ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] D・N・F → 誰でも・乗れる・フォーフィフティ(450)+!きっとあなたも"魅惑の大排気量車"に耄れるはず!
レース用語でDNFと言えば"Do Not Finish (完走せず)"。事情はあれど基本的に残念なやつです。もっとガッカリなのはDNS = Do Not Start (出走できず) ですが・・・。さて、今日のテーマは全然その話ではなくて、誰でも・乗れる・フォーフィフティでD・N・F。素人お断りなイメージの最強モトクロスレーサーである450ccマシンに、ダートトラックの場面なら、小さなオーバルからなら、きっとあなたもなんとか乗れて、よくよく慣れたらガパっと全開したりできるかも?というお話。もちろん足回りや各所アレコレの最低限を、この種目の特性にキッチリ合わせて造り込まれたマシンであることが...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 前ブレーキ付TTレースはオーバルよりハードル低い?先週開催のAFTアリゾナスーパーTTを見てみましょう!
いにしえの1960年代まで前後輪ともに制動装置を装備せず、21世紀の現代でもブレーキシステムはリアのみ。そしてカウンタークロックワイズ = 半時計回りのオーバルトラックを疾走するダートトラックレーシングの基本フォーマットに比べ、"ツーリストトロフィー" とか "ステープルズチェイス" とも称される、いわゆる "TTレイアウト" は、"フラットなモトクロス" とか "ロードレースのダート版" 的なものとして語られることも多い、一風変わった代物です。近年我が国では小排気量車を用い、他種目のライダーがトレーニングに取り入れるなど、幾分か認知度が高まってきた "TT" ですが、競技の本場アメリカ...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 東北なのにサザン!? みちのくダートトラックコミュニティはちっとも"奥の細い道"じゃなくむしろ太かった話。
首都圏ではすでに桜も舞い散る4月半ばの先週末、筆者ハヤシは東京から350km圏内の福島〜宮城それぞれのローカルフラットダートを走ってきました。その遠征から今週の当コラムでは、ちょうど桜が満開だった東北地方の、文字通りサクラサク新たなダートトラックコミュニティ、宮城県柴田郡村田町・サザンサーキットに誕生したチョー素敵なショートトラックと、そこに集い、自らシーンを作り上げる "同好の士の激アツ集団 = NFA: Northeast Flattrack Association" をご紹介しましょう!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] かつてのグルグル真空地帯・グンマーに、ブランニューのクッション・ショートトラックが開業しましたよー!
近年各地でジワジワと熱量の高まりを見せる、オーバルコースでのダートトラックライディング。つい最近では、長きに渡ってこのスポーツと縁の浅かった北関東は群馬県下、眺望のよいモトクロス&ラジコン飛行場の敷地内に、オーナーと地元有志の皆さんの尽力によって、新たな "クッション・ショートトラック" が誕生。先日行われた新トラック試走とオープニングレセプションイベントにお誘いいただいて伺ったので、本日はこちら、群馬県高崎市の "モトフィールド榛名" をご紹介します!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] ビギナー・ノービス・ルーキー・プロビー!最初は誰もが未熟者→初心を忘れず太く長く走り続ける秘訣とは?
"自分、初心者なので・・・"スポーツの現場で初めてお声がけする方からしばしば耳にするフレーズですが、謙遜は無用です。それはもちろん見てわかってます。誰もがスタートアップの頃は未熟で、失敗と気づきを繰り返しながら徐々に成長するわけで、あなたより早くこのスポーツに取り組み始めた我々は、自身の経験から、あなたが思うより早く・少しだけ速くする方法を知っています。ということで新年度1本目のコラムは、新入生のあなたに "正しく一人前のダートトラッカーを目指すための術" をお届けしましょう。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] ストリートで俄然勢いを増す "土系・特にフラットトラックスタイル" のニューカマーがこちらだそうですよ!
モトクロスをはじめとした一般的なオフロードカテゴリーほどにはマシンのフォルムが先鋭的でなく、骨格の整った"スタンダードなオートバイ"に少しだけ土成分・・・冒険やスリルのスパイスが加わったやんちゃなホビーアイテム、という雰囲気で、最近巷ではダートトラック的イメージのニューマシンやカスタム車両を目にする機会が多くなってきました。元来レース畑に身を置くプロパーにとっても希望と可能性に満ちた時代が遂にやってきたと言えます。本日はそんな1台、この春イタリアから日本に上陸する、ファンティック・キャバレロ・フラットトラックについてご紹介しましょう!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 首を洗って待つ?足を洗って去る?いやまずは乗る度に!マシンを洗って磨き上げ、次回乗車に備えましょう!
道なき道を行く "オフロード・ダートバイク"、まして競技で酷使されるスポーツ用品 = レーシングマシンたるもの、土埃にまみれ傷だらけになるのは当然のことですが、親愛なる重度ダートトラック中毒の読者の皆さんには、ま・さ・か、汚れっぱなしde乗りっぱなしなんて方、そうそういらっしゃるはずもなし!というわけで、本日はマシン整備の基本、あるいは速さを得るために欠かせない処世術でもある、"ダートトラック版・洗車TIPS (・・・一部洗わない派あり) " をご紹介しましょう!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] デビューの時期が悪かった・・・。不遇の純国産ダートトラック専用車両 "無限MFT250" を知っていますか?
古くはスペイン・ブルタコ社のアストロ、あるいはハーレーダビッドソンのオリジナルアイアンXR750、現代ではインディアンFTR™750など、メイカー主導のコンプリート車として企画されたダートトラックレーサーはいくつも列挙することができますが、実はここ日本でも、かつて一般公道での使用を前提としない "競技専用車両" の量産販売を目指す熱いプロジェクトがあったことを皆さんご存知でしょうか? 本日は時代の谷間に埋もれ、様々な不運が重なることで正当な評価を与えられる機会を失した、無限ブランドのダートトラックコンペティションマシン "MFT250" を紹介します。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 新シーズンの始まる前に!本場ローカルダートトラックレースシーンでの "クラス分け" ってどうなってるの?
本場最高峰のAFT=全米プロダートトラック選手権は、750cc超の2気筒マシンでのトップカテゴリーと、450cc水冷単気筒マシンをベース車両とするサポートカテゴリー、洗練された2つのクラスで構成されますが、この車両規則はあくまでプロスポーツとしてのもの。様々な条件からここ日本でより親和性の高い、短距離オーバル = ショートトラックレーシングの現場がどのような構成なのかを知るには、普段目にする機会の少ない、全米各地のローカルイベントに注目する必要があります。というわけで本日は、本場アメリカンレースシーンでの "クラス分け" の妙についてご紹介しましょう!