ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 負け戦こそ最良の糧!ひとしきり基礎をかじったそのあとは、価値ある経験は実戦でしか得られませんよー!
スプリントでフルコンタクトなエクストリームスポーツの一種と言えるダートトラックレーシング。初めて横滑りをちょっとだけモノにした日の感覚は今も憶えていますが、筆者の視線が次に向かった先はレースでの腕試しでした。もちろん誰しも本番に向けた鍛錬や調整は必要ですが、肝心な勝負の勘所はひとつでも多くレースに出ることでしか養えません。独特の競技スタイルも大いに関係しますが、 "レースが練習" と思って深呼吸しながらスタートラインに並ぶしかないのです。本日は夏真っ盛りにふさわしく、暑苦しくゴリ押しの "ダートトラックレース参戦のススメ" をお届けします!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 幾多のライダーを栄光に導いた伝説のビルダー/チューナーがまた一人 "FINAL RIDE" に出発しちゃいました。
ロン・ウッドの名前を知らなくても、ダートトラックレースの世界で極めて優れたパフォーマンスを発揮する "ウッド・ロータックス" という珍しいマシンについて見聞きした方はいらっしゃるかもしれません。南カリフォルニアを本拠とする彼は、若き日からレース用エンジンのチューニングに没頭。彼が仕立てた "作品" の数々は、プロアマ問わず星の数ほどのライダーの大いなる成功はもちろん、現代に至るまでのレースコミュニティ全体に多大な影響をもたらしました。本日は彼が意欲的に取り組んだ、代表的なプロジェクトのほんの一部をご紹介します。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] "地面に鉄スリッパーが引っかかって・・"とお悩みの貴方、左足の擦り加減ってコントロールしてますかー?
ダートトラックレーシングは "左足を地面に擦りつける芸術点や接地時間の長短を競う種目" ではありません。あたりまえ。横滑りするマシンとライダーが高いレベルでバランスし、より速くターンを駆け抜けるために有効な "手段" が、このスポーツの象徴となっているのは間違いありませんが。というわけで本日は、よく転ぶ方、鉄スリッパーが減りまくる方、乗ったことないけどなんとなく補助輪代わりだろうと思い込んでいる方に、よりスマートな足さばきの "ヒント" をお届けしましょう!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] おわりのはじまり?はじまりのおわり?ヤバげな匂いプンプン?の2020年AFT・仰天リニューアル計画とは?
来年のコトを話せば鬼が笑う・・・などとも言いますが、いま2020年に向けて検討されているAFT=アメリカンフラットトラックのレースストラクチャーデザインは正直 "ちょっと笑えないもの" になるかもしれません。先週開催された第9戦オハイオ州ライマ1/2マイルにて、来期以降のAFTの目論みがうっすら見え始めましたが、そのあまりの内容に湯気立ててご立腹・あるいはそんなんなら辞めるわとキッパリ明言する古くからのレース関係者多数。そのマスタープランはいったいどのような代物なのか、本日は様々な方向から掘り下げてみたいと思います!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 我が子と共にダートトラックライディングをスタートするには何から乗せれば?とのご質問を頂戴しました!
ダートトラックレーシングをどうやって次の世代へと伝えていくかなど滔々と述べた先週のコラムでしたが、ドンピシャのタイミングで筆者と同世代の方からお手紙いただきました。なんでもお子さんと一緒にダートトラックを始めたい、ついてはどんなマシンを用意してやってデビューさせるのが良いだろう?とのこと。今週のお題目ありがとうございます。オトナ用エントリーマシンについては以前にもご紹介していますので、今回はユース世代の "最初の一台" にスポットを当ててみましょう!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] チビこそモノの極みなり!?軽量級マシンを"レーシングスペシャル"に仕立てるとっておきの方法教えます!
こちらの2台、ベース車両はいずれも同じ、ホンダCRF125F(2014~2018年型)なのですが、なかなか素直に受け入れ難いほど雰囲気が違いますよね。どちらもダートトラックレーシングのために仕立てられた軽量級マシンですが、左のトリコロールは高い工作技術とアイディアを存分にふるって往年のホンダRS750Dの再現 = レプリカを目指した、大変手の込んだ趣味性の高いスペシャルな1台。対して右は、純正スタイルを維持したまま実用本位でざっくりとまとめたもの。本日はこれらを題材に、なぜカスタマイズがこのスポーツに有効だと筆者がお勧めするのか、改めてご紹介しましょう!
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 週末は本場AFTで今シーズン初のマイル戦!ケンタッキーの1600mオーバルにヘイデン一家が帰ってきます!
本来ならば5月26日のメモリアルデイ・ウィークエンドに伝統のスプリングフィールド・マイル1(秋のベテランズデイにももう1戦あります)開催となるはずだったAFT: アメリカンフラットトラック選手権。開催地の中西部一帯に激しい雷雨の襲来が予想されたため、こちらのレースは秋に順延する形で中止となりました。代わって今週末、6月1日のレキシントン・レッドマイル競馬場での第7戦が、今期初のマイル戦となるわけですが、当地を代表するレーシングファミリーが、再びダートトラックレースシーンに勢揃いすることが明らかになりました。栄誉ある大会グランドマーシャルとして、チームマネージャーとして、そしてトップカテゴ...
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] パンがないならサラからケーキを作ればいいじゃない!?ギロチン覚悟の国産フレーム新造計画もうじき発進!
ダートトラックレーシングの魅力、と一言でいっても様々な面がありますが、一見荒々しく見えるライディングアクションとはコインの表裏のように、モーターサイクル全般の標準に照らし合わせると、驚くほど華奢で繊細な専用マシンの存在感もそのひとつです。とはいえ本場アメリカならいざ知らず、我が国ではそれら本格的な "フレーマー" は未だ数えるほどしか走っていないのが現実。というわけなので、独自の国産レーシングフレーム、これから自分たちで作り始める事にしましたよ。