ロレンス編集部
デジタル空間に存在する現代の仮面舞踏会
非日常的な舞台装置である仮面舞踏会
退廃主義的な出会いと言えば仮面舞踏会は憧れる人も多いだろう。仮面舞踏会の出会いというのは社交界に参加できるだけの一定の身分の男女であるというフィルターがある上で,誰かわからないが会話だけでお互いの興味関心を確かめ合うというものだ。さらに顔を隠すことで昼間の自分と違う自分になり,大胆になれるという効果が期待できる。
出会いにおいて舞台装置のフィルターは大事だ。街中でのナンパが難しいのは,まったく相手の情報や今急いでいるのかかどうかなどがわからないなかで,服装と容姿と声かけの雰囲気だけで判断するしかないからだ。
これが一昔前のセンター街であればチャラ男な恰...
ロレンス編集部
魚が欲しければ海川に行け。果実が欲しければ山に行け。異性と会いたければパーティーへ行け。- M穂がくれた教訓
実はあまりモテていなかった20代の痛い思い出
最近でこそ、わりと一人の女性と出歩くことが多くなった私だが、実のところ女性の知り合いは多いほうだと思う。
しかし、20代の頃の私は、決してモテない、とは言わないが、地味なほうだったと思う。
彼女というか定期的にデートをする相手が常にいるわけでもなかったのだ。
それが変わったのは、ある友人の一言だった。
友人といってもそれは男性ではなく、女性である。私の大学時代の悪友の彼女、だった。仮に彼女の名前をM穂と呼んでおこう。
彼女となぜ二人きりで飲んでいたのかは忘れた。私が28歳、彼女は26歳くらいだったと思う。
そのときM穂は言った。楠くんって、見...
ロレンス編集部
薄幸の女性画家 フリーダ・カーロから学ぶ、幸せな人生を歩むために大切なこと
自分を愛する強さを持っていますか?
「私自身に感謝。私を愛してくれるすべての人のなかで、私が愛するすべての人のために生きようとする、私の途方もない意志に感謝」
これは、20世紀前半に活躍したメキシコの女流画家フリーダ・カーロの言葉です。
幼少期には急性灰白髄炎によって長きにわたって寝たきりの生活を送り、長じてからも深刻な交通事故や、その影響による流産、結婚の失敗など、恵まれた人生を歩んできたわけではない彼女が発するからこそ、とても重みのある言葉だと思いませんか?
マグダレーナ・カルメン・フリーダ・カーロ・イ・カルデロン(Magdalena Carmen Frida Kahlo y Cal...
ロレンス編集部
別れ話を電話で済ませた役者のおかげで、詰められそうになった夜
愛の伝道師の不手際
ドラマ「半沢直樹」で人気を博し、最近では「LOVE理論」なるドラマで愛の伝道師的な役柄を演じている片岡愛之助さんだが、恋人との無粋な別れ方でトラブルの最中にいるという。
なんでも電話で別れを告げて、それで交際は終わったと思い込んでいた愛之助さんに対して、女性のほうは別れたつもりになっていなかったという。長いこと愛を育み、結婚も見据えていたはずの愛しい男が、まさか自分に対して一本の電話で終わりを告げるなんてことができるはずがない。彼女の立場から言えば、そういうことだったらしい。
その結果、思いもかけない愁嘆場に多くの一般大衆を巻き込むことになってしまったわけだ。
「楠さ...
ロレンス編集部
Virtual SEX Revolution
ITが進化させてきた仮想SEX
好奇心と刺激を追求している退廃主義社にとってITは新しい欲望をかき立ててくれる道具でもある。電話の登場がテレホンSEXを可能にしたが,通信自由化によって登場したダイヤルQ2は知らない人と電話で繋がってテレホンSEXをするということまでも可能にした。その後のインターネットの登場とブロードバンド化はビデオチャットSEXまで可能にし,最近では普通の女の子達が日本中の不特定多数の男性達とリアルタイムでチャットをしながらオナニーをすることでお金をかせぐことまでできるようになった。
ITは人々の欲望をかなえるために進化を続けていることも事実であり,妄想を現実化する道具...
ロレンス編集部
フレッドの【18禁のナイショの話】一度したらもうしないっ。わがままな男、それがN本。
こんばんは。夜でも朝でもこんばんは。
私、フレッドです。
フレッドは皆様に、禁断の夜の世界を提供し、濃密な闇の気分を共有しようと常日頃から、おかしな性癖の友人との交流に金も時間も惜しみません。それが私、フレッドのよいところなのです。
明日の朝、九州に出張で朝が早いため、ちょっと短めですが、中身は濃いです。
私、フレッドの友人、N本の話です。
N本は、それほどハンサムというわけではないですが、自称モテ男です。彼の信条は、一度でもセックスをした相手は二度としない、というものでした。
みなさんはどうでしょう??
