購入してはや1年 (税金きました) 、もう完全にオーバルの体は成してきて、そこそこパンチのある中間排気量クラスのマシンあたりだと結構痛快に攻め込めるコンディションが整いつつある我がプライベートトラック。これまでは既存の建物 (タイニー・・・ハウス?) だとかジャンプして右曲がってのTTセクションも十分な面積を確保して大事にしたい、なんて遠慮がち?殊勝な感じ?でいたんですが、もうちょっとガッツリ手を入れてストレート部を両ターン5mずつくらい延長・拡張して細長く走れるようにすると、直線バーンと開けてモーメンタムを維持したままスパーンと寝かせたのちグイグイ向きを変えて行くような、血の気の多い?トラックにガラっと性格変わりそうなんですよねぇ。

"レコードライン" は徐々に真ん丸に近づく傾向があるんですけどね・・・

WELCOME RACE FANS!! ダートトラックライダー/FEVHOTS "レースプロモーター" のハヤシです。一般的に競馬場や陸上競技も含めたオーバルトラックの適正比率とは、2つのストレート + 2つのターンが内寸でほぼ4等分されるサイズ感、ということになっているようです。つまり1,600m = 1マイルトラックは400mのストレートを全開で疾走しターンに進入→200m先のクリッピング付近まで滑走して→ストレートエンド目がけて再び加速・・・という一連の動作の繰り返し (もちろん同時に他者とのバトルがあります) 。

競馬場サイズならいざ知らず、所謂ショートトラックですと、ストレートとターンの境目は図表ほどには明確でなく、モーメンタムを制御しながら最高速でコーナーへと滑り込んでいくべく、ほとんどのライダーが選択する "レコードライン" は少しずつ円に近いシェイプとなります。

画像: American Flat Track
American Flat Track

この変化は理にかなったことなんですが、裏を返せばストレートが短ければ短いほど (実寸というより全周との比率) ラインの選択肢は少なくなり、単調なアクションと "追走" が目立つようになるでしょう。各セクターが全体の25% x 4 となる比率より少しだけストレートを伸ばして細長いシェイプにするだけで、ターン進入のライン取りのバラエティは格段に増え、痛快な抜き差しをより一層演出することができます。というかあちら本場のモータースポーツ用トラックは、多くの場合ややストレート比率多め (かなり細長かったり極端に尖ってるのすらもある) となっているらしいです。

既存の小屋あたりまで目一杯使って走れるようにするとなると・・・?

土地を取得した時点 (元はこじんまりとしたMXトラックでした) では物置小屋的使われ方をしていた既存のタイニーハウスなんですが、一旦オーバルが形になってしまうとあまり使い道がないような気もしてきました。マシンを置きっ放しにするわけでもないし・・・備品もだいたいクルマに積んでしまえるし・・・我らが現地管理人氏もトラックから10分ちょっとのところに住んでますからね。

画像: 既存の小屋あたりまで目一杯使って走れるようにするとなると・・・?

使い勝手の良いサイズの整地トンボを作ってもらってから、劇的に路面整備の質が向上しています。暑くて乗る気も出ないような季節になったら、ボチボチ土木作業を再開しましょうかね。ひとまず4月末あたりから、"450ccぶっ放し練習" を始めて自分自身を虐めてみたいと思います。気がつけばここ5年くらいフルサイズに乗ってないからアッサリ振り落とされるかも?そりゃないか。

ではまた次週、金曜日の "Flat Track Friday!!" でお目にかかりましょう!

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