウトを見てみましょう!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 連載50回記念!世界のオーモリ + FEVHOTSのハヤシ = "グルグル大森林コンビ" が50の質問にお答えします。
WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTSレースプロモーターのハヤシです!という書き出しでスタートする毎週金曜日公開の当コラム、今回なんと連続50週目の記念の回となりました。皆さんいつもご高覧ありがとうございます。本日はいつもと趣向を変え、本稿執筆者のハヤシナオミと、我が国当代きってのダートトラックライディングの第一人者、大森雅俊の2人が、 "素朴な質問50題" にお答えしていく特別編をお届けします!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 切り札は、無駄につかわず取っておけ。教習所ではぜんぜん教えてくれない"腰から下"のホールド感のはなし。
モーターサイクルとそれを操るライダーの間には、一般的には両手・両脚・臀部(お尻)という五つの接点しかありませんが、スポーツする上でそれらをどのように動かし・機能させるべきか、腰を据えてじっくり考えてみるのも良いかもしれません。運転免許取得のために通う自動車教習所では、 "左右の太腿でしっかりタンクをはさんで人馬一体になるべし" と教わったような?遠い記憶が蘇りますが、可能な限り高速で周回したいスポーツライディング、特に旋回方向が反時計周りのみで四肢の動作を単純に切り分けやすいダートトラック走法においては、どのようなボディアクションを意識するべきでしょうか?というわけで本日は "ソレっぽく...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] よく走り、よく休め?ダートトラックスタイルならではの"レーシングスタンド"にも競技の秘密、あります。
クローズドサーキット = レーストラックでのスポーツライディングの合間、マシンを降りている時間を、上がった息を整えるための単なる休憩? お仲間とのご歓談タイム? としてだけ充てるのは、少しばかり勿体ない過ごし方ですよ。マシンの状態を確認し、その日のコンディションに合わせた様々な調整を加え、次の走行に向けより良いセットアップを探りたいところです。パドックでの"アイドリングタイム"をより一層有意義に過ごすため、時短・効率化にも必須のアイテム、そのひとつが今日ご紹介するレーシングスタンド。というわけで本場にならったダートトラック・スタイルのそれらにスポットライトを当ててみましょう!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 57歳からの原点回帰? MX+スーパーモト+4輪オープンホイールetc.の名選手がAFTシングルスに参戦予定!
1961年スコットランド生まれのジェフリー・ワードは、アメリカン・モータースポーツ界で知らぬ者のいない、ほぼ生きる伝説とも言える偉大なアスリートです。これまでにプロモトクロス、スーパーモト、さらに4輪オープンホイールやスタジアムスーパートラックなど多くのジャンルで活躍してきた彼が、2019年シーズンに挑戦の場として選んだのは、ほとんど世には知られていなかった自身にとってのルーツへの回帰、ダートトラックレーシングでした。全米最高峰AFT: アメリカンフラットトラックのシングルス・450cc単気筒クラスで5つのTT戦とショートトラックに出場することを正式表明した、現在57歳のマルチタレント、...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 憧憬のビッグシングル・ダートトラッカー。ちょ待てよ!日本には"あの超ロングセラー"があるじゃないか!
大排気量単気筒・本格ダートトラックマシンといえば、80年代に活躍したROTAXや、ホンダ・RS500/600D、あるいは各社450ccモトクロスレーサーをモディファイした "DTX" や、それらのエンジンを搭載した "フレーマー" か・・・なにか忘れてません?実は、40数年前に我が国で誕生したヤマハSR400/500シリーズの系譜こそ、ある意味ダートトラックイメージから進化した "元祖ストリートトラッカー"。現代でも本場のローカルトラックでは、多くの同系エンジンの車両が活躍しています。本日は我が国ではいまだ少数派ながら、それぞれ個性的な進化を続ける"リアル・ダートトラックSR"を紹介し、...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] この冬なにする?目指せハードコア・ダートトラッカー的 "ウィンターシーズン" の貴重な過ごし方アレコレ。
日ごとに冷え込みの増す時節、皆さまいかがお過ごしでしょうか?多くのモータースポーツ同様、ダートトラックライディングに好適な"ハイシーズン"といえば、陽が長く穏やかな気候の春〜秋(ただし盛夏の日中はチョー不快!)。逆に言えば土が凍えタイヤは硬く人も汗すらかかないこれからの厳冬期を、やせ我慢して春〜秋のように過ごす必要もありません。来たる新たな一年間のシーズンスタートに向け、冬の間にしかできないこと、あるいはするべきことにはどんな選択肢があるでしょうか?本場アメリカン・ダートトラックスタイルの冬の過ごし方を紹介しながら考えてみましょう。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] ネジのユルミはココロのユルミ?高回転域を多用するダートトラックならではの走行毎チェックを習慣づける!
エンジンをうなるほど回し、マシンと体を捻ってしならせつつ周回するのもダートトラックライディングの特徴ですが、運動の理屈はごくシンプルとはいえ車体への負荷 = ダメージはなかなかのもの。街乗りオートバイなら空気圧チェックとオイル交換、チェーン注油程度でしばらく走れるのでしょうが、激しく扱われるスポーツ用品はそういうわけにもいきません。本日はこれまでの筆者の経験から、ダートトラッカーならではともいえる、日々乗るごとのチェック項目を確認してみましょう。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 渚で見かけたイケてるカスタムメイドダートトラッカーたち。レーシング目線で偏りまくりの横浜HRCS雑感!
先日開催された第27回ヨコハマホットロッドカスタムショーには、"乗って走れるビルダー" が工夫を凝らして仕立て上げた、カスタムメイドのダートトラッカーが多数出展されました。"それ風テイスト" のカスタムは世の中まさに星の数ほどあれ、このスポーツの本質を身をもって知る作り手たちの描く "それっぽさ" はやはり別格!本日は、当日会場でオーディエンスから熱烈に歓迎された "競うことを目指して研ぎすまされた" 異色のマシンたちをご紹介します。