ロレンス編集部
バイク小説の金字塔『汚れた英雄』を君は知っているか?
『汚れた英雄』(大藪春彦原作・角川文庫)を知らないバイク乗りも、だいぶ増えてきた。
自転車にくくりつけられた荷台に50ccのレーサーを乗せて、浅間レースに出場するところから始まる、若き主人公 北野晶夫の挑戦。 当時はあまりに絵空事のように思われたと思うが、その後実際に日本人のGPチャンピオンや、F1レーサーまで生まれて、真剣に望みさえすれば、そして才能にさえ恵まれていれば、リアル北野晶夫になれるチャンスが、現代の日本にはある。
大藪作品では異質なヒーロー
大藪春彦作品は、ほとんどすべて読んでいる僕だが、この『汚れた英雄』は彼の作品としてはかなり異質だ。世界観や人生の無常に対する虚無感や屈...
ロレンス編集部
お硬いのはお好き? 鉄スクーター専門店「OLIO」
お題の「硬い」は、素材としての鉄の特徴を示すものです。今回紹介する、東京・大田区の「OLIO」(オリオ)は鉄スクーターを専門的に扱う、ちょっと変わったクラシックのお店です。
一般の認識としては、スクーターの外装はプラスティック類・・・でしょうが、第二次世界大戦後から1970年代までに生まれた初期の「近代スクーター」は、金属素材の外装を用いるのが主でした。1980年前後のころからのプラスティック・エンジニアリングの進歩によって、軽く、量産性に優れたプラスティックボディがスクーターの世界で流行するようになったわけです。そしてその流れは、今日に至っています。
今の製品にはない、鉄スクーターなら...
ロレンス編集部
永遠のバイク少年 菱木研二の愛車に対する接し方に惚れる。ー『あいつとララバイ』
大好評の(?)、エンターテイメントの中のバイク乗りたちシリーズ。
今回は、楠みちはるさんの傑作『あいつとララバイ』(講談社 少年マガジン 1981-1989年連載)です。
主人公 菱木研二は非行で1年留年した、ナンパな不良。初期はラブコメ要素が強かったのですが、徐々に速い公道レーサーたちとのバトルを軸に物語が進むようになり、やがて『バリバリ伝説』にならぶ、バイク少年のバイブルになるんです。
この作品の特徴は、他のバイク漫画と違って、主人公とバイクが一体化したような関係性が成立していることです。
研二くんは女の子には目移りしても、自分の愛車ZII(ゼッツー。カワサキ 750RS)には盲目的...
ロレンス編集部
旧車ブームが来ているのはどうやら本当らしいね:RIDERS CLUBがクラシックバイク専門誌を創刊
オートバイ雑誌の中でも、主にかっこいい乗り方や安全な操作法など、まさしくライダー(オートバイに乗る人)のための一流雑誌『ライダースクラブ』から、クラシックバイク専門のスピンオフ雑誌が登場しました。
その名も『ライダースクラブ・クラシック』!
1970年代のバイクにフォーカスしていくとのことで、表紙でもカワサキのZ1、ホンダ CB750、スズキ GS750と、空冷並列4気筒の始祖的旧車を並べています。
なぜ1970年代に絞ったかというと、日本国内で比較的簡単に入手できて、さらに実車としていまでも公道を走れる状態にあるバイクをとりあげたかったからだそうです。
ちなみに、ロレンスでもよくとりあ...
ロレンス編集部
私が、世界を手中にしたその日・・・
と、またタイトル詐欺みたいな、大げさな前振りで申し訳ありません・・・。
皆さんは、モーターサイクルやスクーターなど、2輪車に初めて乗った日のことを覚えていますか? 飽きっぽく、いろんなことを忘れやすい私ですが、その日のことだけは生涯忘れることはないと思います。
最近、ホンダがスクーターに伝統の「タクト」の名前を16年ぶりに復活させるというニュースがありました。16年というと、0歳児が高校生なっちゃう期間ですから結構な時間ですよね・・・。16年よりさらに時を隔てた30数年前、私が初めて乗った2輪車が、まさしく1980年発売の初代タクトでした。
初代タクトは、ホンダとヤマハの間で勃発した熾烈...
ロレンス編集部
【バイク無知ガールが教える?バイク用語】第5回:立ちゴケ
こんにちは♩
今回の教えてワードは「立ちゴケ」!
なんておちゃめなワードでしょう!!もしかしてこれって禁断のワードですか?
こ、これは「うっかりこけちゃった♡てへ」
出典:woodybike.jp
みたいな姿のことでしょうか??
バイク界にはこんなおちゃめな用語があったんですね!
華麗に走っているバイク乗りの方々もこんなこともあるんですね!
たしかにバイクって大きいから降りた後に動かすのとか支えるのすごく大変そうです。
詳しい答えを聞いちゃいましょう♩
「立ちゴケ」ってなんでしょう〜?
