ロレンス編集部
最高速度161km/h!!未来型電動スポーツバイクImpulse TT
アメリカのバイクブランド、ヴィクトリーモーターサイクルズ(Victory Motorcylces)が2016年モデルとして最高速度161km/hの電動スポーツバイクImpulse TTを発表した。
最高出力54ps、最大トルクは8.43kgmを発揮。トルクフルなモーターは素早いスタートダッシュが可能で、しかも最高速度は161km/h!
電動バイクながら、6速トランスミッションも装備。が、油圧式のクラッチは、発進と停止時には操作不要。走行中のシフトチェンジでのみ使う。また、街乗りなどに最適な『ECO』モードと、走りを思う存分に楽しめる『SPORT』モードも設定。状況や好みに合わせて切り替え...
ロレンス編集部
カワサキH2R、マン島を激走する!!(動画有り)
マン島TT公式サイトによると、今年のTTで、何度も表彰台にあがる活躍を魅せたジェームス・ヒリアーが、パレードラップでカワサキH2Rを走らせたそうです。過給器(スーパーチャージャー)を搭載し、300馬力オーバーのパワーを発揮する公道最強(最狂?)のモーターサイクルとして知られるH2Rですが、ナント最高速206mph以上(331.52km/h以上)!!というスピードを、サルビーストレートで記録したそうです(GPSによる計測値)。
300馬力+のパフォーマンスを、TTコースで披露。
ハイパワーなスーパーバイクをTTコースで乗りこなす名手ヒリアーでも、H2Rの加速力と最高速は驚異のレベルだったよ...
ロレンス編集部
超速報! セニアTTの勝者は?
今年のマン島TTの最終レース・・・最もプレミア性の高いクラスであるセニアTTの決勝の結果が判明しました。なおレース開始直後のクラッシュにより、歴史上最短?の赤旗が提示され、セニアTTは仕切り直しして再開することになりました。
ベテランの強さが、最後に輝いたセニアTT
赤旗中断する前、レースをリードしたのは今回のマン島TTハットトリック(3勝)達成で絶好調だったイアン・ハッチンソン(PBMカワサキ)でした。この赤旗中断がどのような影響を、この後再開されたレースに及ぼしたのか・・・はわかりません。しかし結果から言えば、サインポストコーナーでのミスが影響し、ハッチンソンのTTウィーク4勝目の夢...
ロレンス編集部
ライトウェイトTT決勝の結果! しかし、ここはあえて?3位の車両にフォーカスします。
現地時間12日、マン島で開催されたライトウェイトTTの決勝が行われました。650ccまでのツインエンジン車で競われるこのクラス、圧倒的多数を占めるのはカワサキのER-6fです。エントリーリストを見ると、ワンメイクかよっ!とツッコミを入れたくなるくらい、ER-6fのエントリーが多数を占めています。
「パトン」の名前をご存知ですか?
今年のライトウェイトTTの勝者はER-6fを駆ったアイヴァン・リンティンでした。この勝利は、彼にとっての最初のTT勝利です。2位も同じカワサキのジェームス・ヒリアー。そして3位に入ったのが、名手トニー・ラッターの息子である、マイケル・ラッターでした。
ラッターが...
ロレンス編集部
無限・神電四を駆るマクギネス、TTゼロで勝利! 好調のハッチンソンはハットトリックを達成!
英国現地時間の10日のマン島では、ゼロエミッション(無公害)の車両で競われるTTゼロと、スーパースポーツTT2の決勝が行われました。TTゼロでは、予選から絶好調の無限・神電四に乗るジョン・マクギネス(チーム無限)が昨年に続き優勝。120mph突破というチームが掲げた目標には及びませんでしたが、119.279mph(約191.961km/h)という記録は、昨年度の記録を更新する立派な成績でした。
ズバぬけたチーム無限の強さ!
2位にはマクギネスのチームメイトのブルース・アンスティが入賞。マクギネスとアンスティの差は約4秒。その後ろとの差は1分以上も開いており、チーム無限がTTゼロにおける圧...
ロレンス編集部
速報! B.アンスティ、スーパーバイクTT初優勝!
マン島TT公式ウェブが、7日午後に開催されたスーパーバイククラスの結果を報じています。優勝したのは、ニュージーランドのブルース・アンスティ(ホンダ/バルボリン・レーシング・バイ・パジェッツ・モト)。この勝利は彼にとって10度目のTT制覇ですが、スーパーバイクでの優勝はキャリア初となります。
話題?のM.ダンロップはリタイアに終わる。
レース序盤をリードしたのは、予選最速のハッチンソンでしたが、アンスティはラップごとにペースを上げて追撃。5秒以上の差をつけて真っ先にチェッカーを受け、総合タイムでハッチンソンに約10秒差をつけて勝利しました(平均時速は128.749mph・約207.201k...
