ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] チームが運営停止したりシートが足りなかったり・・・景気後退によりライダーたちには試練の時が続きます。
開幕まで2ヶ月を切った全米プロ・ダートトラックレースの最高峰AFT: アメリカンフラットトラック。その登竜門であるサポートクラス・単気筒450ccカテゴリーで破竹の連勝を遂げたオレンジ+赤牛のファクトリーチームは今期のレース活動を行わないそうで、3連覇を目指す "ゴールデンボーイ" は個人的な体制でチャンピオン防衛に臨む様子。他にも未だ今年のシートが見つからずに右往左往しているライダー多数。これだけで食えてるライダーはほんの数人というのが現実、とはいえ。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 勝負する気があるんだかないんだか、ですがコンティンジェンシー (賞金) はしっかり充実させるらしいです。
暮れも押し迫ってきましたがあちらのレース界では来期に向けた諸々がさっそく動き出しています。ハーレーダビッドソン社は来期2024シーズンのレーシングコンティンジェンシー・プログラムを数日前に発表。キングオブバガーズ・スーパーフーリガンというアメリカらしさ満点の2大ロードレース・カテゴリーと (一応?) AFTスーパーツインズを対象に、総額57万ドル以上の提供を準備。決勝に残らないと、1〜10位内に入らないと、が条件だったりするのでまぁ、絵に描いた餅、ですけどね。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] これからハイシーズンの珍?ハードコアー?オーバルレーシング、いつの日か日本で実現しそうな目は・・・?
夏の暑さも冬の寒さも、そこそこ穏やかな我が国の遥かナナメ上を行く厳しさの彼の地アメリカで、ダートトラックレーシングの最盛期といえば春〜初秋。堪らない暑さと陽射しを避けて特に盛夏にはナイトレースが主流だったりするほどですが、そこから一転凍える寒さの厳冬期には、この時期ならではの風物詩、スパイクタイヤ装着の氷上レースが (一部地域で) 始まります。今回は特に、自然条件に左右されにくい、インドアアイスアリーナで行われる極小オーバルレースに注目してみましょう。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] メイカー系デザイナーの方々ってこういう路傍の原石みたいの見かけて刮目したり閃いたりしないんですかね?
45年くらい前のモトクロッサーのアルミタンク、40年ちかく前の市販車用フレーム、およそ20年前の450ccモトクロッサーエンジン、15年くらい前に大流行した230cc大衆車のフロントフォークなど様々な国産バイク部品・・・を、用法用量を厳しく守って正しく配し、本場アメリカ的なダートトラックレーシングエッセンスに1年ちょっとドップリと漬け込みますと・・・元AFTチャンピオンもアチラ製と見紛うチョー本格マシンの完成です!しかもちゃんとそれらしく走るって話(当たり前?)。
ロレンス編集部
[Flat Track Friday!!] 実は!流行らなくて全然いいぞ、と腹の底では思っている"性悪プロモーター"なんです、私。 [連載300回記念]
2018年の3月にひっそりと始まった当コラム "Flat Track Friday!!" 、休まず弛まず (!?) 毎週金曜日の朝に、ダートトラック (=フラットトラック) に関わるトピックをご紹介し続け、今回なんと300本目!我が事ながらよくまぁ飽きずに・・・などと思いますが、これもひとえにご覧いただく皆さまの熱きご声援あってこそ。誠にありがとうございます。毎週毎週書き綴ったこの5年半で我々を取り巻くダートトラックシーンは・・・いや、まぁ、そんなに進化や深化はしてないかもしれませんけどねー。