教えてロレンス編集長〜♡
正しいお答え: from ロレンス編集長
はい、お答えします。
バイクは言う...
ロレンス編集部
バイクと語り合う至高の時間
出典:バイクでの旅──「孤独」という至高の贅沢の愉悦
これはロレンスの記者でもある宮崎健太郎氏による雑誌「GQ」の記事です。写真家・峰竜也氏によるモノクロームの一葉(写真上)と宮崎氏の短いとも言えるテキスト。ボクはこの記事にグッときてしまいました。
息づくように走るバイクと対話する
ここで描かれるヴィンティッジ・カフェレーサー「トライトン」ほどではないかも知れませんが、ライダーは跨がるバイクと常に語り合いながら走っているのではないでしょうか。過ぎ行く風景はもちろんのこと、何気なく見るタコメーターとスピードメーター、アクセルを捻った時のエンジン音、路面の振動を伝えるサスペンションとタイヤ。...
ロレンス編集部
俺は東京生まれクラシック育ち、古そうなヤツは大体友達?
・・・・続きの歌詞がわからないのでここで替え歌?断念しました。閑話休題。みなさんはかつて米国カリフォルニア州の太平洋沖のカタリナ島で開催されていた「カタリナGP」というレースをご存知ですか?
1950年代に開催されていたこのレースは、英国マン島TTのように公道を利用して行われていたイベントでした。近代以降のマン島TTは全舗装路のコースですが、カタリナGPは舗装路とダートの混合コースなので、参加車両はアップハンドルバーのレーシングマシンが主体だったのが特徴です。
古き良き時代のアメリカンレース
第二次世界大戦後のアメリカは、失われた青春を取り戻そうとする復員兵の若者たちおかげで、空前のモー...
ロレンス編集部
最古のスーパーカブは、最良のスーパーカブだ!?
すべてはここからはじまった・・・
「最新の911は最良の911」とは、ポルシェを代表するスポーツカーである911シリーズを語る際、クルマ業界でよく使われる言い回しです。このタイトルはそのパロディですが、実は私は、本当にそう思ったりもしています・・・。
出典:
出典:
世界で最も多く作られたモーターサイクルとして認知されているスーパーカブの初作は、1958年発売のスーパーカブC100でした。このOHV単気筒50ccという古典的メカニズムを持つC100が最良のスーパーカブ・・・と言われても、多くの方はキョトン・・・とされるに違いません。
半世紀以上前に生まれたC100は4.5psのエンジンを...
ロレンス編集部
バイクレースの現場に一番近いところからダイレクトにレポートが届く「Racing Heroes」
出典:
バイクに乗ることの魅力は様々だと思いますが、究極のスピードを競うロードレースの世界はその最高峰のひとつではないでしょうか。
全日本選手権を中心にロードレースの情報を幅広く紹介するWEBマガジン「Racing Heroes」はエキサイティングなロードレース情報をいち早く伝える最速のサイトです。
運営会社は二輪およびロードレース業界に長く関わってきた広告代理店「アドフロンテ」で雑誌メディアとは違う眼差しでこの世界を見てきました。
そのコンテンツはレースの速報にとどまらず、「HERO'S Insight 」はレーシングライダー自身にスポットをあててその内面に迫ることで、レースの結果には...
ロレンス編集部
クラシックモーターサイクルって速いの?・・・・速いんです!
平均時速100マイル(160km/h)オーバーの世界
クラシックモーターサイクルは壊れる・・・と同じくらい、代表的?なクラシックモーターサイクルにまつわるイメージには「遅い」というものがあるみたいです。確かに、公道用のモーターサイクルに関して言えば、クラシックはモダンモーターサイクルより全般に遅いです(乱暴な言い方ですが)。しかし、ロードレーサーのジャンルに限れば、全般に結構速い!と言ってもいいでしょう。
出典:www.iomtt.com
英国本島の東にある、マン島で開催されるTT(ツーリストトロフィー)は、公道を利用したロードレースでは最もメジャーなイベントです。しかし、同じコースでク...
ロレンス編集部
どっちから始めるかはあなた次第。 なんだけどワタシのお薦めはやっぱ 「小」からです。
ワタシがバイクの免許を取ったのは
遠い昔の今から37年前の事。その頃は「運転させない」「買わせない」「免許を取らせない」というバイク業界にとってはとても厳しい3ない運動が、全国の高校生からバイクを遠ざけようとしていた時代だったのです。
幸いにもワタシの親はバイクに乗る事に対して理解がありNGを出される事はありませんでした。友人たちも禁止令を出される事なく16歳になるとすぐに免許試験場に行き、まずは原付免許を取って50ccバイクからそのキャリアをスタートしました。
当時、バイクの免許は原付(50cc以下)小型(125cc以下)中型(400cc以下)、そしてバイク乗りなら誰もが憧れた大型の限...