ロレンス編集部
その速さにビビる! マン島TT最新動画
今年のマン島TTで、絶好調と言えるのがPBM(ポール・バード・モータースポーツLtd.)カワサキのZX10Rで、スーパーストックとスーパーバイクに参戦しているイアン・ハッチンソンでしょう。
マン島TT8勝のハッチンソンは怪我から復帰し、今年のTTの台風の目となっております。全セッションを通じての予選で、スーパーストックではマイケル・ダンロップ(BMW)に次ぐ2位(128.308mph・約206.492km/h)。スーパーバイクでは2位のジョン・マクギネス(ホンダ)とともに、130mphの"バリア"を突破して1位につけています(130.266mph・約209.643km/h)。
平均130...
ロレンス編集部
M.ダンロップ、ヤマハR1からBMWへスイッチの衝撃!
英国を代表するメディア、MCNによると、11度のマン島TT王者であるマイケル・ダンロップが、マン島TTのスーパーバイククラスとセニアクラスの決勝が間近になった今になって、マシンをヤマハR1からBMW S1000RRにスイッチすることを発表しました。
王者の判断は、吉と出るのか・・・!?
昨年度、1939年以来となるセニアクラスの勝利をBMWにプレゼントしたM.ダンロップのこの「決断」は、当然ながらマン島TTのパドックを騒然とさせることになりました。練習走行でTTコースを3周走った後に、ダンロップはこのアナウンスをしたわけですが、ヤマハR1での平均速度は124.519mph(約200.39...
ロレンス編集部
驚き! ミニチュアの世界になった? マン島TT
来る6月には、いよいよ世界で最も有名な公道レース、マン島TTが開幕します。そんなある日、ふと何気なく見てみた2013年度のマン島TTのムービー。なんだかミョーな違和感が・・・?
島を周回する公道を閉鎖したコースで、200mph(約320km/h)以上の最高速でラップタイムを競うTTですが、どうにも迫力が・・・あまりない? なんだか、すべてが小さく見えます。まさかこれはミニチュアで、マン島TTレースを再現したムービーなのか? 「TT マイクロワールド」ってタイトルだし・・・。それにしても、造形がリアルすぎる・・・。
マン島TTがまるでオモチャの世界に・・・?
それでは種明かしをしましょう!...
ロレンス編集部
今年のマン島TTを、カワサキH2Rが走る!?
英国が誇る一流紙MCNの報道によると、ナント今年のマン島TTコースにて、カワサキの超弩級スポーツモデル「H2R」が走るそうです。
起用されるライダーは、世界スーパーバイク選手権やBSBで長年活躍する英国の大ベテラン、クリス・ウォーカー。気になる参戦クラスは・・・残念?ながら、今回の走行はパレードラップとのことです。しかし、騒音規制が英国本土より緩いTTコースですから、H2Rのモノスゴいエキゾーストノートを大音量で鑑賞できる、とっておきの機会に違いはありません。
過給器のアシストにより、329馬力もの大出力を発揮するH2Rが、公道のTTコースでどのような走りをするのか・・・楽しみですね。
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ロレンス編集部
女性初のTT完走者! ベリル・スゥエイン
今では多くの女性がモータースポーツの分野でご活躍してますが、昔・・・1960年代は完全に「男だけの世界」というカンジでした。言うまでもなく、モータースポーツには危険が伴います。そんなワイルドな世界に女の人が挑むのは・・・。女性の社会進出がまだ発展途上だった時代に、そんな「空気」が一般的だったのは容易に想像がつきます。
1962年のマン島TTは、新たに50ccクラスがスタートしました。戦後、小型車の高性能化、そしてモペッドの世界市場での人気のたかまりにより、この最小のロードレースクラスが創設されたわけです。
初年度の世界ロードレースGP50ccクラスを制したのは日本のスズキでしたが、今も昔...
ロレンス編集部
1950年TT・・・マン島TT今昔物語 #8(最終回)
だいぶ間があいてしまいましたが、シリーズ・マン島TT今昔物語の最終回をお送りします。
1世紀以上の歴史を持つマン島TTですが、1950年のTTは数あるマン島TTのトピックのなかでも、ひときわ大きなセンセーションを生み出した大会だと思います。第2次大戦前の1930年代、無敵艦隊という異名を授かるほどマン島TTで強さを発揮したノートン単気筒が、再びその速さを世界に誇示したのが1950年のTTでした。
第2次世界大戦が勃発する前の時代・・・1930年代末のロードレースGPは、1939年TTで優勝したBMWコンプレッサーのように、過給機(スーパーチャージャー)付きのマルチシリンダーが強さを発揮し...