ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 連載100話!俺、次の10年で片田舎に土地を買って、グルグル農場のオーナーになるんだ・・・[○○フラグ?]
2018年3月スタートで毎週金曜更新を続けてきた当コラム、読者の皆さまに愛されて本日100回目を迎えました。20代はライダーとしてダートトラック競技に明け暮れ、30代でレース・イベント主催を始めた筆者ハヤシ、昨年2児の父となりまた40の大台に乗って、これからの10年とか次の世代に目を向けたとき、50歳を迎えるまでにプライベートなトラック・・・間借りの土地とかバックヤードとかじゃなく、時にはレースもできる規模で自前の・・・を"所有"したいな、と考え始めましたよ。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 来たる2020シーズン!! 全米プロ選手権の頂点を争う"18人のスター選手たち"がいよいよ発表!だそうで・・・。
2か月後の3月15日にフロリダ州デイトナビーチで開幕する2020シーズンの全米最高峰・プロダートトラックレースシリーズ = AFT: American Flattrack。昨年当コラムで何度かお伝えしてきた通り、新シーズンはその体制とレースフォーマットをガラっと変え、花形カテゴリーは現段階では"予選なし・固定メンバー制"となる模様。ビジネスモデルとしてリアルタイムの動画配信に軸足を置く昨今のレース業界的時流に乗った形?ですが、うーむAFTホントにやっちゃうか・・・ということで本日は、刻々とその姿を変貌させる本場アメリカ・プロシリーズのお話です。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 一年経って、また一念?ヤマハ・SR400系をダートトラッカー化するための"本場の古文書"を入手しました!
およそ1年前、日本が生んだ世界の名車ヤマハ・SRシリーズからの本格ダートトラッカー製作トピックを紹介し始めた当コラムですが、今のところ筆者の人柱プロジェクトは情報収集ばっかりで一向にスタートしておりません・・・トホホ。とはいえ今年こそ!と思っていた矢先、本場アメリカのビンテージダートトラック関係筋から、同系モデルに特化した定番エンジンチューンが代々?書き溜められたボロッボロのノートブック(手書きの複写!)を入手したので、今回はそちらの要点をうっすらご紹介して新春らしく1年の計としてみたいと思います。自分で書けばいい加減やる・・・はず?
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 上手な人ほど怪我しない?まだ怪我するほどには飛ばせない?まずは首と関節を護って濃密な次シーズンを!
"Motorcycle can be dangerous" ・・・危ない事物からは遠ざける主義?の我が国の "三ない運動" とか、固定化したイメージを早期に植え込む "不良の乗物論" とは一味も二味も違い、欧米的感覚ではモーターサイクルは開放感やスリルと表裏一体で危険を内包したもの、という考え方が一般的ですが、ことスポーツや競技という場面では (良しにつけ悪しにつけ) 当然ながらその刺激も深刻度も大きく増します。年の瀬迫る本日は、ダートトラックライディングでのちょっとした失敗からの (とりわけ回復に時間のかかりがちな) 身体のダメージとそれを防ぐプロテクション装備、乗車スキル・経験の多少...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 栄光の陰に出会いあり!ハワートンは未完の巨砲XG750RとスミスをAFTの頂点にまで押し上げられるのか?
前回の来日参戦昔話に引き続き、ブライアン・スミスのハーレーダビッドソン・ファクトリーチーム加入をテーマとするはずが、シリアスな表情で?マシンを支えるメカニックのオジサンの写真から始まるとはいったい何事?と思わせたなら (ツカミですけど) 申し訳ありません。この人はリッキー・ハワートン。今期まで8シーズン続けてブライアン・スミスと共に全米プロダートトラック選手権を戦ってきた、クロスリー・ハワートン・モータースポーツの共同オーナーにしてクルーチーフ。カワサキ・ニンジャ650 "ブライアン・スペシャル" をライダーとの二人三脚でここまで鍛え上げた、非凡な才を持つ (異色の出自の) アメリカンフ...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] HDファクトリーチーム(再?)加入記念!2016全米王者ブライアン・スミス通算3度の来日参戦を振り返ります!
