ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 34年前、FTRが"250cc枠"で世に出ていなければ、日本のダートトラックは今日とは少し違う姿に育ったかも?
1986年にホンダから日本国内向けに発売された、トリコロールカラーが眩しいFTR250。我が国に新たなレースカテゴリーを紹介し根付かせようという意欲的なコンセプトの1台であったにもかかわらず、わずか数年で生産を終了した不運なモデルですが、今もスポーツの現場では数多くの個体がそれぞれ入念に手入れされ、現役で走り続け愛される "名馬扱い" です。本日はこのFTR250という日本独自のマシンの存在そのものの "功と罪" 、その特に後者を軸にお話を進めてみたいと思います。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] AFT開幕戦 "デイトナTT" まであと30日!全米最高峰の新シーズンはいつの時代も特設レーストラックから?
全米最高峰のプロ・ダートトラックレースシリーズ = AFT: American Flattrackは、3月15日フロリダ州デイトナ・インターナショナル・スピードウェイのインフィールドに造られる特設TTトラックで開幕戦を迎えます。同シリーズ伝統のシーズンキックオフは、一大イベントであるデイトナ・バイクウィーク中のフロリダで、と古くから相場が決まっていますが、かつては2輪オーバルレースでの利用を当初から想定した2つのフットボール場でのショートトラック (1/4マイル) 戦が舞台でした。本日はデイトナ・ダートトラックの長い歴史から、時代ごとのレーストラックをご紹介しましょう。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 連載100話!俺、次の10年で片田舎に土地を買って、グルグル農場のオーナーになるんだ・・・[○○フラグ?]
2018年3月スタートで毎週金曜更新を続けてきた当コラム、読者の皆さまに愛されて本日100回目を迎えました。20代はライダーとしてダートトラック競技に明け暮れ、30代でレース・イベント主催を始めた筆者ハヤシ、昨年2児の父となりまた40の大台に乗って、これからの10年とか次の世代に目を向けたとき、50歳を迎えるまでにプライベートなトラック・・・間借りの土地とかバックヤードとかじゃなく、時にはレースもできる規模で自前の・・・を"所有"したいな、と考え始めましたよ。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 来たる2020シーズン!! 全米プロ選手権の頂点を争う"18人のスター選手たち"がいよいよ発表!だそうで・・・。
2か月後の3月15日にフロリダ州デイトナビーチで開幕する2020シーズンの全米最高峰・プロダートトラックレースシリーズ = AFT: American Flattrack。昨年当コラムで何度かお伝えしてきた通り、新シーズンはその体制とレースフォーマットをガラっと変え、花形カテゴリーは現段階では"予選なし・固定メンバー制"となる模様。ビジネスモデルとしてリアルタイムの動画配信に軸足を置く昨今のレース業界的時流に乗った形?ですが、うーむAFTホントにやっちゃうか・・・ということで本日は、刻々とその姿を変貌させる本場アメリカ・プロシリーズのお話です。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 一年経って、また一念?ヤマハ・SR400系をダートトラッカー化するための"本場の古文書"を入手しました!
およそ1年前、日本が生んだ世界の名車ヤマハ・SRシリーズからの本格ダートトラッカー製作トピックを紹介し始めた当コラムですが、今のところ筆者の人柱プロジェクトは情報収集ばっかりで一向にスタートしておりません・・・トホホ。とはいえ今年こそ!と思っていた矢先、本場アメリカのビンテージダートトラック関係筋から、同系モデルに特化した定番エンジンチューンが代々?書き溜められたボロッボロのノートブック(手書きの複写!)を入手したので、今回はそちらの要点をうっすらご紹介して新春らしく1年の計としてみたいと思います。自分で書けばいい加減やる・・・はず?
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 上手な人ほど怪我しない?まだ怪我するほどには飛ばせない?まずは首と関節を護って濃密な次シーズンを!
"Motorcycle can be dangerous" ・・・危ない事物からは遠ざける主義?の我が国の "三ない運動" とか、固定化したイメージを早期に植え込む "不良の乗物論" とは一味も二味も違い、欧米的感覚ではモーターサイクルは開放感やスリルと表裏一体で危険を内包したもの、という考え方が一般的ですが、ことスポーツや競技という場面では (良しにつけ悪しにつけ) 当然ながらその刺激も深刻度も大きく増します。年の瀬迫る本日は、ダートトラックライディングでのちょっとした失敗からの (とりわけ回復に時間のかかりがちな) 身体のダメージとそれを防ぐプロテクション装備、乗車スキル・経験の多少...