私、フレッドは、わりと選り好みをするので、相性の良い相手に出会った時には、「1万回...
ロレンス編集部
結婚至上主義に陥る男と女。恋愛至上主義者でありつづけたい私を責めるなかれ。
恋愛するよりも先に結婚を口にする男
結婚願望が強い友人の話だ。
私にしては実に珍しいのだが、その友人は男性である。
仮にW辺としておく。
W辺は、30代後半なのだが、見た目は若い。美男とは言い難いが、女性受けは悪くない。
彼は常に「箸でくるくる回さなくても味噌が均等に混ざっている味噌汁を毎朝飲みたい」という。だから結婚したいのだそうだ。
どういうことかというと、彼は基本朝は和食党なのだが、インスタントの味噌汁はほっておくとすぐに味噌とお湯が分離して、味噌が下に沈む。それが嫌だ、というのである。
お前な、と私は諭す思いでW辺に言った。女を最初から妻としてみてもいいことないぞ、と。「女性はお...
ロレンス編集部
退廃主義的インバウンド戦略:大和撫子よ世界の富裕層と愛をささやけ!
ますます増加する訪日外国人
インバウンドビジネスが活況だ。日本を訪れる外国人の数はうなぎ登りで,昨年は1341万人。今年度も前年度比40%ほどの伸びで増えているようだ。百貨店からドラッグストアまで外国人の消費によって支えられているビジネスの範囲も広がっている。
退廃主義が広がる成熟社会は文化をビジネスにする。観光立国化は日本が成熟社会になっていく中では当然の選択と言えるだろう。しかし,そうした文化を体験してもらうのに,短期滞在で炊飯器やウォシュレットを買って帰ってもらうだけではもったいない。
AirBnBという新しい滞在モデル
やはり日本文化をじっくりと感じてもらうのは長期滞在だ。受け皿...
ロレンス編集部
【フレッドの18禁のナイショの話】エピソード4 ウサギをこよなく愛する男。
こんばんは、昼でもこんばんは。私、フレッドです。
今回は、ウサギを愛する男の話をしましょう。ウサギといっても、二本足で立って歩きます。そう、いわゆるバニーガールです。
バニーにあらずんば人に非ず?
その男、名前は仮にAとしましょう。Aは、飲みに行くにもバニー、性欲の対象もバニー、いつでもバニー、私フレッド、という具合にとっても徹底している男でした。
いまでもあるらしいですが、Aとよく飲み歩いている頃、「エスカイヤクラブ」というバニーガールが接待してくれる会員制のクラブによく連れていかれました。
Aはここの会員で、私、フレッドにもしょっちゅう会員になれ、と勧めてくるのです。私、フレッドもバ...
ロレンス編集部
【フレッドの18禁のナイショの話】エピソード3 写真撮影に命を賭けるオトコ。
こんばんは。朝でも昼でもこんばんは。
フレッドです。
今回は、私、フレッドが、実にユニークな性癖を持つ人と東南アジアに出張したときの話をしましょう。もうかれこれ10年ほど前の話です。
その人は、そうですねえ、仮にYさんとしましょうか。Yさんは、取引先のメーカーの技術者でした。あ、私はフレッドです。お忘れなく。
女性をホテルに呼んでくれ
Yさんと私、フレッドは一仕事を終えて、華人の屋台街で食事を済ませました。若干ぬるいビールを飲みながら、Yさんは私にこう言いました。ねえ、ホテルに女性を呼べないかな、と。
できるだけ綺麗で、細くて、髪が長い女性がいいなと、Yさんは続けました。
私、フレッドは...
ロレンス編集部
はあちゅう女史のご飯偏差値理論の是非
先月今人気急上昇中のはあちゅう女史のあるコラムが炎上して話題になった。
それは20代女子は年上男性とのデートでご飯偏差値を高めるべきというもので,「今どきそんなバブルみたいな発想おかしい」「ご飯偏差値の高い女子なんか相手にしたくない」などTwitter上ではかなりの反論が出ていた。
はあちゅう(伊藤春香) 20代女子のご飯偏差値は不倫でつくられる<東京いい店 やられる店> - 幻冬舎plus
この間、恋愛系の取材の時に 「不倫なんて、女子大生から 社会人3年目までの間に絶対に一回は 経験しますよ。全ての女子が通る道ですよ」 と言ったら、相手にすごく驚かれました。 まぁ、不倫といったら問題...