ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 無骨なトリックパーツ満載で真にユーザーフレンドリーの塊みたいなやつが、やはり競争用マシンらしい気が。
先週当コラムでご紹介した、全米プロダートトラック選手権におけるツルシのビッグオフロード車による新設サポートクラス "AFT Adventure Trackers™" 、あちらの業界関係者のあいだでは総じて不評なようで、各所意見交換の場が毒舌の嵐。プロレーシングを矮小化する術に長けてるなぁ!レース前アスリート同様の薬物検査をAMA本部も全員受けろって!などと元プロとかチャンピオンが言い出す始末。たしかにダートトラックマシンって創意工夫の塊みたいなところ、ありますからねー。
ロレンス編集部
[FlatTrack Friday!!] 週イチのハードライディングに備えて他の種類のトレーニングでカラダをあっためたり、する派?しない派?
かつて80年代に盛んにテレビ放映されていたAMAプロダートトラック選手権、"キャメルプロ" 時代の映像では (日本でもVHS版が販売されていて今でも時折中古で見かけます) 、決勝25周のスタート直前にタバコをうまそうに燻らすライダーたちの姿が印象的でした。当時はパっと乗ってパっと速い、みたいなのが一般的で、レース前夜もビールがばがばチーズバーガーもりもりの選手ばっかりだったとか。しかしいつからかトップライダーたちは他カテゴリーのアスリートよろしく様々なトレーニングに取り組んで、ライバルとの身体的アドバンテージを築くようになっていったのでした。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 手ブラ&未経験ゼロスキルから誰でも楽しく乗れる間口の広い走行体験???私にお問い合わせして来ないで!
どうしましょ。先週のコラムでちょっとトレーニング用マシンの話などコスって触れてみたところ、レンタル車ありのプライベートレッスンやってますか?とか装具丸ごと借りて体験走行できますか?などなどDMの通知が止まりません (やや盛り気味) 。困ったなー。たしかにその層にこのスポーツの片鱗を見せたりオイルの焼けるニオイを嗅がせたり顔にルースト浴びせたりすると面白いことにになるとは思うけど・・・全部こちらで用意して皆さまからのお問い合わせを待つ、ってそれもう趣味とか慈愛の範疇じゃないですもん。こちとら我が子らの調教だけでも毎週大忙しだと言うのにねぇ。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] "転ばず走る"が最良ですが、"転んだ先を見据えたシミュレーション"は無駄な病院通いを減らしてくれるかも。
2輪ダートトラックレース = フラットトラックは基本的にスプリント競技。1周1分に満たない (時にはわずか10秒台) のトラックをわずか数周〜多くてもせいぜい25周で競うわけですから、ひとたび転べば勝機はほぼ完全に失われます。しかし転ぶか転ばないかギリギリのパフォーマンスで、競争相手直近に生まれたわずか数10cmのスペースまで踏み込んで走る場面もないとは限りません。勝ち負けという観点では転ばないのが最重要ですが、万が一転んだら何が起きるのか、あるいは転んだ直後の対応次第で大いにその後の明暗が分かれることについては、知っておいた方がよいかもしれません。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] トップカテゴリー用2気筒マシンをイチから新造する・・・想像するよりはるかに高度なミッションなのかも?
アメリカンホンダといえばコレよコレ!の青白赤トリコロールカラーをその身に纏い、AFTトップカテゴリーであるスーパーツインズクラスへ今年から参入したダラス・ホンダの"FT750・トランザルプ"。こちらのビッグプロジェクトのデビューまでの大まかなプロセスを、チームオーナー氏が惜しげもなく?リポートしているので、今回はそれをご紹介しましょう。同型マシンを仕立ててこのクラスで走らせたいって方、いらっしゃればオーダー受付中らしいのでご検討材料にいかがでしょうか?
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] ストレート部を10mくらい延伸すると、バーンと開けて真横向いて激しく曲がる素敵トラックになるような?
購入してはや1年 (税金きました) 、もう完全にオーバルの体は成してきて、そこそこパンチのある中間排気量クラスのマシンあたりだと結構痛快に攻め込めるコンディションが整いつつある我がプライベートトラック。これまでは既存の建物 (タイニー・・・ハウス?) だとかジャンプして右曲がってのTTセクションも十分な面積を確保して大事にしたい、なんて遠慮がち?殊勝な感じ?でいたんですが、もうちょっとガッツリ手を入れてストレート部を両ターン5mずつくらい延長・拡張して細長く走れるようにすると、直線バーンと開けてモーメンタムを維持したままスパーンと寝かせたのちグイグイ向きを変えて行くような、血の気の多い?...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] どうやって"ニューキッズオンザブロック"をガッチリ獲得するか、は万国共通・永遠のテーマだったりして。
本場アメリカの "ぐるぐるレーシングコミュニティ" はもちろんその歴史の長さや熱量によるところ大、なのでしょうけど、SNSその他のフォーラム形式 (あえて掲示板、とは言わない) などでも喧々諤々、たとえば全米規模での大会ルールやらイベント運営方針のあり方についてだったり、未来を憂いてアイディアをぶつけ合ったり、時にはホボこれケンカなんじゃないかしら?というほど殺気立った、いや真剣な雰囲気で盛んに "ディベート" が行われていて、眺めているだけで様々なヒントを得ることができます。意外や意外?ただぐるぐる回ってるだけじゃないんだよなぁ。気持ちが良い。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 問: いつやるの?答: いま一度、荒野に種を蒔いて更地を造るところからやり直してるので暫くお待ちください。
かれこれ20年くらい、このスポーツで深く長くお世話になっている御方から、「お前さぁ、いつになったらまたイベントやるの?自称オーガナイザーでしょ?」と厳しめ?のお声が飛んできました。えー、うーん、そうですね、確かにこれまでレースイベントは何年もそれなりの内容で主催してきましたけど、オーガナイズ (組織化するとか纏め上げるとか) が成功したとはあまり思ってないんです。それに私、実はこれまでずっと "プロモーター" を名乗ってまして・・・。空模様や世情を睨みつつ開催可否をシビアに判断するのは "興行主" として当然のことだと考えているのですけど、ねぇ。