全米最高峰のプロシリーズAFT: American Flat Trackの2025シーズン開幕まで、どうやらあと50日少々らしいんですが、全戦出場から足が遠のいたり公式に引退を表明したり、あるいは他カテゴリーに軸足を移すっぽいライダーたちの様々な活動が、やたら目に付いたり気になったり。歳のせいか?

走るフィールドが拡大していくのって素晴らしいですね

WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTS "レースプロモーター" のハヤシです。先週ご紹介したサミー・ハルバート (筆者好みのライダーに非ず) ですが、昨シーズンからロードレースシリーズ Moto America に軸足を移しつつあるJD・ビーチとペアを組み、イタリアにあるヴァレンティーノ・ロッシのプライベートトラックで先日行われた "100km耐久レース" に遠征。右に左にとロードレース的なレイアウトの同地で並み居るmotoGPのライダーたちを相手に善戦したようです。

画像1: 走るフィールドが拡大していくのって素晴らしいですね

予選的なセッションでの一発のタイムはロッシなどより速かったようだし、走りこむうちにライトハンダー (右ターン) 攻略の新たなレベルに到達したとかなんとか。いやぁ相当走りがキレてる様子。AFTにもスポットで5戦くらいは出たい意向らしいですが、年初からこの調子ならきっちりパフォーマンスを高めてきそうですね。

画像2: 走るフィールドが拡大していくのって素晴らしいですね

そして来月2月には、自らSLAMMER TIME PROMOTIONS名義でレースオーガナイズにも乗り出すらしいです。昨年限りで引退した10勝の王者ジャレッド・ミース然り、シェイナ・テクスターの兄コリー然り、いわゆるAFTピラミッド以外にも競争の場を生み出そうというパッションをひしひしと感じさせます。

時折は各所でスクール的な企画も単発で目にはしますが、他のスポーツカテゴリーと違って引退後はレッスンプロに専念!みたいな身の振り方ってのはあまりメジャーではないようです。競技人口との兼ね合いから当然なのかもしれませんけど。競争する場所・機会を提供するというのはなかなか良い形のように思えます。

3月にはこれまた元プロのジェフリー・カーヴァーが日本に来るそうですよ

3月半ばあたりには、ご存知 HAVE FUN!! ムーブメントの皆さんが、つい先日リタイアを表明したAFTの23番ジェフリー・カーヴァーを日本に招待して、スクーリングとか走行イベントを企画しているとか。ナショナルナンバーを15年くらい保持してトップカテゴリーを走っていたライダーですよ。

画像1: 3月にはこれまた元プロのジェフリー・カーヴァーが日本に来るそうですよ

過去にはジェイ・スプリングスティーン、ケヴィン・アサートン、JR・シュナベル、ゲイリー・ロジャース、ケヴィン・ヴァーンズ、そしてブライアン・スミス (通算3回で最多) などが来日して、シリーズ戦が行われていたツインリンクもてぎで我が国のトップ・エキスパートライダーたちとガチンコでレースに参加したり、下々のライダーたちとはスクールとか模擬レースとかで交流する機会がありましたが、時間が許すなら絶対会いに行った方が良いと思います。本当にそうなのか、どのくらいそうなのか、は生で触れないとわかりませんから。

ブライアンなんか、オンボロのレンタルXR100Rで何十ヒートも模擬レースして、実はずっと自車はリアタイヤがパンクしていたのに誰も、ホントにだーれも勝てなかったんですよ。懐かしいなぁ。

3月は卒業シーズン、筆者は自分ちのプライベートトラックでわんさかちびっ子たちの来場予定が入っていて世話役としては現地に見には行かれないような気がしますが。まぁ仕方ないよな・・・。

画像2: 3月にはこれまた元プロのジェフリー・カーヴァーが日本に来るそうですよ

今年に入り、このところ5日に1回くらいのペースで450ccに乗ってるので、ようやくちょっとカラダが動くようになってきました。しかしブランクって恐ろしい。最好調期の5割5分くらいかな、と言っておきます・・・。嗚呼お尻痛い。果たしていつの日か再びパキっと仕上がるのかなー???

ではまた次週、金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!

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