ロレンス編集部
【日本の自動車年鑑】 第234回 トヨタ「コロナ」(1990年)
第234回は、 トヨタ『コロナ』 をご紹介します。ミドルクラスのファミリーセダン90年代のコロナは、熟成されたシルエットに豊か過ぎる装備の室内空間、セダンを極めたセダンでした。 (あぁこ@ロレンス編集部)
トヨタ 『コロナ』 (1990年)
コロナはカローラ、クラウンなどと並ぶトヨタのベストセラーモデル。実に57年以来33年の歴史を持ち、常にミドルクラスセダンとして位置付けられてきた。
現行モデルのデビューは87年の12月で、FF化されて2代目にあたる。
ライバルのブルーバードが常にスポーツ色を打ち出してきているのに対し、コロナは今回も堅実なセダンとして高い完成度をもって対抗させた。
一...
ロレンス編集部
「250ロードスポーツ」の歴史を知ろう! 第8回:HONDA VT250 SPADA
75年10月の免許制度改定によって400㏄までの中型二輪免許が新設され、401㏄以上の大型二輪には運転免許試験場の限定解除試験をパスしなければ乗ることができなくなってしまう。この試験は平日の日中にしか実施されず、しかも合格率が極めて低かったため、新規に二輪免許を取るユーザーは、簡単には大型バイクに乗れなくなってしまった。当時は、今以上に大排気量車への憧れが強かった時代。必然的に中型免許上限の400㏄クラスに人気が集中し、メーカーもその開発に力を注ぐことになる。そんな状況にくさびを打った250ロードスポーツの歴史、8回目の今回はHONDA VT250 SPADAをご紹介したいと思います。