ロレンス編集部
雪上バイクのような印象を持っていたスノーモビルの異次元の走りに大興奮[講習&練習走行編]
バイク好きのみなさんは、スノーモビルはもちろんご存知のことと思う。よく知られた雪上の乗り物だが、スノーモビルに乗ったことがある、という方は意外と少ないかもしれない。かくいう私も、興味はあったが雪国の特殊な乗り物という印象が強く、縁遠いもののように感じていた。
そんなスノーモビルをレジャー用途も含めて、広く知ってもらいたいという主旨で、ヤマハ発動機さんが「スノーモビル体験試乗会」を開催するというので、これはまたとない機会だとばかりに、いそいそと会場となる長野県のスキー場「タングラム斑尾」へと向かった。
スノーモビルは道路交通法によると普通自動車として扱われるらしい。なので公道を走行する場合...
ロレンス編集部
編集長の新年の最初の記事がプラモデルってどうなの(笑)
あけましておめでとうございます。昨年2月よりスタートしたキュレーションマガジン「ロレンス」は、おかげさまで2年目を迎えようとしております。これからもパワーアップしてゆきますので、どうぞご期待ください。
さて、みなさんは新年を迎えるお正月をどのようにお過ごしでしょうか。バイク好きのみなさんなら、お正月も寒風に負けずに走っているかもしれません。あるいは、おこたでみかんをむきながら、お笑い番組に爆笑するという王道の寝正月を楽しんでいるのでしょうか。かくいう私は正月三が日は、家にひきこもってプラモデルを作ることにしています。
みなさんの中には、バイクも好きだけどプラモデルなど模型も大好き、という...
ロレンス編集部
BMW GSシリーズが育んだアドベンチャーバイクという世界。
日本でも人気モデルとして定着してきたアドベンチャーモデル。中でも不動の王者といえるBMW GSシリーズは、1980年に登場したBMW R80G/Sから始まった。いまは大きなガソリンタンクとカウリングが特徴のBMW GSだが、最初のG/Sはオン・オフを問わず走ることができる、デュアルパーパスマシンのはしりともいえるモデルだった。
それ以前にもスクランブラーというオフ寄りのマシンはあったけど、これは未舗装路がまだまだ多かった時代の必要から生まれたのではないかと思う。いまあらためてBMW R80G/Sを見るとデュアルパーパスというより、ロードバイクにオフ寄りのタイヤとモトクロス用のハンドルを付...
ロレンス編集部
コンペ中心だったハスクバーナから登場するデュアルパーパスマシン「Husqvarna 701 ENDURO」
ハスクバーナから2016年モデルとして「Husqvarna 701 ENDURO」が発表されている。2013年よりKTM傘下となったハスクバーナだが、701はKTM690SMCのフレームとエンジンをほぼ共用する兄弟のようなマシンだ。
701 ENDUROは“エンデューロ”とうたっているが、KTM690譲りのフレームやオンロード走行寄りのタイヤを装着していることからもわかるように、いわゆるデュアルパーパスのトレールバイクなのだろう。
バイクメーカーとして100年以上の歴史があるハスクバーナは、これまでオフロードのコンペマシンを中心に製造してきた会社だ。オフロード好きの私もハスクバーナファン...
ロレンス編集部
性能だけでははかれないヘルメットの名作「ショウエイ ワイバーン」
SHOEI WYVERN。すでに廃盤となったショウエイのヘルメットだが、いまでもこのヘルメットのデザインに惚れ込んで愛用しているライダーは多い。
ワイバーンというネーミングを調べてみると、中世のイギリスで紋章に好んで使われたドラゴンのことらしい。コウモリの翼で大空を飛び、ワシの二本足で立ち、刺のある蛇の尾を持つ 、空想の怪物だ。イギリス人がなぜこの怪獣に思い入れがあるのかはわからないが、バイク乗りのある種の気分を具現化しているように感じるのは私だけだろうか。
バイクブームであった1980年代。“ある種の”バイク乗りは、アウトローな気分とともにバイクを走らせていた。そんな彼らに受け入れられ...
