ロレンス編集部
BMWのカスタムプロジェクト"IGNITE STRAIGHT 6"の紹介ビデオが公開!
河北啓二氏と永 井健次氏のインタビューを中心とした、カスタム作業の裏話。
一瞬だが、実際に走っているところが映るが、果たしてそれが実車かどうかは判別つかなかった。
しかしながら、このプロジェクトに賭けている関係者の熱い気分がよく分かる動画だ。
【第42回東京モーターサイクルショー私的レポート(2)】BMWと日本のクリエイターの最強コラボレーションに驚愕。 - LAWRENCE(ロレンス) - 男と女のバイクキュレーションマガジン
大人のバイクと、不良の匂いの両立という矛盾に挑んだBMW BMWのオートバイに対する世間一般的な印象は、やはり裕福な医者か弁護士あたりが乗っていそうなラグジュア...
ロレンス編集部
【第42回東京モーターサイクルショー私的レポート (3) 】愛してくれる者以外は拒むかのような激しさ。MVアグスタの昏い情熱。
最近メルセデスAMGとの資本提携を発表しているMV Agusta。しかし今回のブースでは、そのイメージを知らしめるような展示はなかった。
それよりも僕が大きな違和感を感じたのは、展示品を覆い隠すような白い壁。来訪者にすぐ見えるような形でバイクを展示している他のブースとは、まるで印象が異なる。
実際には、来訪者がそれぞれのバイクに跨り、写真を撮るときに余計な背景が映らないようにという配慮であるのだろうが、違和感を感じたのは事実だ。
ただ、それはもちろん悪い意味ではない。
今のMVアグスタに、幻のレースの名門のイメージを重ねる者にとっては、その孤高の王者の印象を裏付けるような配置であり、ブー...
ロレンス編集部
【メーカーブースより】スポーツアドベンチャー斬り・その③「MV AGUSTA Japan」
世界グランプリを席巻したロードレース界の巨人「MV AGUSTA」
みなさんはMV AGUSTAというイタリアのバイクメーカーにどういうイメージをお持ちでしょうか。F4というまるでバイク界のフェラーリとも言える流麗なデザインのスーパースポーツマシン。あるいは年配の方なら、60年代から70年代にかけてジャコモ・アゴスチーニやジョン・サーティースといった、ロードレースの巨人たちがもたらした世界選手権での偉業でしょうか。あるいはメルセデスベンツの高級スポーツブランドAMGと資本提携したラグジュアリーなブランドイメージでしょうか。
貴族の文化から発展したことを今に伝えるブランド力
オートバイが貴...
ロレンス編集部
【第42回東京モーターサイクルショー私的レポート(2)】BMWと日本のクリエイターの最強コラボレーションに驚愕。
BMWのオートバイに対する世間一般的な印象は、やはり裕福な医者か弁護士あたりが乗っていそうなラグジュアリーなツアラー、という感じなのではないか。もしくは、中高年が安全性と快適性を両立させた、二輪を乗ることにおけるリスクを極力排した大人のモーターサイクル。
その印象は事実BMWが狙うところだろうと思う。二輪の危うさを感じさせることや、過激な走りへの誘いは、より大きな市場を狙っていくうえでは百害あって一利なしだからだ。
だから、ハーレーやカワサキなどが湛える不良の匂いとは、BMWは別世界であっていいし、ドゥカティやアグスタのようなスロットルを全開にしろよといいたげなラテンの挑発とは無縁であっ...
ロレンス編集部
【メーカーブースより】スポーツアドベンチャー斬り・その②「Ducati Japan」
ドゥカティからはもちろん「MULTISTRADA」です。2003年にリリースされたムルティストラーダはまさしくスポーツアドベンチャーの先駆けとなったモデルと言えるでしょう。
フータ街道を最高峰モデル999シリーズよりも速くアップライトなポジションで快適かつ爽快に走り抜ける事ができ、かつタンデムやツーリングでも扱いやすいバイク
この開発コンセプトにも伺えるように当初からアドベンチャースタイルでスーパースポーツを目標としていたようです。発売当初はオフロード寄りアドベンチャー「BMW R1150 GS」がそのシーンで圧倒的に中心的な存在であったために、ドゥカティからリリースされた新しいコンセプ...
ロレンス編集部
【メーカーブースより】スポーツアドベンチャー斬り・その①「BMW Motorrad Japan」
ライダーにとって桜の便りとともに毎年楽しみにしている東京モーターサイクルショウ。この季節、「花よりバイク」って方も多いことでしょうね。東京モーターサイクルショウの各メーカーブースではいま話題のマシンが多数展示されていますが、私はあえてスポーツアドベンチャーに注目してご紹介してゆきます。
進化するアドベンチャーに注目してみたい
近年、世界的な人気となっているアドベンチャータイプは、各メーカーでもすっかりひとつのカテゴリーとして定着してきた感がありますが、最近の傾向としてはよりオンロード性能を重視したスポーツアドベンチャーへシフトしているようです。さらに最速クラスのスーパースポーツに迫るモデ...
ロレンス編集部
【第42回東京モーターサイクルショー私的レポート(1)】会場の片隅でみつけた懐かしい友人たち。
1989年に登場し、2007-09年にすべてのモデル(400/750/1100cc)が生産中止になるまで、日本の国民的モーターサイクルは、間違いなくZephyrだった。
僕は初代の400ccのZephyrから始まって、1100、750と3つの排気量のモデルをすべて購入した、Zephyrのヘビーファンである。
Zephyrが登場した1980年代後半は、レーサーレプリカ(すでに死語ですね。今で言うスーパーバイク)全盛で各メーカーの主力モデルは、全身を流麗なカウルで覆われた、まさにレーシングマシンの姿を模したバイクたちだった。
パワー、スピード、コーナリング性能、それぞれが最高であり、メーカー...