ロレンス編集部
【メーカーブースより】スポーツアドベンチャー斬り・その⑤「Triumph Motorcycle」
トライアンフのアドベンチャー「タイガー」はBMW GSに次いでこのジャンルの人気のモデルです。800ccというミドルクラスながら、ライドバイワイヤによる電子制御が高度なトラクションコントロールとABSをコントロールし、あらゆる走行環境に対応するハイテクライディングがライダーをサポートします。この睨みつけるようなフロントマスクもタイガーの大きな魅力のひとつと言えるでしょう。
大排気量で大型化してゆくアドベンチャータイプの中で、800ccというミドルクラスをチョイスしたトライアンフ・タイガーの成功は、本国イギリスではなんとシェア50%にも昇るそのセールス実績で証明されています。搭載されている...
ロレンス編集部
バイクブームの本格的到来を予感させた今回の東京モーターサイクルショー
今年のモーターサイクルショーは、思っていたよりもずっと盛況で、かつ女性向け、もしくは家族向けの目線が強かったような気がします。
やはりリターンライダーブーム、ということなのでしょうか。
各メーカーとも、もちろんレース用車両の展示はしていたし、スーパースポーツのデモ車両も多かったけれど、パワーとかスピードというよりは乗りやすさや快適、もしくはオシャレな印象を前に出そうとしていたように思いました。
(実は期待していた)各ブースのキャンペーンガールの皆さんの露出も控えめで上品、家族連れにむけても穏やかな印象を与えるべく抑えていた感じもしたし。
全体的に、オトナの趣味へとオートバイが変化していく...
ロレンス編集部
カスタムテイストが漂う「DUCATI SCRAMBLER」
ドゥカティからはやはり話題のスクランブラーでしょう。実車は想像以上にコンパクトで装飾性を排したシンプルな構成がかえって新鮮です。今年のモーターサイクルショーは世界的なカスタムブームの流れを受けているのか、メーカーカスタムの提案も多く見受けられましたが、マシンのみではなくバイクを含めたライフスタイルも合わせて提案したいという、このスクランブラーもドゥカティによるカスタムシーンへのひとつの回答なのではないでしょうか。
ハンドル周りはメーター1つのみというこれ以上はないほどのシンプルさです。
1970年代のダートトラックレーサーを思わせるティアドロップ型のタンクから、短く切り詰められたシートと...
ロレンス編集部
ヘルメットはより軽く、そして変身する
東京モーターサイクルショーは各社の最新バイクを見るのも楽しみですが、様々な周辺メーカーの出店も見逃せません。そんな中からバイクに乗る時にはかかせないヘルメットの展示をご紹介します。
まずはバイク用のフルフェイスヘルメットを世界で初めて発売した「BELL」(間違ってたらごめんなさい)のラインナップ。ネイキッドの80年代スーパーバイクのイメージならBELLで間違いないです。
アクティブの小山さんにお聞きしたところ、一番人気はカーボン製のモデルだそうです。やはりずっと頭にのっかっているものなので軽いにこしたことはありませんね。
RS TAICHIブースの「HJC」ホルヘ・ロレンスモデル。
「K...
ロレンス編集部
【メーカーブースより】スポーツアドベンチャー斬り・その④「KTM JAPAN」
オーストリアの名門・KTMブースに鎮座していたのは「KTM 1290 SUPER ADVENTURE」。まず、ひときわ巨大な車体に圧倒されます。KTMはヨーロッパのオフロードバイクメーカーとして最高峰のひとつで、モトクロスやエンデューロの世界選手権はもちろん、近年は南米のダカールラリーで14連勝中というアドベンチャーレースでは不動の王者となっています。
そんなKTMはBMWと並び早くからアドベンチャーモデルをラインナップしていましたが、MotoGPへの参戦やDUKEというユニークなオンロードバイクで独自の路線を歩んできました。古いバイク乗りの私としてはやはりエッジの効いた、エンデューロバ...