ロレンス編集部
過激注意!この映像をみた直後にはバイクに乗らない方がいいかも「2016 Kawasaki ZX-10R」
先頃、スーパーバイク世界選手権(SBK)で、見事ライダータイトルとマニュファクチャラーズタイトルの2冠に輝いたKawasaki Racing Team。Kawasaki EUが公開しているこのムービーは、SBKでのタイトル獲得の立役者であるジョナサン・レイとトム・サイクスが、2016年モデルのZX-10Rをサーキットで思いっきり走らせるというものだ。
2004年に国内メーカーでは最後発で登場した、1000ccスーパースポーツ・ZX-10Rの初期型は、あまりにも過激な性格で危険とまで言われるほどだったが、マイナーチェンジのたびにその牙を削っていったような印象がある。いまのデザインとなった2...
ロレンス編集部
あのR2-D2が、いよいよ一家に1台という未来がやってきたようだ
あなたのお宅にもR2-D2を1台いかがでしょうか。これは世界的家電メーカーである、ハイアールアジアから発売された実物大のR2-D2型移動式冷蔵庫だ。どうでですか!この完成度。もう本物のR2-D2にしか見えない。
冷蔵庫というにはだいぶ容量が小さいようだけど、そんなつっこみをこのR2-D2に入れたら、100倍くらい文句がかえってくるに違いない。
もちろん実物(もう実在しているような言い方だけど…)と同様に前後左右と自在に動かせるようで、リモコンをつかって操作する。キッチンからリビングまで、冷えた缶ビールを運んできてくれるわけだ。
さらにプロジェクターを内蔵していているので、映像などを壁面に...
ロレンス編集部
“黒い”ライディング&アウトドアウェアブランド「OVERTECH」が提案するギアというバイクウエア
みなさんは“黒[ブラック]”という色にどんなイメージをお持ちだろうか。清らかな白に対する黒。勝負ごとでは白星(勝ち)に対して黒星(負け)という。この頃はブラック企業なんていう言い方にも使われて、どうやらあまりいいイメージを持つ色ではないようだ。
一方で黒は大昔から神聖な色でもあったようで、喪服が黒なのはそこからきているのであろう。物理的にみると、白は光や熱などの物質を反射し、黒はそれらを吸収するから黒いのだ。子どもの頃の美術の時間に、絵の具をいろいろと混ぜてゆくと、どんどん黒になってゆくことに気がついたり。そう考えると、黒はすべてを受け入れるとっても懐の深い色ともいえる。
ファッションの...
ロレンス編集部
“都会に生きる冒険家”を標榜する新しいライディングウェア「OVERTECH」展示会
「OVERTECH」をご存知だろうか。“アーバン・エクスプローラー[都会に生きる冒険家]”を標榜し、これまでにない新しいコンセプトから生まれたライディングウェアブランドだ。そのOVERTECHが世田谷のストリーマーコーヒー 五本木店で11月3日(火)から6日(金)まで開催している、展示会「OVERTECH Vol.2 EXHIBITION」を訪れた。
「OVERTECH」はライディングウェアをベースとし、都会からアウトドアライフまでをカバーするアパレルブランドだ。コンセプトとして掲げる“CROSS OVER”は、ライダーの自由なライフスタイルにフィットしつつ、都会的なスタイリッシュさをク...
ロレンス編集部
電動バイクはトレッキングバイクにこそ向いているのかも「YAMAHA エレクトリック・マウンテントレール PED2」
クルマと同様にバイクの動力の電動化は、実用化に向けてどんどん研究が進んでいるようだ。バイクは趣向性の強い乗り物でもあるので、ガソリンエンジンの魅力は捨てられることはないと思うが、電動モーターの優位性やあるいは電動バイクならではの面白さが、評価される時代がそのうちやってくるのかもしれない。
ヤマハが東京モーターショー2015で発表した「エレクトリック・マウンテントレール PED2」。オフロードタイプの電動バイクのコンセプトモデルだ。多くの人にはトレッキングバイクの名車セローを思わせるデザインに写るだろう。トライアルが好きな私には、ヤマハが生んだといっても過言ではない、ツーリング・トライアル...