ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 初チャンピオン獲得から15年間で前人未到の10冠を成した暴れん坊、今年いっぱいでお辞めになるそうです。
去る9月14日、全米最高峰プロシリーズ・AFT: アメリカンフラットトラックの今期最終ラウンド・ミズーリ州レイクオザークでのショートトラック戦が開催されました。スーパーツインズクラスの年間王者となったのは、インディアンFTR750を駆るジャレッド・ミース。アンチも相当数いますが2009年に初王者となって以来、15年間で10回のタイトルを獲得した G.O.A.T. = Greatest Of All Time とも評される彼ですが、750ccの競技専用エンジン車が一斉に退役する今シーズンの終幕と時を同じくして、現役を引退することを発表しました。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] いよいよ一時代の幕を閉じる?"運命の瞬間"までラスト1戦を残すのみ、ということになりました・・・。
9月14日に全米最高峰プロシリーズ・AFT: アメリカンフラットトラックの今期最終ラウンド・ミズーリ州レイクオザークでのショートトラック戦が開催されます。来シーズンから施行される2気筒クラスでの "レース専用エンジン車出場不可ルール" のため、ハーレーダビッドソンXR750・インディアンFTR750・あるいはホンダRS750Dが出走できる最後のレース、ということになります。もちろんこの規則はAFTシリーズに限ってのことなのですが、大きな時代の節目を感じさせますね・・・。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 降雨のために2日2戦をデイタイムの1dayに押し込めて、伝統のスプリングフィールドマイルが開催されました!
8月31日 (土) 〜 9月1日 (日) のレイバーデイ・ウィークエンドに2連戦が予定されていたイリノイ州スプリングフィールド・マイルは金曜から降り続いた雨により初日をキャンセル、翌日曜に2日分のレーススケジュールをめいっぱい詰め込んで、1day2レースという珍しい形式で無事開催されました。そもそも配信向けにコンパクト化していたタイムテーブルが奏功したと言えますが、めっきり参加台数が少ないからこそできる荒技、とも言えるんじゃないかな・・・。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 長い長い?シーズンがそろそろ終わるAFT、かたや我が家はゴリゴリに乗りまくった夏休みを総まとめ中です。
この8年間、本場アメリカのプロ・レースシーンを文字通り牽引してきたインディアンFTR750の "退役" まで、今期AFTシリーズも残すところあと3戦。8月31日〜9月1日のレイバーデイ・ウィークエンドには、伝統のイリノイ州スプリングフィールド・マイルが2日間のダブルヘッダー (連続2戦) で開催され、ひとつの時代がいよいよ終幕へと向かっていきますが、我が家初の本格的な "バイク遊びが日常にある夏休み" もそろそろおしまい、の予定です (しかし小1宿題の絵日記がおわっていない) 。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] さらばRS750D・XR750・FTR750???ホントに来年からのAFT、レース専用エンジン車は参戦不可とのこと!
ついにこの時を迎えることになりました。2024年8月16日、AFT: アメリカンフラットトラックは来たる2025シーズン以降の公認エンジンリストを発表。そのなかにはレース専用エンジンであるところのホンダRS750D・ハーレーダビッドソンXR750・インディアンFTR750の名が記されていません。来期からのスーパーツインズマシンは、水冷800cc・空冷900ccを上限とした市販公道用車両のエンジンのみを使って競われることとなったのです。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] なんだかむむむっ!とあれこれ考えさせられるAFTシリーズ新フォーマット "ストリートTT" だったのでした。
今年で84周年という長〜い歴史をもつ伝説的イベント "スタージス・モーターサイクルラリー" 。その華やかな祝祭の場でAFT: アメリカンフラットトラックがレース会場として誂えたのは、ダウンタウン1ブロックを封鎖して舗装路主体の特設レーストラックとするなかなか斬新な "ストリートTT" なるフォーマット。重量級市販アドベンチャーマシンによる (キングオブバガースの二匹目のどぜう的な) お試し新設クラス "アドベンチャートラッカーズ™" も併催デビュー戦でどうなったことやら???
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 遠くない未来、AFTツインズはレース専用エンジン車を"ノーロンガーアベイラボー"する野望、とのことです。
2016年9月のデビュー戦以来勝って勝って勝ちまくり、過去40年間王道として君臨したハーレーダビッドソン・XR750に引導を渡すわ、同ファクトリーチームは活動停止させちゃうわ、カワサキヤマハKTMなどの市販車改で出場するチームはFTR以外勝たんとアタマ抱えるわ、で今日までの9年間、常にシーンの中心にあり続けたレース専用エンジン車FTR750。主催者サイドの思惑としてはこの先、FTR・XR (あるいは往年のホンダRS) といった専用エンジン車を締め出し、公道用市販エンジンベースのコンペティションへと舵を切りたい様子が見受けられます。1台5万ドルなんですよこのマシン。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 多種多様なアクティビティと組み合わせたり分け合ったりしたからこそ、本場はここまで発展してきたのかも?
オーバルレーシングが我が国よりはるかに強い存在感を放つようにも思える本場アメリカですが、興味深いことに2輪専用レーストラックが全米各地に五万とあるわけではありません。そもそも馬が競争するために作られた競馬場でカーレースも2輪マイルレースもやる。ロデオや家畜の品評会が主なイベントである多目的アリーナでショートトラックレースをやる。あるいは4輪用レーストラックをちょっと数週お借りしてレース会場とするなど、様々な他のアクティビティと巧く関係づけることによって、多彩なキャラクターをもつ開催地をあちこちに確保してきたのです。