ロレンス編集部
フライング・レディが妖婦に変身!
成功者の証、ロールス・ロイスの大胆なモデル
2016年のジュネーブオートサロンでロールス・ロイスが発表した「レイス・ブラック・バッジ」が日本の顧客向け内覧会で初披露された。
成功者たちは、かつての先人がそうだったように、自分のライフスタイルを表現する最適なブランドとしてロールス・ロイスを選ぶ傾向が強くなっているようだ。そんな成功者たちに向けたのが「レイス・ブラック・バッジ」である。
「ブラック・バッジ開発の過程で私たちが注力したのは、新しいお客さまにが抱える多様なニーズを満たすことでした。彼らは自分自身についてそれぞれ異なるイメージを持っており、それをアピールするためにロールス・ロイスに...
ロレンス編集部
再燃するKawasaki Z400FXへの想いに惑う大人たち 『RIDEX ライデックス カワサキ スペシャルエディション』より
それは春先の休日の昼下がりだった。
休日のツーリング先で、高校時代の先輩、神崎さんに出会った主人公。
彼の愛車、カワサキ Z400FX(フェックス)を譲ってくれたのが、ほかならぬ神崎さん。
とはいえ、実は彼はこの神崎センパイが苦手だった。どこがというわけでもないが、昔からなんとなくそりが合わない気がして敬遠してきたのだ。
しかし、神崎さんは後日彼に連絡してきて、飲みに誘ってきた。嫌ではあるが、断る理由もない主人公は誘いに乗る。すると、神崎さんは意外な申し出をしてくる。
「お前のフェックス、譲ってくれないか?」
青春の象徴”フェックス”
その時は断ったものの、FXと過ごしてきた自分自身の青...
ロレンス編集部
一瞬で19才のハートを盗んだ黒くて速い風。 『Go with your Heart』 RIDE 84より
真菜は19才。
友達といても感じる退屈から逃げ出して、湘南に一人で出かけたものの、結局退屈から逃れることはできない。なぜ退屈を感じるようになったのか、それは分からない。何も理由はないのである。
しかし、理由なく訪れる 十代の退屈 は深刻だ。本来、どんなことでも新しい体験は待っているし、刺激的な遊びも知的な喜びも、そこらじゅうにあるはずなのに、感じてしまう退屈。
それは日常に倦む停滞感。時間が経てば解消するものであることが多いが、1日が長い若い時期には、それは恐ろしく苦痛である。
少女の退屈を吹き飛ばした黒い風。
そんなとき、真菜は出会うのだ。一陣の黒い風に。
そう、黒くて、角ばった、巨き...
ロレンス編集部
【GOGGLE IMPRESSION】第3回 BMW R1200R
R100Rというシンプルな構造のロードスターが1991年に登場した後、R1100R、R1150Rを経て4代目のロードスターとして登場したR1200R。ロングツーリングツアラーのイメージが強いBMWの数少ないストリートファイターで、大注目モデル。
これが本当にロードスター‼?高性能すぎるベーシック (GOGGLE@モーターマガジン社)
BMWにとっての「ロードスター」という車名は、その排気量シリーズいちばんのベーシックモデルのはずだった。たとえばR1200シリーズに、RSやGS、RTなんてバリエーションがあったなら、その根っこがロードスターなのだ。
BMW伝統のボクサーエンジンを搭載しなが...
ロレンス編集部
ハルモトの原点”HONDA CB750FOUR”への愛が詰まったイラストレーションワークス『CB式機』- RIDE1より
CBと聞いて、今のわたしがパッと思い浮かぶのは、やはり・・・"教習車"(笑)。
ロレンス読者様はご存じの方もいらっしゃるかな・・というよりも、知っていてもらえるととても嬉しいのですが、わたしはここ半年二輪免許取得のために 日の丸自動車学校に通っており 、学校での実車がCB(もちろん400cc)だからであります。
もはや愛車のような存在であるCB。入校初期には、バイクの車体って、ヨンヒャクでさえこんなに重いのか、ギアの上下や走行速度でこんなにも音が違うのか、ととても驚いたことを鮮明に覚えています。
そんなCBの原点であるCB750FOURが、発売開始されたのは1969年。50年近く経った現...