現在はAFT: アメリカンフラットトラックと名乗る全米プロダートトラック選手権が "GNC = グランドナショナルチャンピオンシップ" という正式名だった最後のシーズン2016年、熟成進化7年目のカワサキ・ニンジャ650でついに年間チャンピオンを獲得した "マイルマスター" ブライアン・スミス。翌2017年は電撃的に加入したインディアンファクトリーチームの一員としてNo.1プレートを纏いますが、彼がカワサキ時代以前の2009年まで、ハーレーダビッドソンファクトリーカラーのレザースーツでXR750を走らせていたことは、最近のファンにはご存知ないかもしれません。今回は来期ファクトリーライダー...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 左回り専門の神様は細部に(も)宿ってる? 普通はそこそこ張れてりゃ良さそうなチェーンとアジャスターの話。
燃料の爆発力から大地を蹴る運動エネルギーを生み出すために、エンジンとリアタイヤとをつなぐ "ドライブチェーン" 。今の世の大半のモーターサイクルが採用する珍しくもない駆動方式ですが、それを取り巻く各ディテールや整備・調整ノウハウにも、ダートトラックならではの (偏り気味の?趣き深い?) 工夫があります。知らない方には目から鱗、日々乗る方には再確認、カスタム畑にもアイディアの種?というわけで本日は、オーバルトラックでのチェーンにまつわるアレコレをご紹介。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 最古にして現役!TTトラックは"平らなMX"に非ず。600cc時代の元王子様が明かす"ピオリア"攻略法!
1,600mくらいの競馬場で競う "マイルレース" 、そのおよそ半分の "ハーフマイル" 、それらより小さなものをひとまとめに呼称した "ショートトラック" というざっくり距離 (大きさ) 別のオーバルトラック3タイプ、いずれかが主戦場となる左回り基調のダートトラック / フラットトラックレース。実はそれらに加え例外的に、前ブレーキを装着し、左回りオーバルにジャンプと右コーナーが最低1つずつ追加される "TTレース" という形態があります。本日は競技の本場アメリカで、最も歴史ある常設TTトラックに注目し、このスペシャルステージを得意とした名選手の走りで研究しましょう!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] "ケンタッキーキッド"襲名以前、"超新星"とか"Mr.ダート"と呼ばれたNH69の映像が見たい!の声に応えて!
今日からちょうど2年半前、不慮の事故でこの世を去ったニッキー・ヘイデンが、純アメリカンスタイルのプロフェッショナル・ダートトラックレース出身で、やがて世界的ロードレーサーの階段をてっぺんまで登っていったことは一応広く知られていますが、10代後半くらいのまさに駆け出し期、そのダートオーバルでのライディングが正味どんなものだったかを、映像で実際目にした方はあまり多くないかもしれません。本日は当時のレース中継から印象的な数戦をピックアップ、錚々たるベテランレーサーたちに果敢に挑む、若くエネルギーに満ち溢れていた彼の才能に迫ってみましょう!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 本場アメリカ・超一流ライダーのガチンコライディング映像から、貴方は宿題を得ることができるでしょうか?
今や地球の裏側でのマイナースポーツも、スマートフォンひとつあればリアルタイムで "ながら視聴" できる便利な時代にはなりましたが、日々SNSや動画サイトから吐きだされる際限なき情報の海の中、真に目を凝らすべきシンプルな "勘どころ" が埋もれ、ますます見えにくくなっていることもまた事実です。個人のライディングテクニック = 巧く速く走る技術・・・は乗車時間を淡々と重ねる中で誰しも向上しますが、レース = 他者との果し合いに打ち勝つ "強いライダー" になれるか否かは、厄介なことに全く別の話です。世に "ダートトラック名動画" は星の数ほどあれ、本日ご紹介する2編は、もしかすると貴方が "...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 地域に根ざすローカルトラックこそ全ての始まりだけど・・・一拠点集中型ライダーの孕む最大の弱点とは?
より巧く!より速く!誰より強いダートトラックライダーに俺はなる!とかは一切全然望まない、超マイペースかつある種ストイック ( = 禁欲的 ≒ てことは無目的?) あるいはパリピ系ハッピーライドな御仁はさておき、毎ターン刻々とその表情を変えるレーストラックそのものの攻略と、手を替え品を替え追撃してくる手強いライバルたちとの戦い、つまりライダー自身を取り巻く全ての環境に打ち勝つためには、練習方法・テクニックの追求・セットアップの経験値、そのどれか一つでも他人並の平均点では不十分です。走りの引き出しは多ければ多いほど良い。今日は様々な視点から、あなたがいつも同じトラックのみを走るべきでない =...