ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] あちらの皆さんアゲアゲ系?目線の高さにマシンを据える"机上の〇〇型"メンテナンス・スタイルを考える!
珍しい広告写真を紹介しましょう。大の男4人がキャッキャしながらバイクを押し上げるこちらの日曜大工的木製モーターサイクル・ワークベンチ(整備作業台)、1968年に発売されアメリカ全土のプライベートガレージを席巻したアイテムだそうですが、その仕掛け人は左端のレイさんと右端のニールさん。本場のダートトラックレースシーンに"フレームはビルドするもの"という概念をもたらした彼らの強力な活動資金源となり、現代にもつながる"机上整備スタイル"の走りとなったこの作業台をきっかけに、今日は我が国とあちらのメンテナンス・スタイルの違いをご紹介したいと思います!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 金曜日の使者よりの"お詫びと訂正"? いや、後ブレーキ"使ったらダメ絶対"だなんて先生言ってないですよ?
ダートトラックライディングの基本原理はスライディングブレーキ走法 = 後輪の物理ブレーキを使わずして車速を落としつつ、ターン出口を目がけてマシンをいち早く旋回させる・・・のが "はじまりの第一歩" だと、こちらのコラムでは度々ご紹介しています。がしかし! だからってこの競技の取り組み全般で、一切ブレーキ使うべからず! なんてこと、実は筆者は一度も言ってませんからね。今回はマニュアル社会の申し子で、応用とか融通の効かない "従順な教えて君" ? な皆さんに、明日から早速取り組みたい "その先の二歩目" を改めて考えていただくことにしましょう。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 小スクープ!? ネット配信時代のダートトラックスペックタイヤは"地球に優しく"こんなパターンに進化する?
ダートトラック専用のレーシングタイヤには、長年にわたる全米プロ選手権唯一のスペックタイヤ・US DUNLOP DT3 (先代は旧グッドイヤー / DUNLOP製 EAGLE DT2)をはじめ、各メイカーが製造する数種類のモデルがありますが、ここに来て次世代モデル "DT4" の開発が進められている事が明らかになりました。本場トップカテゴリーがAMA PROシリーズからAFT: アメリカンフラットトラックへ名称と体裁を変え、今まさに一大変革期のただ中にある今日この頃、NEWタイヤのコンセプトは時代にマッチした新たなスタンダードとなるのでしょうか?
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] ダートトラックライダーなら必携!?の定番アイテム "RACERS TAPE" っていったいどんな代物でしょう??
それはダートトラックレーシングに纏わるありとあらゆる場面で密やかにさりげなく活躍し、本格的に競技に取り組むライダーならおそらくクルマか工具箱の片隅に放り込んであるはずのもの。血と汗と涙を弾き返し、傷ついたマシンと身体にそっと寄り添う・・・とか、詩的に勿体つけるほどの重要アイテムではありませんが、本日は鈍く銀色に輝き、あるいは様々な蛍光色で我々のレーストラックをほんのちょこっとだけ彩る、レーサーズテープこと "ダクト・テープ" のベタベタしたお話です。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] ベ、ベスコン??ベ・ス・ト・コンディション?なにそれ?美味しいの?の巻![レースオーガナイザー覚書]
トラックコンディションの善し悪しひとつパフォーマンスの質に大きな差が生じるダートトラックレーシング。先週は?前回は?わりと巧く乗れてたのに今日は全然ダメだぁ・・・などお悩みの方は、まだまだ幅広く条件の異なる路面を攻略するスキルが "ぜーんぜん足りない" のかもしれませんね。逆にコースやレース、イベントを司る "ハンドラー側" には、乗り手たちがより良く走れる ( つまりは一層安全でもある) ような路面 = 場面作りのため細心の注意と情熱を注ぎ続ける必要があります。ね、サイコーだのサイアクだのって胡座かいてる場合じゃないですよ!今日はそんなお話です。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] "マシンも道具もなんでもいい"と豪語するあなたもカチカチヤマナシヒビヒビの古タイヤはお嫌いでSHOW?
アクセル戻してブレーキに頼って・・とはまるで違う "ターンでの能動的な横滑り" という特別な作法でマシンを操るダートトラックライディングは、ありとあらゆる層のライダーのココロにグッとくる!・・・はずなんですが、そのシンプルさゆえ、一歩間違うと解体屋から拾ってきたまんまのオンボロバイクでも、なんなら半袖短パン半キャップでも充分それなりに楽しいよ、なんてユルユルの反知性的な (失礼) 方向に進みがち。だとしても両輪と鉄スリッパーだけが路面との接点である以上、タイヤの状態の善し悪しは誰でも当然気になってるはずなんですけど?というわけで本日は、競技の本場アメリカで目下人気沸騰中の"第4のダートト...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 負け戦こそ最良の糧!ひとしきり基礎をかじったそのあとは、価値ある経験は実戦でしか得られませんよー!
スプリントでフルコンタクトなエクストリームスポーツの一種と言えるダートトラックレーシング。初めて横滑りをちょっとだけモノにした日の感覚は今も憶えていますが、筆者の視線が次に向かった先はレースでの腕試しでした。もちろん誰しも本番に向けた鍛錬や調整は必要ですが、肝心な勝負の勘所はひとつでも多くレースに出ることでしか養えません。独特の競技スタイルも大いに関係しますが、 "レースが練習" と思って深呼吸しながらスタートラインに並ぶしかないのです。本日は夏真っ盛りにふさわしく、暑苦しくゴリ押しの "ダートトラックレース参戦のススメ" をお届けします!