ロレンス編集部
伝説のV型8気筒グランプリバイク・・・MOTO GUZZI V8
連載記事、1957年TT・・・マン島今昔物語 #3でもチラリと記述しましたが、非常に面白いモーターサイクルなので改めて記事にすることにしました。みなさんは世界ロードレースGPに出場した車両のなかで、最もシリンダーの数が多かったモデルは何かご存知でしょうか? それはモトグッチの水冷4ストロークV8・500cc=オットー・チリンドリ(8C=8気筒)です。
出典:
モトグッチの最終兵器
イタリアのモトグッチファクトリーのなかで、このV型8気筒のプロジェクトは「44」と命名されていました。4気筒+4気筒を意味するこのプロジェクトは、1955〜1958年の間進められましたが、通常スタッフたちは8C...