ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 開幕まで既に7週間を切っていますが、ギリギリまで新体制アナウンスしないのがAFT的流儀?だったりして。
全米プロダートトラック選手権AFT: アメリカンフラットトラックのレースシーンでほぼ唯一の現役女性レーサー、シェイナ・テクスター・バウマン。昨シーズンは夫ブライアーとの "夫婦 (めおと) ファクトリーライド" でインディアンFTR750を駆り注目されましたが、チーム (メイカー?) の大胆な方針変更により今期は残念ながら体制継続とならない様子。3月の開幕までもうすぐなんですが、例年AFTライダーたちはよりよい環境の構築をギリギリまで粘り、告知が間際になる傾向が極めて大。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 全米?いや世界最高峰プロダートトラックシリーズの来る2023シーズン開催スケジュールが発表されました!
ヨーロッパ各国を転戦するかたちで開催されるFIM主導の世界選手権というシリーズもありますが、ダートトラックレーシングの母なる祖国アメリカにおけるプロレースシリーズ "AFT: アメリカンフラットトラック" は、年間レース数が最も多く、全米各地から名うてのエキスパートたちと多くの若き才能が集う、文字通りこのスポーツの最高峰といって間違いないでしょう。つい数日前AFTは、来る2023年のレーススケジュールについて、全18戦で行うことを発表しました。本日はその詳細から新シーズンの見どころの一部を探ってみましょう。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 整った環境で!つくり込まれた状況で!2023年も (こそは?) 思いっきりグルグルぶっ飛ばして参りましょう。
あるAFTプロライダーのご子息がサムアップで佇んでいるのは、デブリ (塵) ひとつなく美しく仕上げられた、米国南東部に多く見られる粘土質多めな赤褐色のクレイオーバル。のべ200台以上を集めて激しく競わせる、この週末の "ビッグ・ローカルイベント" のために、スタッフたちが昼夜を徹し路面整備した結果生み出した経験の賜物です。イベント終わりまでにはテッカテカに黒光りする "ブルーグルーヴ" が現れ、勢いつけて後輪を振り出さないとどんなに寝かせても滑りもしないほど良質なグリップが得られるのではないかなぁ、と想像。まぁ我が国ではなかなか得にくい環境ですけどね。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] AFT表彰台常連の有力チームが激白!?単純明快・腕がすべての根性論と思いきや?舞台裏はこうなってます。
シンプルな左回りのオーバル競技、右腕1本・スロットルの操作だけを頼りに前ブレーキのないマシンを前へ前へと進めていくダートトラックレーシング・・・いや間違いではないんですが、技術と経験と度胸だけでなくテクノロジーとかセオリーとかノウハウとか、華やかなステージの裏ではライダーの感覚や努力以外にも様々な要素が成功 = 勝敗の鍵になっているようです。スポ根スタンス?でその部分に目をつぶり耳を塞いで頑張ってみても、そうそう勝てるようにはなりませんね、多分。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] メジャー級の普及を目指す風潮に真っ向逆張り!"狙ってマイナーな地下スポーツ化"への道を謳ってみるなど?
"メジャーをボーカンするよりマイナーをジッカンするほうが100倍楽しい" とは20年、いや四半世紀くらい前だったか、本場ダートトラックレーシングに纏わるあれこれを、我が国にしつこくしぶとく紹介し続けていたある御仁が、大人気二輪雑誌の連載誌面に書いておられた名文句。この競技の世界最高峰シリーズ・AFTが "メジャーリーグ化" を狙ってなんやかやと企てる (そしてことごとく失敗する・・・) 昨今、早計な拡大路線を目指さずとも "深化で進化" はできるのじゃないかと考え中の私。