ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 憧憬のビッグシングル・ダートトラッカー。ちょ待てよ!日本には"あの超ロングセラー"があるじゃないか!
大排気量単気筒・本格ダートトラックマシンといえば、80年代に活躍したROTAXや、ホンダ・RS500/600D、あるいは各社450ccモトクロスレーサーをモディファイした "DTX" や、それらのエンジンを搭載した "フレーマー" か・・・なにか忘れてません?実は、40数年前に我が国で誕生したヤマハSR400/500シリーズの系譜こそ、ある意味ダートトラックイメージから進化した "元祖ストリートトラッカー"。現代でも本場のローカルトラックでは、多くの同系エンジンの車両が活躍しています。本日は我が国ではいまだ少数派ながら、それぞれ個性的な進化を続ける"リアル・ダートトラックSR"を紹介し、...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] この冬なにする?目指せハードコア・ダートトラッカー的 "ウィンターシーズン" の貴重な過ごし方アレコレ。
日ごとに冷え込みの増す時節、皆さまいかがお過ごしでしょうか?多くのモータースポーツ同様、ダートトラックライディングに好適な"ハイシーズン"といえば、陽が長く穏やかな気候の春〜秋(ただし盛夏の日中はチョー不快!)。逆に言えば土が凍えタイヤは硬く人も汗すらかかないこれからの厳冬期を、やせ我慢して春〜秋のように過ごす必要もありません。来たる新たな一年間のシーズンスタートに向け、冬の間にしかできないこと、あるいはするべきことにはどんな選択肢があるでしょうか?本場アメリカン・ダートトラックスタイルの冬の過ごし方を紹介しながら考えてみましょう。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] ネジのユルミはココロのユルミ?高回転域を多用するダートトラックならではの走行毎チェックを習慣づける!
エンジンをうなるほど回し、マシンと体を捻ってしならせつつ周回するのもダートトラックライディングの特徴ですが、運動の理屈はごくシンプルとはいえ車体への負荷 = ダメージはなかなかのもの。街乗りオートバイなら空気圧チェックとオイル交換、チェーン注油程度でしばらく走れるのでしょうが、激しく扱われるスポーツ用品はそういうわけにもいきません。本日はこれまでの筆者の経験から、ダートトラッカーならではともいえる、日々乗るごとのチェック項目を確認してみましょう。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 渚で見かけたイケてるカスタムメイドダートトラッカーたち。レーシング目線で偏りまくりの横浜HRCS雑感!
先日開催された第27回ヨコハマホットロッドカスタムショーには、"乗って走れるビルダー" が工夫を凝らして仕立て上げた、カスタムメイドのダートトラッカーが多数出展されました。"それ風テイスト" のカスタムは世の中まさに星の数ほどあれ、このスポーツの本質を身をもって知る作り手たちの描く "それっぽさ" はやはり別格!本日は、当日会場でオーディエンスから熱烈に歓迎された "競うことを目指して研ぎすまされた" 異色のマシンたちをご紹介します。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 強すぎインディアン(ズ)に魔の手が迫る?新ルール & 第三のクラス誕生でどうなる来期のAFT・全米選手権!
インディアンモーターサイクルのダートトラックレース専用コンプリートマシンFTR750がデビューした2016シーズン最終戦以来、全米プロ選手権は先日終了した2018シーズンまでに足掛け3年・のべ37戦が開催されました。この世界の中心とも言えるステージにおいてFTR750は、カワサキの4勝とハーレーダビッドソンXR750の2勝による計6戦を除くと、実に31レースで勝利するという驚異的なリザルトを残しています。が、来期からはおそらくその勢力図に若干の変化がありそうです。本日は競技全体の今後の方向性を左右するかもしれない、本場アメリカのプロシリーズ・AFT: アメリカンフラットトラックの最新情勢...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 青年よ"ライセンスプレート"を捨て競技場を目指せ?"ナンバープレート"こそレーシングマシンの戦う正装!
我が国で一般公道を走る自動車の前後に取り付けられる "ナンバープレート" のことを、北アメリカ大陸では "ライセンスプレート" と呼びます。それに対し、各種スポーツ・競技で個人を識別するための "ゼッケン" はドイツ由来の和製語で、モーターサイクルに付けられる(日本で言う)ゼッケンプレートのことを米語では "ナンバープレート" と呼称。そんなややこしい豆知識からはじまる本日のコラムは、ダートトラッカーらしい佇まいを醸し出すレース用ナンバープレートにまつわるお話です。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] なんで貴方は転ぶのか?経験豊富でミスらないライダーの走りからは盗み難い"よくある転倒の傾向と対策"!
"失敗は成功の母" などと古来より言われ、体育会的マッチョ思考なら "転んだ数だけ上手くなる" ようにも捉えられるダートトラックやオフロードライディング全般ですが、なぜ転倒したのか・するのか、メカニズムを正しく理解し、状況をコントロールできる小さな成功体験を積み重ねることはそれ以上に重要です。本日はダートトラックライディングにおいて、このスポーツに徐々に慣れてきたライダーに起こりがちな "ターン進入での転倒" と、それに対応する心?技?体?の様々なアイディアについてご紹介しようと思います。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 単気筒ハーレーダビッドソン!最強の名エンジンvs最弱の珍車?ビッグシングルダートトラッカー特集![後編]
1970年代中盤以降、ヤマハを中心とした日本製エンジンを搭載したダートトラッカーが徐々にUSダートトラックシーンに登場し活躍を始め、2気筒マシンでのロングトラック戦には一日の長のあるハーレーダビッドソンも、1/4マイル(400m)級のショートトラックや、ジャンプとライトハンダー(トリッキーな右ターン)を有するTT戦で上位を争うことのできる、軽量で運動性能に優れ、フラットなトルク特性の大排気量シングルエンジンマシンの導入を検討し始めることになります。というわけで本日は、"ダートオーバルで戦う単気筒ハーレーダビッドソン" を紹介する後編です。