ロレンス編集部
オートバイの性能を維持するための リフレッシュメンテナンスを考えよう。 Vol.3『高圧洗浄はプロの仕事』
高圧洗浄はプロの仕事
中野:さっき話に出た高圧洗浄機のことをちょっと聞きたいんですが、小澤さんは以前、 むやみに高圧洗浄機で掃除をしたオートバイは、水が入ってはいけないところに水が入ってサビると言っていましたよね。
小澤:例えば、ウチのは1平方センチメートルあたり80㎏の圧力で水が出るから、大根だって切れちゃう。そんな高圧を直接オイルシールに当てたら水が入るのは当たり前です。
中野:実際にシールから水が入ったバイクが何台も持ち込まれたことがあるそうですね。
小澤:バラしていったら、水が入った形跡があったので、何をしたのか聞いたら、量販店の洗車サービスで高圧洗浄をしたんだって。スイングアー...
ロレンス編集部
オートバイの性能を維持するための リフレッシュメンテナンスを考えよう。 Vol.2『掃除は整備の一歩』
掃除は整備の一歩
佐藤:では話を先に進めます。新車整備を別として、整備をする前にはまず掃除をしなければならないと思うんですが。
源さん先生:レースでもそうなんだけど、掃除をすることで、オイルの滲みやボルトの緩みなんかも見つけることができるんです。
佐藤:モトGPチームのピットをのぞいてみると、掃除を専門にしているスタッフがいますよね。そんなきれいなのを掃除するのかよというくらい、何でもかんでも掃除をして、走ってきたらまた外して掃除して。
源さん先生:汚いと、さっき言ったみたいなことがわからないからだよ。クランクケースにヒビが入って、オイルが滲むなんていうこ ともあるからね。そういう異常を...
ロレンス編集部
【一生乗り続けたい‼!こだわりのROADSTERをリフレッシュ!】第4回NA&NB 足まわり編
どんな車でも、いつの間にかだんだん劣化していく足回り。それはROADSTERも例外ではない。
あまり乗らなくても自然劣化していく部分もあるので、こまめにチェックして欲しい。
知らない間にオイルが漏れていた!? サスペンション本体のトラブルに注目
(ROADSTER BROS.@モーターマガジン社)
ノーマルでもアフターメーカーの車高調でも、ノーメンテで使い続けられるものではない。サスペンションは走行中常に動いているため、ケース内のオイルは高温になる。そのオイルが劣化するため、交換が必要になるのだ。劣化といっても徐々に進行していくため、いつ交換をしたらいいのかわかりにくい。そこでまず目視に...
ロレンス編集部
【一生乗り続けたい‼!こだわりのROADSTERをリフレッシュ!】第3回NA&NB下まわり編
車の劣化で一番目につくのは内外装。だけど、大切なロードスターに一生乗りたいと
思ったら、中々目に付かないから忘れがちな下回り。見た目がキレイでも、内部からジワジワと壊れてしまっては意味が無い!必ず気を付けて頂きたい部分です。
サイドフレームのつぶれはお約束!? アフターの対策品が有効な手立てだ
(ROADSTER BROS.@モーターマガジン社)
NAロードスターの下まわりをチェックしたら、100台中88台はこうなっているのでは、と思えるフロアサイドフレームの潰れ。 多発しているためか、ショップオリジナルの補強パーツが多数ラインアップされている。それも被せタイプから、溶接して固定するもの...
ロレンス編集部
【一生乗り続けたい‼!こだわりのROADSTERをリフレッシュ!】第1回NA&NB外観編
1989年にNAがデビュー以来、現在までずっと、人気を誇っているROADSTER。ニューモデルが出ても、初代&2代目のNA&NBにこだわりを持って乗り続けてきたファンも多いはず。そんなロードスターの元祖とも言えるファンの皆さんには、気が済むまでNA&NBに乗り続行けて欲しい。
雨漏りの原因のひとつになるだけでなくパッと見の印象を決める部分でもある
ウエザーストリップ (ROADSTER BROS.@モーターマガジン社)
ゴム製品が白っぽく硬化しているだけで、とたんに古くささが前面に押し出される。だからウエザーストリップを新品にすると、雨漏りの解消など機能的なことだけではなく、見た目の印象...
ロレンス編集部
自分のバイクをメンテナンスしてみよう2タイヤの空気圧
自分のバイクを自分でメンテナンスしてみよう。オイル交換の次はタイヤの空気圧調整。
タイヤの空気圧とタイヤへの影響
タイヤの空気圧が低い場合の影響
タイヤのたわみが増えて転がり抵抗が増し、燃費が悪化します。
偏摩耗などの要因となるため、走行性能が低下します。
タイヤの発熱量が過度になり、損傷につながります。
段差の乗り上げ時にコード切れを起こし易くなります。
タイヤの空気圧が高い場合の影響
トレッド面などが傷つきやすくなります。
センター摩耗(中央部だけすり減る現象)が起こり、タイヤ寿命が短くなります。
路面段差に過敏に反応するようになり、乗り心地が悪化します。
空気圧の計り方
タイヤの空...
ロレンス編集部
自分のバイクをメンテナンスしてみよう1
私の愛車kawasaki Z250のオイル交換をしてみよう。
ドレンボルトを外してオイルを出します。
場所は車体の右側のちょうどスタンドの反対側です。ボルトが外れる直前ぐらいにオイルが出るので、廃油を受ける容器を先に下に置いてから開けた方がいいです。
廃油が全部出たら、ドレンボトルを締め、オイルキャップを開けてオイルを入れます。私のZ250はオイル容量が2.4Lなので、2.5Lぐらい用意して、微調整します。
今回使ったオイルはMOTUL 300V FACTORY LINE
MotoGPやFIM 世界耐久選手権、FIM モトクロス世界選手権、全日本ロードレース選手権や全日本モトクロス選手権...